高宮東さんのレビュー一覧

密約の鎖 小説

深月ハルカ  高宮東 

口移し!


最初は地検、潜入と文字も多い(2段はかなり久しぶり)小説なので、難しいお堅い内容だったらどうしよう…と思ってましたが、そんなこともなく読みやすかったです。

ワインを口移しで飲ませるシーンに萌えました。
高宮東先生のイラストも素敵です。

検察事務官の悠斗ですが、堅い感じもなく、むしろ可愛いくらいです。
ちょっと、子どもっぽさも感じますが、純粋で真っ直ぐな悠斗です。

悠斗が自…

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ゆるふわ王子の恋もよう 小説

妃川螢  高宮東 

天才と何かは紙一重と申しますもの

「シンデレラの夢」の続編スピンオフで、前作の受け主役玲の可愛いけれど
ちょっとおバカな教え子円華がなんと攻め主役で登場します。
前作でタイ旅行で出会っていた子供たちがスピンオフの主人公で登場するし
前作の主役二人も出てきてにぎやかに明るく楽しめるストーリーになっていました。

それに今回の主役二人のそれぞれの両親のお気楽能天気な雰囲気も楽しいのですが、
こんな両親がいたら子供は輪をかけ…

8

彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

記憶喪失ものなんだけど…

いわゆる記憶喪失ものとは少し焦点が違って面白かったです。
最初の話はまぁわりと定番の
付き合う前くらいからの記憶を喪失(攻め)→男の恋人なんてっ!?と受け入れられず→でもなんか好き
恋人記憶喪失→恋人と見てくれない冷たい仕打ちに傷付く(受け)→でも記憶はなくても彼は彼、好き
というパターンですが、そこに実は記憶を失った恋人は自分に対しては甘々だけどそれ以外はキツイ性格で、しかも付き合う前の…

9

追憶の雨 小説

きたざわ尋子  高宮東 

特殊設定ファンタジー第2弾。

『秘匿の花』の続編というかスピンオフですね。

前作の約30年後で、こちらのメインキャラクターは前作にはまったく出て来ませんので単独でも大丈夫、と言えばまあそうですが、基本設定がちょっと特殊なのでいきなりこちらだけ読むと何が何だかかもしれません。

ただ、こう言ってしまっては何ですが、別にバル・ナシュがどうのこうのという『特殊設定』抜きでも(あえて無視しても)、ラブやストーリーにはたいし…

2

追憶の雨 小説

きたざわ尋子  高宮東 

執着溺愛×執着溺愛

攻めのエルナンにとっても執着されて溺愛される内容ですが、それを受けるレインも
気がつけばエルナンに負けず劣らず執着溺愛していることが分かる激甘作品。
既刊「秘匿の花」のスピンオフ作で、世界観は同じ普通の人間としての生を終えた後
不老の種族バル・ナシュに変化するファンタジー。

ファンタジーですが、単に死んで甦る、能力的には普通の人間に暗示をかけたりする
能力はありますが、それ以外に特筆…

1

追憶の雨 小説

きたざわ尋子  高宮東 

色々と惜しすぎる

不老の種族パル・ナシュという設定の元の2作目だそうです。
前作『秘匿の花』の主人公カイルと英里も登場しますが、前作に全く登場していない登場人物の話しですと、後書きにかいてありました。

再会と執着愛、過去のこだわりがこの話の総てのようで、自分にとって3度ほど読みかえしてみてもどうしても”ヤマなし、オチなし”なストーリーに、色々拾えばアレコレありそうなのに、徹底的に主人公二人の関係だけをクロー…

5

海色の恋は波瀾万丈 小説

若月京子  高宮東 

箱入りアホ息子

男との結婚が嫌で陸へと家出した人魚の深月。
逃げないようにと甘やかす婚約者の昂。

甘味で餌付されていく世間知らずの深月が可愛いです。
どんどん食い意地が張ったおバカさんに。
婚約者の昂は社長の息子でイケメンとモテ要素いっぱい。
でも昂には深月しか目にはいってません。
服にこっそり探知機をしこむほど執着してます。
テレビからいろんな知恵をつけていく深月
この後の二人がどうなってい…

1

強がりでも本気でも 小説

きたざわ尋子  高宮東 

セカンド・ラブ。

う~ん、別にキライじゃないんですが正直何を言おうか困るくらいどうってことない作品なんですよね。
引っ掛かりなくするする読めて、でもそれだけって感じです。

祐秋(受)が元彼に捨てられたトラウマに縛られてるとか、別れた後も(実家が隣同志で家族ぐるみの付き合いがあることから)否応なく縁が切れないとか、結構切なさを意識してるストーリーなのに、その元彼の(祐秋の中での)イメージとしての存在感だけは…

0

熱情と執着のベクトル 小説

きたざわ尋子  高宮東 

静かな熱情

飄々とした攻め×翻弄される受け。
これだけだとよくある組み合わせですが、無理矢理とかじゃなくて、攻めにきっかけを作られて、そのあとはなりゆきで、みたいな感じ。

まず読んで最初の感想としては、丁寧な文章だなぁと思ったんですよね。シリーズ物だからっていうのもあると思いますが、お話のボリュームに対して状況説明、登場人物紹介が多いです。物語を追っている感じになってしまって、受けと攻めの関係や心情を…

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彼をさがして 小説

風見香帆  高宮東 

ただの記憶喪失ものじゃない


地味だけれど性格は女王様な主人公・相馬にひたすら尽くしていた攻め・勝倉が、記憶を失うことによって俺様な性格になってしまうお話。
相馬の前ではまるで下僕だった勝倉なので、二重人格のような豹変ぶりに戸惑う相馬の心情が細かく描かれています。

ただの記憶喪失ものではなく、記憶どころか性格までもがまるっきり変わってしまう攻めがとても斬新でした。
相馬は勝倉の手によって女王様に育てあげられたので…

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