佐々成美さんのレビュー一覧

花嫁執事 小説

岩本薫  佐々成美 

分かり切った王道だから 楽しめる

面白かった。岩本先生が描く攻の執着愛は、罠のよう。
電子版は、表紙絵だけで挿絵無し。


九条忠久:68才 九条貿易代表 末期癌で療養中 

井坂:九条家を管理、忠久の代理。

ブラッドレイ 悠里:26才
幼い頃、父は九条家の家令。

サー・ジェームス・ブラッドレイ:祖父 偉大な執事、称号騎士。
祖父死後、父がバトラースクールを継ぐ為に英国に移住。

海棠隆之:タカユキ…

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貴公子の求婚 小説

和泉桂  佐々成美 

ヤリチン隠居スパダリ?

以前に姫君の輿入れをBLCDで聴いて、そのスピンオフである今作も読んでみようと思いましたが…。

二段組で平安風情の漂う文章。
貧乏公家で書物バカな朝家に帝の弟だけど親友の実親。
そして嵯峨野の姫君。

うんうんいいですね、と読んでましたが…。
なんと!朝家が間違えて違う家に夜這いに行ってしまい、そこの男主人に逆にいただかれてしまう!珍味であったと。

まずここで、ガーン。真っ暗…

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弟の親友 小説

椎崎夕  佐々成美 

何と長いすれ違い

攻めは弟の親友…だった。
6年前に、攻めの伏見は家庭の事情で引っ越すことを余儀なくされる。そしてその時に親友の兄への思いを親友に打ち明けてしまうが、受けである兄にも聞かれてしまう。
親友には冗談じゃないと絶縁され、兄の方は弟への告白だと勘違いする。


なんとも、長い間のすれ違いや誤解、そして普通に弟からは拒絶され…それでも思いは変わらず、人生の選択(仕事)に影響を与える。
兄の方も誤…

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ひとでなし 小説

椎崎夕  佐々成美 

ひとでなし…なんかな?

最初に、この話は結構面白かったです。想像の範囲内なので驚きや目新しさは無いんですが、長峰をペットとして飼う里見。
しかし、いわゆるSM的なペットって感じじゃ無いんですよね。どっちかって言いうとうと本当の意味でのペットというか。心配もするし可愛がる?し。

ストーリーの中で中々里見の本心というか気持ちが見えるようで見えない。執着のようでもあるし、独占欲のようでもある。ライバル?の今村とも良い関…

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月華の森 小説

池戸裕子  佐々成美 

薄幸美人受けの再生ラブ

イラスト買いした積本でした。

大失恋から本当の愛を手探りで見つけていく物語。時代柄求められていた王道ストーリーではないでしょうか。池戸先生なのでシリアスです。

社会人同士の、一途献身攻め×恋は盲目受け。

大学で出会った国府に好意を持たれて、初めて自分の存在意義を見出した佐野。幼い頃に母親に見捨てられ、祖父母に育てられた彼は、愛情に飢えていました。大学を卒業して数年後、結婚を機に国…

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ウルバンの月 小説

花郎藤子  佐々成美 

ウルバン - 盂蘭盆 - urvan - 死者の霊魂

目次
 「ウルバンの月」
 「死者の肖像」
★復刊の電子版にはあとがきが無い。・・・著者、ご存命なんだろうか??

理玖の両親、引き取られた叔母の娘は、死んでいる。
沢木理玖には、若干霊感がある。 ホラー系BL。

理玖は叔母の長男の仁に肉体関係を強要されていた。
だが、高校を卒業する日に突然その関係を断ち切られる
・・・いきなり放置。
どうやって生きていけばいいのか分からな…

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宵待の戯れ~桃華異聞~ 小説

和泉桂  佐々成美 

挿絵を見たいので紙本を買う予定

2006年発刊の古い作品。
書き下ろしが二編入ってます。
電子版は、挿絵が無いのでつまらない。

世間知らずの豪農のお坊ちゃんが、流行病で父を亡くし、
母と家の為に頑張ろうとしたことで、逆に騙されて、家も財産も失い、
借金のカタに男娼として売られて
憧れの男娼と最悪な再会をする
・・・冒頭から、過酷な展開。

美人攻、ショタ受。

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この手の先に… 小説

火崎勇  佐々成美 

心の傷を癒せない弱さ…佐倉という男

元々は2000年に発表されたという作品。
リーマンものです。

主人公は、磁気印刷の会社に勤めている佐倉。
この佐倉が、なんというか…
非常に臆病というか、消極的でネガティブな性格なのです。
毎日に変化がないのがいい。変化は自分を傷つける…
なんていう調子で全てを考えている。
そうなったのは過去のトラウマ。
ならそれがどんな酷い事柄だったのかと思えば。
なんの事はない、中学時代…

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VIP 小説

高岡ミズミ  佐々成美 

・・・自分の為のメモ・・・

この「VIP」は、2005/05/05発刊、
随分永く続いたシリーズなので、面白くないはずがない,と期待して読むことに。
VIP セカンドシーズン 6巻まで 挿絵 沖麻実也
VIP 10巻まで 挿絵 佐々成美
1巻を読んでから気づいた、凄く長い 購入予算がかかるシリーズで困った。

感想
寝言で名を呼ぶほど久遠を好きなのに、煮え切れない和孝。一貫して全部こんな調子らしい。
久遠が何…

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微熱の引力 小説

可南さらさ  佐々成美 

ラストの畳み掛け大変萌えでした!

まずこのレビューをする前に私はなんとなく攻めざまぁという言葉が好きではないです。すみません冒頭から。しかし多分多くの人にわかりやすくこの本を説明するとこの言葉になるのでしょう。それを望んでいる人は間違いなく買いの一冊です!ありがたくも現在も電子で手に入るようですし。

攻めの無様な姿が読みたくてこちらに手を伸ばしました。そう普段はスクールカースト上位、顔よし、セックスよし、なんでも上手いことこ…

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