白野ほなみさんのレビュー一覧

もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

理想で希望のある物語

事故により大きな障害を持つことになる晴人と彼を支える晃のお話。
苦労や辛いこと大変なことがありながらも、私は理想的、希望的なお話だと感じました。
突然の事故で地獄のような日々を送ることになる晴人。
尊厳死に救いを求める気持ちはとてもよくわかる。
それが「お守り」というのも。
障害だけでなく、大病や持病や慢性疾患、人間関係や経済的なこと…人によってはさまざまな困難があるわけで、そんな人にと…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

洗練されたストーリー

こんなBLは今まで見たことなかった。是非ドラマ作品になって欲しいと強く願うほどとても、リアルかつ純愛そしてやはり現実味が凄くこちらも何か考えさせられるような作品でした。
確かに車椅子の人が居たりすると目線が自然とそこにいってしまいますね。私は祖父が重度の血友病で車椅子を子供の頃から押していたので、もしかしたらそこまで珍しくは思ってはいないかもしれませんがそれでも他の人よりも気を遣ってしまうし特別…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

愛しのマジックハンド

 身近に身体が不自由な人がいないのですが、素人目線からすると車椅子使用者の心情の解像度がとても高かったのではないかと感じました。互いの好きという感情を疑う気持ちは微塵もない。でも、好きだけで難なく日々を過ごせるほど、身体の不自由さを抱えての同棲生活は甘くはない。過干渉にもならずいつも自然体で晴人と接する晃には温かい気持ちになりましたが、そんな彼に壮大な夢があったとしたら、晴人がいつまでも罪悪感や引…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

エッセイ読みたいよー!

起きてからベットを出るまでに40分、普通にトイレで排泄もできない
仕事があって恋人もいるんだからめぐまれているなんてフィクションだと分かっていてもとても言えない、障害とともに生きることの難しさと苦しさがリアルに描かれています

ケアをする側の家族がつぶれてしまうのはよくある話なので、芝先輩みたいな人が周りにいてくれたことはよかった
(晴人の家族には最後まで理解してもらえなかったのかな…)

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

思うほど苦しめてしまう ※文章前半ネタバレなし、後半あり

まず一言。読了後の満足感と興奮がおさまらない神作。突如事故で当たり前を奪われた「晴人」と一途に愛し献身的な「晃」。二人の心情がリアルで言葉、表情、景色の一つ一つに胸がギュッと押しつぶされる思いでした。私は何も不自由のない体で今生きていて、晃の晴人を支えたい気持ちを理解できるからこそ、晴人の晃の行動に対する感じ方にどうしようもできない焦燥を抱きました。ここまで物語にのめり込んで感情移入した作品は他に…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

琴線に触れる、そんな作品

BLはファンタジーとはよく言われますが、多分、これもそうなんだろうとは思います。現実はもっと辛く悲しいことがいっぱいあって、ハピエンでは済まないだろう…と。でも、色々、ホントに現実に近いだろうことに、考えさせられます。昨日まで普通に送れていた日常が簡単に失われてしまい、何もかもが嫌になって、辛くて痛いのに、死ぬことさえも許されない。正直、恋人のことなんて考えられないぐらいの苦痛。自由に世界を飛び回…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

絶対読んだ方がいい!と言いたい

下半身麻痺の方の生活描写が忠実。だから漫画自体がすごくリアルに感じます。車椅子生活なこと、同性が好きなこと。そんな生きづらさの中で愛し合って生きていこうとする彼らに胸がいっぱいになります。

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

No Title

事故で下半身付随になり車椅子生活になった場合の苦しみに、心がえぐられました。より一層、事故の加害者・被害者にならないように気を付けようと思いました。

綺麗事があまりない、丁寧な感情描写に惹き付けられました。自分だったらどうするだろうと考えながら拝読させて頂きました。

主人公に対する出会った方々の反応は良いほう。経済的に困っているような感じには見られませんでした。
沢山考えての結果だと…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

タイトルが秀逸

試し読みを見て面白そうと思い購入しました、初めての作家さんです。
事故によって下半身付随になった小説家と、冒険家の夢を諦め会社員になった恋人の話。

車椅子での日常生活の解像度が高く晴人への感情移入がしやすく、だからこそエピローグが、幸せだねと思うと同時に第三者の目で見ると涙が止まりませんでした。

可哀想とかそういう気持ちではないと思います。あの付箋だらけの積み重ねられた"も…

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もう少しだけ、そばにいて コミック

白野ほなみ 

最後のページなんともいえない気持ちになった

初めての作家様です
実はちるちるで紹介されてたのを見て、読んでみたくなって購入しました。
ワンコ系おひさまみたいな性格の晃と性格が真逆な小説家超インドア派の晴人のお話なんですね
晴人は事故で半身不随?になってから一緒に暮らしてる二人
正直晃が献身的すぎて、良い人すぎて大丈夫かな?と思ったのですが、2人はお互い好きあっててでもそんな晃に晴人は負い目を感じてて
もう切なくて苦しくて痛いんです…

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