崎谷はるひさんのレビュー一覧

INVISIBLE RISK(3) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

なんといっても、20年後

1,2巻でもうすっかりまとまってしまったカップルのお話。
後日談を集めて3巻目だから、オマケみたいな物かと思ってたけど、

なんといっても、書き下ろしの20年後設定のお話がよかった。
二人の間に流れた時間と、現実の社会で流れた時間。
そして、作者さんご本人の上に流れた時間。
そういう物がうまく醸されての書き下ろし。
それがあるからこそ、このシリーズがただの新装版じゃなく、3巻通しの新…

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あの日のきみを抱きしめたなら 1 コミック

崎谷はるひ  山本小鉄子 

ずっと心の端に刺さり続けた棘

 悲しかったー。せつなくてすごく胸に響きました。
 確かなことをただひとつでも確認し合えればいいのに、それが大人になるにつれて出来なくなってしまった、そのはがゆさが、せつなくてせつなくて。

 そしてそして!この作品には思わぬところで、私のタイプな人が登場するのです!
 ヤンデレです、ヤンデレ!英利の彼氏の金沢くんのことです!
 DVするっつーからどんなお兄さんだよって思っていたら、全然…

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INVISIBLE RISK(3) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

何年たってもラブラブな二人です

今回はバンドメンバーで唯一本格的なベーシストと
魅力的な声と美貌をもつヴォーカリストカプの完結編で
後日談4本を収録した短編集になります。

【JUST GO ON MY WAY HOME】
デビュー2年目のSS

年代物のアパート・コーポ春楡に
学生時代からお金の無かった攻様が
住みだして既に6年、
受様が同居してから2年が経ちます。

ボチボチと人気が出始めた二人に

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不謹慎で甘い残像 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

う~ん;

相当な毒を吐きますので苦手な方は読み飛ばしてください。

酷い話。というのが読み終わって一番に思い浮かんだ感想です。
好きな方ゴメンナサイ。
私には正直、「どこを摘まんでも不愉快」という印象でした。

攻めの元彼女、ねえよ!
攻めの対応、最低;
受けの反応、ん~……
極めつけは前作に引き続き登場のお嬢様、どこの星のひと?


当て馬として女性が登場するのは王道だし有りですが…

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INVISIBLE RISK(2) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

2巻もいいな

今回もニヤニヤしっぱなしでした。
いろいろと萌えをごちそうさまですっ!

さて、汐野がどこかへ行ってしまったところで終わりましたが、杉本があまりの忙しさと疲れにより、ダウンしてしまいましたね。
その時の描写があまりにもリアル過ぎて、こっちが息苦しくなりましたよー!!ただの風邪なのに、あと少しで死ぬんじゃないか?というくらいのすごさ。
杉本ー死ぬなぁー!!と大げさに応援してました。
まあ…

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INVISIBLE RISK(2) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

90年代の意味

この作品って、時代設定が「近い過去」の「90年代」って言うのが、すごく効いている。
それも、過去を振り返っているんじゃなく、「90年代のオンタイムに書かれた」って事が。
最初に書き始めた頃は、まさに90年代で、バンドブームで、携帯も、ネットも普及していなくって。
登場キャラ達の熱や焦りも、「今とは違う時代」の温度。
この、全体に、拙い、若い感じが90年代らしくて懐かしい。

そして、杉…

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INVISIBLE RISK(3) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

20年目のプロポーズ

本編は2巻にて終了いたしましたが、デビューしたその後の杉本と汐野の6年後のお話、同人掲載分3作品と、書き下ろしで20年後のアラフォーの二人が1作品です。
本編のエロ度が低かったので(?)崎谷さんのエロスはここで発揮されております♪

■マネージャーの今瀬に二人の関係がばれて、すぐに引っ越しして別々に暮らすことになった二人だけど、やっぱりラブラブのあまあま。
■病気で休養することになった汐野…

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不埒なスペクトル 小説

崎谷はるひ  タカツキノボル 

お兄さんにも理由がある

「不埒なスペクトル」のスピンオフ。
前作でのお兄さんは弟命(お兄さんの理由)であるが故に、
お兄さんには見えない弟の心を見過ごしエライことに。。。。

しかし、今回は本人のことですから本人なりの(?)理由があって物事が進展していきます。

ベロンベロンになって真幸にやられちゃうんですが、やられちゃったものは仕方がない!理系不思議チャン的なこの発想(大好き)
→偶然再会。写真撮られちゃ…

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心臓がふかく爆ぜている 小説

崎谷はるひ  志水ゆき 

リアルなのかファンタジーなのか

自分の容姿と性格と性癖にコンプレックスがあるとことんネガティブな主人公が見た目よしで仕事も出来るイケメンに恋をした。
主人公のネガティブは軽くイライラする一方すごくよくわかるような気もする。
弱気で自分に自信のない受が、パーフェクトな攻に愛されて幸せになるかと思いきや、そう単純には行かないところがこの作品のよさだと思う。

攻の降矢さんは見た目もよくて仕事は出来るけど、あまり細やかな気は使…

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絵になる大人になれなくても 小説

崎谷はるひ  ヤマダサクラコ 

もぅ 出血しそぅでした。www鼻からwww

BL小説を単行本で買ったのはこれが初めてです。
雑誌とかは結構買って読んでたんですけど。
単行本では二の足をふんでたんです・・・。(;゜(エ)゜) アセアセ

で 原作つき漫画の作画 山本小鉄子さんので有名な
【あしたのきみはここにいない】
【あの日のきみを抱きしめたなら 1・2】
がすごぃ好きだったので、とりあえずこの人の小説から
と思って買いました。(でも BOOK・OFFで・…

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