高橋悠さんのレビュー一覧

花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

濃密

面白かったです。
ドラマ性抜群で、登場人物みんな魅力的。
夜光花さんがあとがきで「二冊に分けたかったお話」というのに納得、ストーリーがテンポよくドラマティっクにぐいぐいと進んでいく。
シリーズ的には五冊目なんだけど、シリーズ物って巻を重ねるごとに薄ーくつまんなくなっていくものが多いもんで、これは凄いと思いました。
ヨハンに生ぬるい救済を与えなかったところが好き。最後まで暗い信念を曲げなかったところ…

1

花の残像 小説

夜光花  高橋悠 

本シリーズより面白い

『凍る月』シリーズのスピンオフですが、本シリーズよりもこっちのほうが面白かったです。
攻めはとことんカッコイイし、受けにイラつかされることもない(本シリーズの受けにはとてつもなくイライラさせられたもんで…w)。
健気受けにもうちょい芯のある凛とした魅力があればいな~とは思いましたが、それは望みすぎかな。
とくに物語のラスト、そこに至るまでの展開が素晴らしかった。
お互いに一目惚れみたいなもんで、す…

1

凍る月~灰色の衝動~ 小説

夜光花  高橋悠 

登場人物増えたー

シリーズ三作目。
相変わらず受けの性格は物凄く苦手なんですが、攻めはカワイイし(カワイイといってもキュートではなく、肉食獣なのにアホでヘタレというかわゆさです)、いっぱい登場した新しい脇キャラも魅力的だし、ストーリー展開も起伏に富んでて楽しかったです。
しかしホント、この受けの性格どうにかならないかな~(涙)。危機感ゼロで、知り合う男をみんな受け入れて案の定危険な目にあう。学習能力がなさすぎる。

3

凍る月~紅の契り~ 小説

夜光花  高橋悠 

ダメだ、この受け苦手だ

「みんな仲良くして><」みたいな、主人公の受けのお花畑な性格が鼻について仕方なかったです。
殺しちゃらめー!みたいなこと言ってるけどさ、たとえば黒澤が目の前で平然と人殺しをする強烈なシーンを見たはずなのに(前巻の終わりの方で)、助けられただけで「本当は悪い人じゃない!」って、よくワカランかったです。受けの道徳観はどうなってるんだ。
もともと綺麗事を訴えて結局ピンチになってヒーローに助けられるアホキ…

3

凍る月~漆黒の情人~ 小説

夜光花  高橋悠 

餌が完全に優位です

基本的にファンタジーものは苦手な私なんですが、面白かったです。
しっかりした設定とストーリー性のあるお話で、さすがだなと思いました。

獣人と餌のカップルなんだけど、設定が明らかになればなるほど「なんという、餌に都合のいいシステムなんだ!」と思いました。
「捕食者と餌」という言葉に騙されちゃうけど、契約は餌の意思ありきだし、捕食者は餌を殺せないし、どちらかにならなきゃいけない状況なら私は餌になるほ…

3

夜来香(イエライシャン) 小説

久能千明  高橋悠 

うひー、面白かった!!

ホラーだ!
ホラーだ!
BLでこんな上質のエロホラーに巡り会えるとは思わなかった!
イマドキの作品なら絶対にこうはしなかったであろう、モヤモヤ度50%のラストが憎い。憎くて大好き。

冒頭から中盤にかけてのジワジワくる不気味さ。
最近めっぽう怖い話に弱くなってる私は、薄気味の悪さに耐えられず、部屋で読むのをやめました。昼間にマクドナルドにしけこんで、ザワザワうるさい中で読みました。
チキンと言って…

1

優雅な彼と野蛮な僕 小説

神奈木智  高橋悠 

大人×子供

出張ホストクラブのNO1ホスト、トヲルはお金と女が大好き。
ある日社長の策略と、提示された報酬に負けて初めて男の客と寝ることに。
その相手、神原はトヲルの想像を裏切って物腰柔らかな紳士だった。
金のため……そう自分に言い聞かせて相手をするトヲルに神原は優しかった。
しかし事件はその後起こった。なんとトヲルが女性客相手に役立たずになってしまったのだ。
すべては神原のせいだと息巻いたトヲルは…

0

狼たちの秘密 小説

五百香ノエル  高橋悠 

OH

普段、刑事もの~や推理もの~は読まず嫌いで
結構敬遠しちゃうんですが、これは面白かったww
挿絵の高橋さんとセーラー服で犯される受にアンテナピーンw
で思わず衝動買い、衝動読みでしたが、これは当り!
思わず神をつけたくなるレベルってこのことですね(´∀`)ノ
もちろん、性的な意味でwwハァハア

お話の主要キャラクター設定としては
ヤクザ×刑事。同性愛、そして職業も対立してるわけだ…

2

狼たちの秘密 小説

五百香ノエル  高橋悠 

SMカップルの濡れ場エロ会話にしびれた!

攻撃的な表紙と帯に怯んだものの、買って当たりでした。くじけなくてよかったー。最初から最後まで、作品の雰囲気が一貫しててとてもよかった。近未来の世界、ずっと雨が降ってて、陰惨な猟奇殺人が続く・・・サスペンスものの韓国映画を観ているようでした(登場人物達の名前もそんな感じで)。
時々文章に読みづらいところはあるのですが、それを差し引いても面白くて一気読みしました。
やはり特筆すべきはこの主人公、ソ…

3

えだぼん 榎田尤利デビュー10周年記念小冊子 特典

表紙のやきのりがかわいいー!!

榎田尤利さんの10周年記念の小説b-boyの付録小冊子。
これだけの為に買いましたとも!!
しかし・・・薄~いぃぃ(涙)
ルコちゃんシリーズが一番人気なんで、それが一番フューチャーされているんですが、自分的には「ビューティフルプア」が好きなんですね。
書き下ろしの「pieta」の東海林とルイコちゃんのイタリア滞在の話に、チラっとアロウが登場しているのに、ニサニサしましたとも!←ちょい嬉しか…

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