高星麻子さんのレビュー一覧

旦那様の通い婚 小説

可南さらさ  高星麻子 

え?今ドコ?

主人公の鈴音が自分の家と東悟の家と家出先の家を行ったり来たりします。「え?今ドコ?そこドコ?」と少々戸惑いながら読みました(笑) いつまで経っても「通い婚」な展開にならないので、旦那様は一体どこに通うのだろう…と思ったり思わなかったり。

その行ったり来たりの間に、二人は何度もイイ雰囲気になってあまつさえ自分の想いを告白している気がしたんですが…違いますかね。なのに最後の最後に「はッ…まさか、…

2

旦那様の通い婚 小説

可南さらさ  高星麻子 

好きになれる人がいないよう

他のお姉さまの攻めさんぼろっかすレビューで大爆笑して、
読みたかった本。
最初に「むかつくで」と聞いていたためか、
思いのほかムカつかずに無事、読了(笑)

攻めさんは確かに、あんたな、もうちょっとものは言いようやろ 
と思いましたが
それよりなにより腹立ったのが、女子!
同性やと思うだけで、嘆かわしいふるまいをする女子が出てきます。

私は女子が出てきても全然平気な方ですが

2

兎とジゴロと甘えん坊「純情ウサギが恋したら」番外編 特典

優しい言葉に救われて

本品は『純情ウサギが恋したら』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、六辻視点で術者・ジゴロが
アパートに押しかけてくるお話です。

ある日、六辻は
帰宅途中にバイクに乗った
遊び人風の男に声を掛けられます。

彼は淫兎だった穂澄を助けるためにと
穂澄の姉達が連れてきた術者でした。

その時彼は
自分は契約相手の見つからない淫妖に
精を売るジゴ…

3

片恋ロマンティック 小説

間之あまの  高星麻子 

安心してほっこり読める

この作家さんの本を読むのは2冊目です。
作者さん自ら、「甘い話が好き」と書かれているくらい、
ハッピーエンドで終わりますね。

琥藍は「愛がわからない」と言うけれど、
読者的には琥藍サイドの話も読んでいるので、
めっちゃ椎名のことすきじゃ~~ん
と、わかるので、
あとはどういう風にくっつくのか見守っている感じです。
なので、特にこちらがハラハラしたりはしなかったです。

安心…

1

純情ウサギが恋したら 小説

月東湊  高星麻子 

可愛さはありますが…

雌しか生まれないはずの淫兎の雄として生まれた受け。住んでいた森が開発されて行き場を失い、ウサギ姿でさまよっていたところを警察官の攻めに保護される。普通の人間には見えないはずなのに、攻めのアパートには他にも先住の妖たちがいて…。


妖を見ることができる攻めと、突然変異的に雄で生まれた淫兎という妖の受けです。
ウサギ姿で行き倒れていたので、最初はただの(?)ウサギの妖だと思われていて、翌日受…

3

純情ウサギが恋したら 小説

月東湊  高星麻子 

にぎやかな妖パラダイスです!

モフモフファンタジーです。『淫兎』の雄が、受けの穂澄です。受け視点で進みます。
こちら、オチが分からない方が面白いと思うので決定的なネタバレなしで書きたいと思います!

『淫兎』というのは淫妖の一種で、男性からもらった精気を餌にして生きています。そのため雌しかいないはずが、穂澄は雄として生まれてきてしまったんですね。成体になれば男性の精気でしか生きられないのですが、雄で力も弱いため精気をもら…

2

純情ウサギが恋したら 小説

月東湊  高星麻子 

みにくいウサギの子

落ちこぼれの淫兎、穂澄は術者の精を貰わなければ消滅してしまう危機に陥っていた。飢えと暑さで行き倒れていたところを救ってくれたのは、心優しい警察官の青年六辻。
彼の家にはなんとすでに数体の妖が住んでいた。本来、雌しかいないはずの淫兎の雄である穂澄は、六辻に自分の正体を隠し彼の身の回りの世話をする様になる。

本家筋の術者でありながら式神を持ちたくない六辻と、淫兎でありながら式神になりたくない穂…

2

不器用な告白 小説

椎崎夕  高星麻子 

目つきが鋭すぎるんだよね

私も不器用な策略→無防備なたくらみ→本作品 と読んでしまいました。
読む順は、うーん、別にあまり気にしないですが、
このカプより無防備なたくらみのカプの方が好きー。
他のお姉さまに同感です。
あっちのカプの攻めさんが、すんごく大人 で
読んでて居心地よかった。

それから、当作品の受けさん、凛々しくって仕事頑張っててるので
それはいいんだけど、ちょっと目つきが厳しすぎるんだよね。。…

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君恋ファンタスティック 小説

間之あまの  高星麻子 

安定の甘々


アパレルメーカーで経理を担当している榎本景(受け)は社長の甥でフォトグラーファーの久瀬遼成(攻め)の事務所の経理を手伝うことになります。天然人たらしの遼成は初めから距離感がすごく近くて戸惑いますが、もともと彼の作品のファンだったため戸惑いながらも少しずつ慣れてきます。
初めは次の経理担当が決まるまでということだったのですが、一年たってもまだ週2回事務所に通っています。
年末年始と撮影旅行に…

3

蜜色カノン 小説

柊平ハルモ  高星麻子 

あっさりキレイなお話

音楽もの大好き!&高星先生の挿絵なんで、嬉々としてget。
キレイすぎ、あっさり終了、のこらないー。
だけど中立 ってのもなあ と思い 萌。

1.攻め受けは善人。
  周りの人間、すべて手ひどい悪党はおらず、
  それでアクセントない印象を受けるのかも。
  せめて父親の顧問弁護士が悪徳弁護士とか、親戚が悪人で
  無理やり弟の私立通いを辞めさせるとかなんか悪役はいなかったわけ?…

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