桜城ややさんのレビュー一覧

エンカウント ~共演者の誘惑~ 小説

浅海ゆい  桜城やや 

なかなかでした

新人作家さんなんですね。知らずに読みましたが、しっかりした話の組み立てで最後までぶれなく中だるみもなくきっちり楽しめました。

駆け出し役者の嵐士。以前見た蘇我という役者の殺陣の演技に強烈な憧れを持っている。ところが、その蘇我が役者をやめて殺陣師に専念するという。いつか共演することが夢だったのにと、荒れる嵐士。そこから二人の出会いが始まります。

殺陣の師弟関係を通じて、お互いに役者、殺陣…

1

極上ホストは溺愛する 小説

御堂なな子  桜城やや 

ホスト設定の必要性?

御堂さん初のホスト物とのこと。
あとがきでも触れられていましたが、ホスト業界の話は書き辛かったのか、ホスト以外の設定があれこれ盛り込まれており、ちょっと統一感に欠ける感じがしました。

受けの真都は、地味で平凡な高校生。
ある日、姉の結婚式でホストクラブオーナーの一矢(攻め)に出会い、小説のモデルになってほしいと頼まれます。
彼と会い励まされるうち、万年補欠だったテニス部でも力をつけてい…

3

恋人は魔性系 小説

川琴ゆい華  桜城やや 

犬も恋する受け?

お話はシンプルで、読みやすかったです。
舞台は成人指定ギリギリのグラビア雑誌の編集部で、何故か人や動物を発情させてしまうフェロモンを持った子リス系の主人公・キヨイとえろ好きな編集長・高虎のお話。

周りにいる男全員を欲情させてしまう、て一体どのくらいなんだ…て思うのですが、本人はその能力(?)に困っています。
果たして、ノンケの男まで誘惑されてしまうような体質なんてあるのだろうかと思いつつ…

3

王様社長は独占する 小説

御堂なな子  桜城やや 

一流ホストな受けが魅力的

小柄な可愛い受け専門、という勝手なイメージを御堂なな子さんに抱いていましたが、こんな男前受けも描かれるとは!
攻めとの組み合わせが自分的にすごく好みで、正直前作よりハマってしまいました(「極上ホストは溺愛する」のスピンオフです)。

受けのリョウは、24歳にしてホストクラブのオーナー、そして現役の人気ホスト。
プロ意識が高く、自分の仕事に誇りを持って日々女性客と接している姿がカッコいいです…

7

その男、取扱注意! 小説

成宮ゆり  桜城やや 

黒髪七三眼鏡萌え、ジャケ買いからの内容も萌え

桜城ややさんの黒髪攻めは色気がすごすぎてたまりません。これはダメだ、絶対だめな奴だ、と思わずジャケ買いし、裏切られることも多いですが、こちらは内容も成宮さんだけあってしっかり楽しませてくれました。

謎めいたお隣さん、緒方は、スーツの公務員、年上で優しくて料理上手で、道路工事をしながら夜間大学に通いたいという敬介の夢を応援してくれる。一方、敬介は若い頃やんちゃをしながらも心根は優しくまじめで、…

6

振ってやるから、俺が好きだって白状しろ! 小説

鹿嶋アクタ  桜城やや 

軽いのか重いのか

幼なじみの大学生同士、寡黙な男前×自分のことが大好きな優男イケメンチャラ男くん。

幼なじみでもある親友が、どうも俺のことを好きらしい。俺が魅力的すぎるから無理もない話だけど、告白してきたら振ってやれるのに、何も言ってこないから困る。…と思っている受けくんの一人称の話です。
受けくんのナルっぷりがおかしくてなかなか楽しく読んでいたのですが、そのひたすら軽いノリから一転、サークル合宿中に拉致ら…

1

若様は官能小説家 小説

ナツ之えだまめ  桜城やや 

惜しい

地方の名士の御曹子で小説家26歳×イタリアンのシェフ28歳、幼なじみ同士。
受けはかつて攻めのお世話係をしていたのですが、受けが中学一年の時に告白され、これは離れなければいけないと距離を取り、高校卒業後イタリアに料理修業にでます。そのまま10年が過ぎ、受けの父親の洋食屋が店じまいするため、イタリアンの店を開くことになり帰国。

攻めの若様は健気で一途でかわいいです。でも受けが、最初は意固地に…

2

そばにおいてね。(新装版) コミック

桜城やや 

カッコイイ&カワイイ高校生カップル

連作4話の表題作と、関連のない連作2話の、2カップルの話が収録されています。

「そばにおいてね。」
幼馴染で、子供の頃から、両思いという話が甘くて良かったです。
一誠は譲より身長は低いけれど、確かに王子様のようにカッコイイです。
譲が一誠のお姫様やお嫁さんになろうとするのを周囲が温かく見守っているのも面白かったです。ユズ、いっちゃん、という互いの呼び方も可愛らしい。標準語×なんちゃって…

2

ダブルファーザー 小説

砂床あい  桜城やや 

がんばれパパ!

子育てBL小説は色々読んでいますが、今のところ一番好きな作品です。
少々のドリーム展開はあるものの、全体的に地に足の着いたストーリーになっていて、安心して読めます。育児をナメくさった嫌な男だった知章(攻)が実の子にも英司(受)にも邪魔者扱いされる序盤から、三人が一緒に暮らす「家族」になる終盤まで、なんだか知章が健気で応援しながら読みました。
ベッドシーンでは英司がひたすら可愛いです!
この作…

6

世界は恋で満ちている 小説

火崎勇  桜城やや 

リゾラバ!

丸ごと1冊表題作です。小津の目線で語られます。

作者様があとがきで「リゾラバ(リゾートラバー)」がテーマだと書かれてますが、休養先の温泉で知り合って、意気投合して、エッチして、再会を約束して、とリゾラバは43ページ。

残り171ページは、妹を恋人と誤解を生じさせて、相手にも結婚相手がいると誤解して、その誤解を互いに解くのと、改めてのエッチに費やされています。無駄に遠回りした二人の話です…

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