玉の輿ご用意しました

tamanokoshi goyouishimashita

玉の輿ご用意しました
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神31
  • 萌×231
  • 萌10
  • 中立3
  • しゅみじゃない5

80

レビュー数
12
得点
312
評価数
80
平均
4 / 5
神率
38.8%
著者
 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
玉の輿ご用意しました
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784199008726

あらすじ

高級車に狙いをつけ、当たり屋を決行!! ところが、それを見破られてしまった!? 初めての大失態に、内心焦る青依。けれど車から降りてきた男・印南は、青依の痛がるそぶりに顔色一つ変えない。それどころか、平然と「通報されたくなければ言うことを聞け」と命令してきた!! 厄介なことになった、と思いつつ拒否権のない青依に、印南はなぜか「9ヶ月間、俺の恋人のフリをしろ」と言い出して!?

表題作玉の輿ご用意しました

印南高嶺、意趣返しで青依を恋人に仕立てるセレブ32
江鳩青依、中卒で仲間と当たり屋をする青年20

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数12

二人のキャラクターがとても魅力的

小説Dear+アキ号vol.71で栗城さんが描かれていたリーマンの攻めがかっこよかったので(「社史編纂室で恋をする(後編)」)、こちらの作品も読んでみたくなりました。

当たり屋で生活費を稼いでいた青依(受)が、セレブで社長の印南(攻)の車に飛び込むも、失敗。見逃す代わりに『元恋人を見返すための恋人』役を要求され、印南のマンションで一緒に暮らすことに。中学卒業後に一家離散でその日暮らしの転落人生だった青依と、大会社の御曹司で高学歴、何もかも恵まれてきたような印南。育ちの違いゆえにぶつかりながらも、次第に相手の良さに気付いて、惹かれていきます。
オーソドックスな展開ですが、青依と印南のキャラクターが魅力的で、一気に読んでしまいました。

青依は苦労しているのに、ひねくれていないし恨みがましくもありません。成り行きで同居することになった印南と良い関係を作ろうとぶつかっていくし、何かしてもらったら必ず「ありがとう」を言うところに、素直な人間性が出ていると思いました。特に、お子様ランチを食べたことがない印南のために『大人様ランチ』を作ってあげるくだりには、ジーンときてしまいました。青依は他人の心の機微に敏感で、賢いのですね。

そんな青依に影響されて、上から目線で冷たかった印南が少しずつ優しくなっていくのが、とても良かったです。本来の彼は、きっとそういう人なのでしょうね。セレブな家のスパルタ教育で、弱みを見せるな、などと厳しく育てられた感じがします。だから「ごめん」も言い慣れていないし、青依を褒めることもできなかったのでしょう。そんな印南が、青依を抱きしめて詫びる場面は、不器用な男の精一杯があふれていて、ドキドキしました。最初の頃とは別人のよう。もうこの時には、青依を好きになっていたに違いありません。数日後には、服もプレゼントしていましたし(笑)。

青依が自分の印南への恋心に気付いて、自分じゃ釣り合わないと出ていく場面は切なかったですが、ここで二人がすんなりとくっつかなかったのが、とても良かったです。印南が経験させてくれた真っ当な生活を青依が手放すまいと頑張る姿に、青依も印南のおかげで変わったのだと感じることができたからです。

個人的な萌えですが、印南の手の動きにグッときました。青依の腰を強引に抱き寄せ、首筋に触れる手つきが、男らしくて優しくてエロいなあ、と。あとは、青依の涙で濡れた目元や、キスで濡れた唇を、親指でぬぐう仕草とか。体を重ねる描写よりも、そういう手の動きに印南の青依への愛情を感じました。「社史編纂室で恋をする(後編)」でも、そんな描写があり、栗城さんの手の描写がとても好きだなと思いました。

青依のカメラアイ能力を使った描写ももっと読みたいし、印南の過去も気になります。続巻で描かれていることを期待して、さっそく読みたいと思います。

1

訳あり御曹司社長とチンピラ風青年の年の差もの

御曹司のゲイの社長とチンピラ風なノンケの青年のお話です。
話の中で何度も青依が自分が印南に釣り合わない、恥をかかせる、迷惑をかけると思うのが可哀想で切なかったです。
家庭の事情やその後のケガから転落人生で当たり屋なので確かに、印南と関わるにつれ気になってきますよね。
特に会社に書類を届けにいったエピソードは辛かった。

お互い最初はどうなるかと思いましたが、確かに当たり屋相手にいきなり恋人の振りを言い出したのも何か印南には青依にピンとくるものがあったのでしょうか。

一緒に生活していくうちに相手のことがだんだんわかってきたり、青依も変わっていったり、色んな出来事で印南の誠実さ優しさがわかってきましたね。印南がだんだん優しくなってきたし青依も基本的にいい子だし。

好きという気持ちに気がつき青依が逃げ出した時はこんなにあっさり?いいの?と思いましたが印南が必死で青依を探し回ってたんですね!
そこからの甘々展開が切なさを補ってくれました。

印南が今までの恋人と正反対の青依に夢中なのもいいですね!シンデレラボーイですがちゃんと就職してお金を貯めて夜間の高校に通う計画も持ってます。

いいお話なのですが何か物足りないのは何だろう。もっと早く印南のデレが読みたかった?恋をはっきり自覚してからの様子を読みたかった?元彼撃退の目的が突然終わってあっさり同居解消?何が足りないんだろう。

男が服を買ってやるのは脱がすためだとのことですが早いうちから買い与えてましたよね。その頃から印南は青依が好きだったということ?

1

社長×チンピラ!

社長×チンピラ!年齢、学歴、身分、収入その他もろもろ…格差だらけのCPです。
出会いは当たり屋、それを逆手に脅迫して恋人役を演じさせる展開!
というリアルではあり得ない破天荒な状況なのに違和感なく読めてとても面白かったです。
出会った当初、攻めの印南さんは人格的に、受けの青依くんは常識的に破綻しているのですが、二人で寄り添って生活していくうちに徐々にお互いを思いやるように…その成長に腐った親心がくすぐられました。
あらゆる格差を乗り越える原動力となる青依くんの可愛らしさと素直さ、印南さんの懐の深さが良かった!

2

水と油の関係からの変化に萌えた!

発売当初は『玉の輿』という言葉に受けが女性化してるのかな?と連想し、
あらすじの『当たり屋』にツンツンな荒くれ者受けなのかなーと斜めに見てしまい。

どちらの予想も私の見当違いで、面白かったです!

セレブで頑固、庶民の依怙地。
生まれも育ちも正反対で水と油のような攻めと受け。
セレブと庶民では常識も全く異なり、それぞれの領域で理解に苦しむ場面も多々。
それがうまく撹拌されて、水と油が乳化された頃の甘さにすごく萌えました(∩´///`∩)
もらい泣きしたり、ニヤニヤしたり、スッキリ爽快感を味わったり。
楽しく読了出来ました♪


受けは周囲の環境もあり悪いことに手を染めていましたが素直さがあり。
やんちゃな性格だけど健気というギャップにキュンキュンしました(∩´///`∩)
社会から弾き出されるがままの道を進んでしまっていただけで、根本はすごく良い子です。

で、感情が詰まり言葉をうまく吐き出せないと涙が込み上げるタイプ。
喜怒哀楽の表現に泣き虫な部分があり、受けが泣くたびにもらい泣きしてました。
特に「怒」と「哀」の涙が言葉にならない感情がワッと溢れてて、ドパドパと(;ω;)
こういうの弱いわ…。

攻めは、最初"なんじゃコイツ"と思う面が多々(-ω-;)ウーン
でも、話が進むにつれ表情の裏側が見えたら、ただの不器用さんという…v
キリッとカッコよく基本仏頂面だけど、受けの言葉に内心アタフタしてるのが可愛いです!

威圧的でツンツンした態度で恋人の甘さとか無縁そうな雰囲気だったのが、
甘さを醸し出してからがもぉぉぉぉ堪らんっ(∩´///`∩)
わかりにくいけどわかりやすい、遠回しな優しさがすごく良かったです。

そんな2人が、当初の目的であった場面に直面した時。
スカッとする爽快感がすごく気持ちよかった!!!
とても良いザマァ展開でした+゚。*(*´∀`人)*。゚+

水と油の撹拌係になっていた友人兼秘書の酒匂さん。
会話が噛み合わない攻めと受けの良いアシスト役で、この人が登場するとホッとする。
続編では酒匂さん視点のお話もあるので是非是非!

2

学歴なんてクソクラエ

当たり屋として車に故意にぶつかってきた青依を、警察に届けない代わりに恋人のフリをするよう連れ帰る印南。
こりゃないわーと思った出だしですが、当初の思いとは裏腹に面白くてどんどん読み進めちゃいました。

何と言っても、青依が可愛いです。
恵まれた生活はしてきてなかったけど、素直だしちゃんと物事を考えられる良い子(犯罪行為はこの際置いといて)。
印南は嫌なヤツかと思いきや、単に不器用な人だったという。
青依目線で話が進む中でもうっすら見え隠れする、印南の青依への好意がニヤニヤしました。

想いが通じあった後の、印南のデレも良かった〜。
酒匂さんも大変だ(笑)
2人のあまあまがもっと読みたい!と思ったら来月続編が出るみたいで。
あまあまかな〜それともスピンオフ!?
どちらにしろ、あまり待たなくてすむこのタイミングで今作読めてラッキーでした(〃ω〃)

3

かわいい、これはかわいいですね。

最初いくらなんでも犯罪者が主人公ってどうなんだろうか、と引き気味だったのですが、まー素直な良い子ですねえ。こんな環境の中ここまで素直なままいられるもんかな~、と穿った見方も出来なくはないんですけど、根っこの根っこが上品な子なんでしょうね。それを匂わすエピソードが上手く散りばめられていて、好感が持てて感情移入しやすいです。
あとマイフェアレディ的なビフォーアフター、もともと好きなんだったと改めて認識。それもあって非常に楽しめました。

ところで登場人物がみんな珍しい名前で、よくこんなに揃えたものです。
特に印南の秘書、酒匂(さこう)!。最初名字だと思えずに、熟語かと思ってしまったwそしてこの酒匂さん、最初は出来る大人って感じだったのに、本編最後のエピソードになると何か青依をかいぐり構っている様がオネエみたいに思えてくる不思議w

しかし栗城さんはどうも誤字が多いですよね~。酒匂と青依間違えてたり、「○○として」を「○○ととして」みたいな重なり間違いとか、校正いらずの作家さんもいるのかもしれないですが、栗城さんに於いてはもう一人くらいチェックする人付けた方がいいんじゃないでしょうかwせっかくいいお話なのにねえ。

3

素直な10代に癒されます

電子書籍で読了。挿絵なし。

栗城さんのお話に出てくる『素直な子』って、なんでこんなに可愛いんだろうと思います。青依くんは印南に対してだけではなく、当たり屋仲間に対してもそうなんだよね。人間離れした素直さだよなぁ。なんか子ども、それも群れで暮らす動物の子どもみたい。
印南も最初は『嫌なやつ』として登場するんだけど、不器用なだけだっていうのが読み進めるうちに解ってきます。仕事は出来るけど不器用な大人、なんて可愛いに決まってるじゃないですか!
実人生が厳しいので、とても癒されました。

ちょっとだけひっかかっちゃったのは、ラスト近くで印南の親友兼秘書の酒匂さんから、印南が青依を拾ったのは「顔見て気に入ったから」と言われたこと。
いや、顔は大事な要素ですよ。
でも、『マイ・フェア・レディ』のように「顔から入って、顔以外にももっと良いところがあったっ」ってなってたら、私的にはもっともっと好みでした。

0

ちょっとずつ補い合う

学歴もお金も家族もなく当たり屋をやって生活をしている受の青依と、セレブだけど失恋して元恋人を見返そうと考えている攻の印南。恋人を見返すために、青依に恋人役をさせて様々な教育を受けさせる日々。

2人とも、ちょっとずつ欠けていたり足りなかったり、そういう所を補い合っている所が素敵だなと思いました。攻の印南ですが、包容力がある大人な男ではありません笑。セレブに生まれてセレブに育ち、かつ頭も良いので、そうでない人の気持ちとか、「分からない」が理解できないんですよね。だから、初っ端で青依を泣かせるんですが、それがショックだったのか、不器用ながらも反省して、青依に歩み寄ろうとして。青依は青依で、当たり屋をやっていたんですが実は根っから悪い子というわけではありません。青依は勉強をして、マナーも身につけながら、印南の不器用なところに寄り添っていきます。そういう完璧ではない2人が、読んでいて素敵だなと思いました。

0

お子様ランチにあこがれる気持ち

当たり屋と、元恋人を見返したい社長の同居生活。

不幸属性の受が金持ちに、みたいな話は王道ですけど王道万歳です。
ただこれ、攻が包容力のある攻
ってわけではないのが良かった。不器用。礼儀作法にうるさい割に、おかえりただいまの挨拶はろくに出来ないあたりに育ってきた環境に問題感じます。そんなだから、して欲しいことに出迎え、なんて言っちゃったのかな。
攻が、最初は見下してた相手が予想外に可愛くってぎゅんぎゅん惹かれてる様が、それが無自覚受視点なんだけどわかるのが楽しい。
青依が当たり屋やってた癖に根が良い子。一文無しでおなかすいてても、部屋の時計とか金目のものを売るって発想自体が浮かばないのな。印南の方は真っ先にチェックしてたのに。
年も立場も環境も全く違う2人ですが、お子様ランチを食べたことがないっていう共通点があったりして、ここぞって時に青依の気持ちの方を大切にした印南が良かったです。

電子特典の後日談では青依が職場で飴ちゃんもらいまくって可愛がられてましたが、特殊能力生かしてまわりに認められるような成長してるところがみたかったー。なので続編が読みたい。

2

尊大社長と当たり屋の同居生活

女性のヒモ生活をし、悪い仲間と当たり屋をして生計を立てている受け。ある日、高級そうな車に飛び込んだが失敗。車の持ち主に捕まった。警察に突き出されるところを、とあるアルバイトをするなら、という条件で見逃してもらったが、そのバイトは男の恋人役を務めろというもので…。


どん底気味の境遇の青年20歳が受けです。中学を卒業した途端に一家が離散し、その後働こうとしたけれど中卒で住所不定では雇ってくれるところも見つからず、やむを得ず女性のヒモをしたり、悪い仲間と組んで当たり屋稼業に身を染めていました。
そのターゲットに選ばれたのが攻め。高級車に乗っていたところ、当たり屋の受けが飛び込んできます。受けがわざと飛び込んだことが一目瞭然で、証拠もあるし、一旦は警察に突き出そうとしましたが、思い直して「自分の言うことを聞けば見逃してやる」と取引を持ちかけます。

最初は、何の罪もない人を金ヅルにして日銭を稼ぐ受けにも、一応車ではねてしまった相手に対して嵩にかかった態度を取る攻めにも好意を抱けず、イライラとまではいきませんがうーん…と思いながら読んでいました。攻めの持ちかけた取引が、自分に恥をかかせた元恋人を見返すために新たな恋人役になれ、というものなのにも萌えられませんでした。同居が始まって直後の、受けを飢えさせた攻めの考えの足りなさにもドン引きました。
ですが、尊大でエラそうな攻めと、きゃんきゃんうるさい受けが、ともに暮らすうちに少しずつうち解けていく過程にはキュンとしました。最初の印象が最悪だっただけに、受け攻めそれぞれの人間の根っこが見えてくると、どんどん印象も変わっていきました。悪事に手を染めていたくせに、根は善人な受け。そういうところを発見するたび密かに反省する攻め。
そんな2人が距離を詰めていくのがとても萌えて、いろんな事件が起こるのにハラハラしながら、攻めの元恋人にムカつきながら、最後まで楽しく読むことができました。

大まかな流れだけで考えると神つけたいくらい良かったのですが、何点か引っかかった、気になった点もありました。
攻めに対する受けの「お母さんは出迎えてくれなかったの?」という言葉が地雷だった理由。何となくはわかるのですが、きっちり伏線回収されてはいませんでした。
あと、くっつくときの盛り上がり方が大人しめだったのが残念。ラストが駆け足で、ここをじっくりこってり読みたいのに! というストレスがありました。
それから、主要キャラの名前がすべて特殊系だったのがちょっと鼻につきました。印南に江鳩に酒匂。あんまり凝った名前ばかりだとすごく作り物くさいので、もっと普通の名前の人だと良かったな。

6

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ