高星麻子さんのレビュー一覧

お飾りの花嫁は狼将軍に溺愛される 小説

はなのみやこ  高星麻子 

読みやすいけれど気になる点も

獣の耳と尻尾がついた獣人…と、ほんのりファンタジーな設定がありつつ、なんだかちょっと古き良きBLの香りを感じる作品でした。
起承転結も分かりやすく文章も読みやすいですし、架空の世界が舞台の物語にもするっと入り込んで読めるかなと思います。
健気で不憫な受けを誠実に愛する攻めがお好きな方なら、きっと楽しめるのではないでしょうか。

序盤に語られるランバートと薫人の出逢いのシーンに、今後描かれる…

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お飾りの花嫁は狼将軍に溺愛される 小説

はなのみやこ  高星麻子 

ふふ♡

高星先生挿絵だったので購入。はなの先生お久しぶりだったのでどうかな…?と思っていましたが、読みやすく、攻めが好きなタイプ♡だったので萌2に近い萌にしました。ふふふ…可愛いのです、攻めが。本編250ページほど+あとがき。

外交官だった父に連れられ訪れたことのあるプロレシア。そこの貴族へ政略結婚で輿入れすることになったのですが、相手は幼い頃に一度会っていて、「もう一度会えたら…」と思っていたラン…

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お飾りの花嫁は狼将軍に溺愛される 小説

はなのみやこ  高星麻子 

貴方だから未来が変わる

今回はプロレシア国の英雄の狼獣人と
政略結婚する瑞穂の国の柴犬獣人のお話です。

思い描いた未来を歩めなかった受様が
攻様の隣に居場所を見出すまで。

瑞穂の国は海に囲まれた島国で
長く他国との交流を断っていましたが
30年前に開国すると瞬く間に発展を遂げます。

受様は瑞穂の国の柴犬獣人ですが
赤、白、黒の毛色が混ざった胡麻色で
毛並みにコンプレックスを持っていました。

3

お飾りの花嫁は狼将軍に溺愛される 小説

はなのみやこ  高星麻子 

手ぬるい

はなのみやこ先生の作品大好きなので、今回も楽しみにしてました。何となく他レーベルの作品と繋がりがあるのでは?と勝手に期待していましたが、残念ながら関係はありませんでした。

そして他にも勝手に期待してた面があるんですが、こちらも残念ながら最後まで触れられてなかったし、コミコミさんの小冊子にも書いてありませんでした。

私は悪いヤツにはそれなりの罰を求めているのですが、薫人の実家を乗っ取った…

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お飾りの花嫁は狼将軍に溺愛される 小説

はなのみやこ  高星麻子 

健気受けのシンデレラストーリー

はなの先生の書く健気で可愛く聡明な受けが好きです♡
今作の薫人も正にそれ。外交官だった父の影響も大きいけど向上心があり聡明、謙虚で優しい薫人は可愛かった。父の死で財産等を叔父家族に奪われ、使用人として働いてるのは辛い。けど父の知人から持ち込まれたランバートとの縁談を即決したのは良かった。後に葛城と密約があり苦しむ事になるけど、あの劣悪な環境に居るよりはいい。
結婚相手は父の赴任時代に1度だけ話…

5

お飾りの花嫁は狼将軍に溺愛される 小説

はなのみやこ  高星麻子 

嫉妬深めな溺愛攻め!

はなのみやこ先生の作品を読むのは、こちらで2作目です。
冒頭からストーリーに入り込みやすく、気が散りがちな私が一度もスマホを開くことなく読了しました!!
国名や地理などの固有名詞や、時代設定の説明がわかりやすく、文章のリズム感が好きです。

政略結婚で外国に嫁いできた受けと、なにやら理由がありそうな攻め。
嫁いですぐの初めの挨拶では攻めがそっけなく、本当に溺愛になるの??とハラハラしまし…

5

お飾りの花嫁は狼将軍に溺愛される 小説

はなのみやこ  高星麻子 

胡麻毛の柴犬獣人受け君が可愛い

う〜ん…!これは、評価が難しい。。どう星を付ければいいのか、悩みました。

中盤の中弛み感と萌えなささ(※女性当て馬登場のため。個人的に女性当て馬が苦手なので。。)…からの、終盤のストーリー展開への驚きと面白さ…

獣人、特に犬、そしてその中でも特に柴犬、が大好きなので、そこに萌えたところを鑑みて「萌」にしました。

終盤、二人の結婚の真実が明かされることでグッと面白さが増す、獣人ファ…

4

お飾りの花嫁は狼将軍に溺愛される 小説

はなのみやこ  高星麻子 

王道の幸せルートと世界観に陶酔

いやーーー…めっちゃ良かった…
王道の素敵エンディングがさいっこう!
不憫受けが溺愛攻めに愛し倒される、切なさとあまあまが入り混じるストーリー展開に溺れただけでなく、不遇ない扱いをされてもなお強く生きる薫人の勤勉で健気な姿に心打たれました。

何が良いかっていうと、近代日本を想起させる既視感ある舞台設定。日本と北方の国(私はロシア近辺を予想しました)をモチーフにしたであろう世界観が私の萌え…

7

お飾りの花嫁は狼将軍に溺愛される 小説

はなのみやこ  高星麻子 

犬獣人 和と洋の融合 甘いロマンス

ランバート ×薫人


一度だけの時からずっと心の中に残っている
淡い恋心が時間が経っても色褪せない。
犬獣人の世界。
2つの国の文化の違いや、
年の差、体格の差もしっかり描かれている
再会の甘いロマンス。

ファンタジーだけど、リアルな部分も感じる。
東の国の瑞穂は着物時代の日本の雰囲気で、
西洋の国のプロレシアは異国の雰囲気が漂っている。

同生婚できる。
発情が…

5

妖しい薬屋と見習い狸 小説

小中大豆  高星麻子 

受けの未熟さが可愛い

作家買いです。
小中先生の書く人物の人の良さとかわいさがよく出ている作品でした。

子狸だったころに命を助けてもらった恩人(攻め)に恩返しをしようと頑張る受けのお話です。
半人前の化け狸である受けが、少しでも攻めの役に立とうとして料理を頑張ったり薬屋を手伝ったりするところが健気で可愛いです。
まだまだ半人前なので、焦ったり気持ちが動転すると耳や尻尾が生えてきてしまうところもキュート。

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