底辺人生だった青年が、玉の輿街道まっしぐら!? キャラ文庫の大人気シリーズの完全コミカライズ、 完結巻!!

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表題作玉の輿ご用意しました(2)

印南高嶺,会社社長
江鳩青依,元当たり屋

その他の収録作品

  • 番外編小説「家庭内カレー戦争」(書き下ろし)

あらすじ

印南はただの金持ちではなく、大企業の若社長だった!!
驚く青依だったけれど、自分を信用して素性を明かしてくれたことが何より嬉しかった。
そんなある日、会議に必要な書類を印南が家に忘れてしまい届けることに。
ところが会社に行っても取り次いでもらえず、焦るあまり騒ぎを起こしてしまう。
社長である印南に恥をかかせてしまったことを嘆き、己の情けなさに落ち込む青依。
ところが印南は「俺がお前に恥ずかしい思いをさせた、信じなくてすまなかった」と抱きしめてくれた。その後、出会った時のような険悪さはなくなり、だんだんと距離が縮まる二人。
それと同時に、「恋人役」の契約期限であるクリマスの日は、どんどん近づいてくる…。
そんなある日、一緒に食事に出かけたレストランで、今回の諸悪の根源である印南の元カレ・星と遭遇してしまい!?

作品情報

作品名
玉の輿ご用意しました(2)
著者
高緒拾 
原作
栗城偲 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
玉の輿ご用意しました
発売日
電子発売日
ISBN
9784199608636
4.6

(80)

(55)

萌々

(21)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
371
評価数
80
平均
4.6 / 5
神率
68.8%

レビュー投稿数9

待ってました!

待ってました!コミカライズ2巻目にして完結巻です。コミカライズ①②で原作小説の1巻の内容となってますので、もしこれから購入検討される方はぜひ!2冊同時に買われてみたらいかがでしょう。

玉の輿シリーズは、前々から気にはなっていたのですがなかなか手が出せず…まずは小説1巻目からと読んだら面白くて一気読みし、そのまま全部買いしました。そしてそのままコミカライズの方も買ってしまいました。後悔は無いです。作画は小説の方でも挿絵担当されてた髙緒先生なので違和感なく入り込めました◎
1巻では胸が痛いシーンで次巻へ続く!だったので2巻目では展開がわかっていてもハラハラしました。書類の件合ってた、とちゃんと謝れる印南さんと酒匂さんは偉いし大人…だけど、青依は辛かったんだからね!とつい肩を持ってしまう気持ちになりました(笑)だってこの子、なんだかんだ言っても健気ないい子なのです…。よくある控えめで健気なのも嫌いじゃないけど、青依は普段強気で元気系なので、こういうシュンとしてるところとか見ると余計に心臓がギュとなります。そして、「印南さんに恥をかかせてしまった」と悔やむ青依に、「違う、俺がお前に恥ずかしい思いをさせたんだ」と印南さんがいい抱きしめるところ。不器用ながらもちゃんと決めるときは決める…スパダリ…!と最高に好きなシーンです。あと好きなのは印南さんの元恋人撃退のところ。青依が演技とはいえ可愛いかんじで印南さんにスリスリしてて、印南さんはたまらなかっただろうな…と思います。そりゃ元恋人に「可愛いだろ」て自慢しちゃうわな。芝居とはいえこれは絶対本心からだと思います(笑)

エッチシーンは最後に1回。激しさはないけど、思いが通じ合い、愛に溢れててなんだか感無量でした。後、わたしは口が性感帯の受けが性癖なんだなと気付かされました。青依が印南さんの指咥えてるとこ、原作でも好きでしたが、画で見せられると破壊力ありました。尊い。ありがとうございます。

長々と書きましたが、思わず初レビューしちゃうほど自分には刺さりました。(自分でもびっくり)乱文でごめんなさい。

コミカライズで気に入った人は原作の小説の方も読んでみてください。2巻以降は恋人になってからの甘々な二人の続編が読めます。小説で読んだという人も、ぜひコミックもよんでほしい。自分の好きなシーンが画で見られるので二度美味しいです!
(なんか回し者みたいになっちゃったな笑)

12

大満足でした

シリーズの大ファンです!雑誌連載時から読んでましたが、印南の元恋人が出てくる前後のターンがとても好きなので、早くまとめて読みたいと2巻を楽しみにしていました。期待通りの内容に大満足でニヤケながら読み耽りました。コミカライズでも読後の多幸感は健在です。

小説も高緒先生のイラストだったので、まず絵がイメージ通りですし(クールな印南と可愛い青依)、小説に描かれているものがそのままというわけにはいきませんが、物足りなさを感じさせない仕上がりで、大正解のコミカライズだと思います。

1巻まではまだギクシャクしている2人の関係が、2巻からとっても甘くなっていくのがたまらんのです。どん底人生だった青依の逆転劇も胸のすくような痛快さがありますけれど、印南の人間性の変化に萌えます。誰かに出会い影響し合い、今まで見たことのない人生の側面が見えるようになるという尊さは、コミカライズでも健在でした。いつの間にか自然に互いを思いやり、謝罪も感謝も素直に言い合えるようになった2人を高緒先生が表情豊かに描いていて感無量です。(待望のエロも青依がかわいー!)

描き下ろしのSSは、 “玉の輿謹んで返上します”(こちらもコミカライズ決定!わーい!!)に描かれている恋人になって初めて喧嘩したきっかけが“カレー”というエピソードの前日譚でした。確かにカレーって育った環境が多いに反映される食べ物&家庭の数だけルールがあるのかも~と印象的で、その喧嘩の詳細知りたい~と思っていたので、個人的にはめっちゃご褒美な内容でした。

9

紙版絵師のコミカライズだから違和感ない

文字より絵のほうが場面の情報量が多いので、コミカライズの読書は少し疲れる。
それに、ノベルのシリーズを読了した後で、コミカライズを読む必要あるかな?
・・と敬遠してました。

一巻は、アタリ屋を止めて同居を始めた青衣君が、忘れ物の資料を会社に届けるまで。
二巻は、カメラアイに気づき、偽装恋人から本物の恋人となり、就職先が決まるまで。番外編は「家庭内カレー戦争」

コミカライズを読了後にノベル版を再読。
ノベルの挿絵絵師のコミカライズだけあって、ノベルの肝の部分を上手に拾って描かれていました、凄く楽しめた。
無音のダイジェスト版アニメのような感じ。
ノベルを読んだファンにお薦めしたい、面白いです。

青衣君は、親兄弟が蒸発して自立自活を社会の底辺で始めたけれど、
親から愛されて育っていたせいか、人の好意を返そうと思う、すれていない気性。
自覚ない異能「カメラアイ」など、長所を伸ばす人と知り合って、底辺から這い出る。
青衣君は、可愛い容姿に加えて、周りが支援したくなる性格が魅力的。
前向きに努力をして生きる姿勢が凄く素敵。

些末なことですけど、
青衣君の頭部の描写について。眉から頭頂部までの寸が短くて、気になった。
潰れたようで、バランスが悪い。

0

楽しませていただきました!

原作シリーズ(小説)既読。1・2巻トータルでの感想。
原作の良いところをきっちりと描いてくださっていらっしゃるし、漫画でしか出せないところでは大いに萌えさせていただきました。(謝罪シーンやレストランの対決シーンは必見!)青依くんの可愛いところが余すところなく描かれていて大満足です。ラストの着衣エッチはご褒美以外の何物でもないです。印南さんのお尻が最高だった……思わず天を拝みました。終始スーツを美しく描いてくださっているのにも萌えました。高緒先生に拍手!続編も手がけてくださるとのことで、楽しみにしています。
原作をご覧になっている方はご存知の例のカレーの話が書き下ろしで収録されています。原作でもここのくだりがすごく好きだったので嬉しかったです。
(脱線ですがこの作品、実写化して欲しいと切に願っています)

4

格差と高級スーツをしっかり描くコミカライズ

割引になっていた1巻読後、面白くて直ぐ2巻購入しました!
小説みたいな設定と絵だなと思っていたら小説原作&挿絵タッグのコミカライズだったのですね。木原音瀬さんの「FRAGILE」の挿絵も描かれた方で。
絵がとにかく、どのコマも挿絵に見えるくらい丁寧で綺麗。主人公の黒目が白いのが気になりますが、殆ど表情の変わらない陰険な印南が見ていられるのは高緒さんの絵だからこそ。
それでも息が結構詰まってしまうので、もし続きがあれば甘い雰囲気増しで読みたいです。(そしたら新入社員と社長でおいしい!)

エリートサラリーマンと不憫男子というキャラクターは小説でよくある設定だなと思いました。当て馬の元恋人も。ちょっと古い感じが否めません。
けれども堅物陰険なエリート印南が青依によって人間関係を学んだり、手玉に取られたりするのが面白いし、格差に悩む青依が可愛い。
最後に収録の短編小説も、夕食のカレーから派生した格差についての考え方が描かれていてとても良かったです。格差に目が行き過ぎてそれを理由にしてしまいがちですが、違いなら誰とでもあることで、互いを擦り合わせたり楽しむことが大事ですよね。

印南の元恋人に、「この人以外の男の人なんて知らないし…」と演技でやり返した青依が堪らなく可愛かった〜!演技に乗ってきた印南に「旨かった」と筑前煮が挙がったことに内心驚いてるのも面白い。これから大事にしてあげてほしい…

キスが唐突強引で、そこからの展開も駆け足なんですが、2巻にエロを収めなくてはという気概を感じました(笑)
スーツがとにかく凄くカッコよく描かれているのですが、肉体の描き方もカッコいい!
しかもスーツを少しずつ脱ぎつ脱がせつしていくの(高級スーツだから途中汚れないか心配になるけど)燃えます。
人によって異なるスーツや体型、部屋の生活感がしっかり描かれていて目に嬉しいです。
青依にピンクのネクタイ選ぶ印南は可愛い。

2

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