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15/37(合計:364件)
木原音瀬 高緒拾
田嶋
ネタバレ
多様な感想があるこの作品ですが、自分は読み終わった後、面白かったなぁ! と素直に思いました。木原先生の作品を読み始めて、いろいろ酷い?カップル達に慣れてきたせいかもしれませんが……。 大河内が青池に対してやってきたことは、普通にパワハラで、しかも会社に居られないように徹底的にやる! って感じで、最初は大河内という人間に全く好感が得られませんでした。 けれど青池の奇行を見ていくうちに、だ…
栗城偲 高緒拾
とおるる
読む前は、受けの設定に不安がありました。 中卒なのは構わないんですが、チンピラだということだったので「可愛げないチンピラだったらやだな」とか、「口が悪すぎて萎えたらどうしよう」とか。 しかも当たり屋……「倫理観破綻してるキャラだったら、果たして私は最後まで読めるだろうか」。そんな心配をしていました。 しかし、そこはさすが栗城先生。 読んでみてわかったのですが、受けは確かにチンピラ。口も…
沙野風結子 高緒拾
M+M
原作が沙野風結子先生というだけあって、主役二人だけでなくその友人も含めた4人の過去や現在の思いがもれなく書かれています。友人同士なんだけど、その情を利用しているとか。 誠実そうなのに嘘だらけの主人公が、自分から語ることがなかった吾形の一途な思いを知るにつれ変わっていく様が胸にグッときました。 そんな本編の後に、番外編漫画「引っ越しと丼とご挨拶」で友人二人の今後を思わせ、ショートストーリ…
まりぽん812
SSペーパー付のコミックを買い慣れていなくて、うっかり本編を読む前に読んでしまいました。リアルな鯛の絵から目が離せなくて(笑)。 場所は啓人のマンションでしょうか。 啓人、孝二、イクが揃ったところに、アガタが鯛を釣ってきて、アラ煮、鯛飯、お造りなどを作り始めます。居酒屋で働いたことがあるアガタなので、きっと美味しいのでしょうね。 孝二は、アガタから「米を研いでくれ」「湯を」とか、あれ…
沙野さんの作品は初めてなので、コミックだと入りやすいかも…と読んでみることに。高緒さんは、栗城偲さんの「玉の輿シリーズ」と木原音瀬さんの「FRAGILE」の挿絵で拝見したことがあり、気になっていました。 とても面白かったです!スリリングな展開に、高緒さんの人物の強い目力がぴったりでした。沙野さんと高緒さんのほかの作品も読んでみたくなりました。 物語は、やり手の若手弁護士・周藤啓人の元に、同…
いるいる
元となる小説が出版されているのではなく、 小説家さんが書き下ろしたストーリーを漫画化した作品です。(…でいいんですよね?;) 全体を通して重い雰囲気がさるのですが 漫画で表現されることにより良くも悪くも中和作用があった気がします。 バックボーンや落しどころは突き詰めて考えると闇をはらんでいるような…? 漫画のページ数では限界があり表面をサラッと撫でるだけに留まったので 読みやすかっ…
ポッチ
沙野さん作品だったので当然のごとく小説だと思っていたので、手に取って初めてコミックだと知った時は衝撃でした。沙野さんの漫画原作はお初ではなかろうか。 という事でレビューを。 主人公は弁護士の啓人。 小学生の時に父親を亡くし、以来養護施設で育った青年。 啓人は勝利を勝ち取ることが多い敏腕弁護士ですが、その手口はかなり強引。正義や道徳心は持ち合わせていない。 その理由は、彼の生育…
ぴれーね
こちら、沙野風結子先生原作、高緒捨先生作画によるシリアス寄りの再会ものです。 失礼ながら、好きな作家さん原作でコミカライズされたものと言うのは、個人的にはハズレが多かったりするんですけど。 漫画になると良さが半減みたいな。 それがですね、今作は凄く良かったです。 沙野先生の作風の良さを生かしつつ、漫画としての面白さもちゃんと出ていて。 それと、小説の挿し絵では高緒先生のイラストを…
TAOryan
やっぱり良いですね、年の差身分差健気受け。 私は両想いになるまでの過程が最高に萌えるタイプなので、この一巻で充分腹一杯になりました。ありがとうございます。 特に受けが涙して傲慢な攻めが狼狽えるシーンは大好物なので、青依の泣くシーンなんかとっても良かったです〜笑笑 あとは酒匂さんが怒っちゃったシーンも好きでした。不憫な受が誤解されまくった後に攻が勘違いに気づき、反省するパターンめっちゃ萌えるん…
青依の将来を巡って、印南と青依の心が大きく揺れる本作。シリーズの中で一番好きです。人生を左右する大きな選択に印南と青依が出した答えは、二人が共に幸せになる最高の形だと思いました。 忙しさに疲弊する印南のそばで、青依は直接的な戦力になれない自分をもどかしく感じます。そんなとき、来日した研究者・ベルが、青依の優れた記憶力に研究者の資質を見いだし、フィリピンに来ないかと誘ってきます。大学に行かせて…