三池ろむこさんのレビュー一覧

狂犬は一途に恋をする 小説

野原滋  三池ろむこ 

超ネガティブなのに強気で意地っ張り

とっても魅力的な主役キャラ、個人的には大好きな二人です。
攻めキャラ浅海は人材派遣の特別企画室室長なんて大層な肩書があるのに
涙もろくて人情家、若かりし頃は狂犬と呼ばれるほどやんちゃだったし、
プロボクサーにスカウトされるくらい腕っぷしが強かったりする男。

そしてその会社に依頼人として出向くのが受けになる個人IT事業家の浩。
見た目もスタイルもオドオドしていて無口かと思えばネガティブ…

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狂犬は一途に恋をする 小説

野原滋  三池ろむこ 

その男、人情派

なかなかテンポよく、キャラクターの性格もとてもよく出ていて、展開のまとまり具合が程良い感じ。
決してこじんまりではなく、面倒見の良い人情派×ネガティブ男の組み合わせとキャラクターを楽しめちゃう1冊でした。

その体格から何かと絡まれ、人情に篤いことから慕われて頼りにされて、いつの間にかついたあだ名が「浦安の狂犬」
その腕っぷしの強さからボクシングにスカウトされるが、さる事情により現在の人材…

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ハートの問題 小説

一穂ミチ  三池ろむこ 

大好きです^^

ちょっとしたトラウマを抱えている主人公(受)を攻が
一生懸命に支えようとする姿がとてもよかったです!
ワンコ攻もえた~( ´////`)
いつもの一穂さんの作品とちょっと雰囲気が違ったんだけど、
二人とも一生懸命に生きて恋をして
お互いが大切になっていく様子がとても丁寧で
やっぱり一穂さんの作品好きだな~って思いました☆
お姉さんもとてもよいキャラで読んでいて気持ちがよかったです。

4

片思いドロップワート 小説

榊花月  三池ろむこ 

なんだか読みにくい

人間関係がごちゃごちゃとしすぎているからなのか、文体のせいなのか…
この作者さんの本はこれで読むのが二冊目だったのですが、こちらはどうも肌に合わなかったかな、と思います。

メインのカップルそっちのけといいますか、二人の恋愛以外の事がごちゃごちゃし過ぎていて甘さが少ない。
そして芹と乙文の性格が掴みにくく、物語に集中できなかったというのもありました。

設定やシチュエーションはとても良…

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ここからどうする? コミック

三池ろむこ 

高校生は大好き

囲碁をする高校生
同じ高校ではなく、ライバル校
囲碁対戦しいている時の
互いしかしらない
が、互いに意識するところとなり
気持が伝わる。

簡単にいうとこのような話
でも、気持の葛藤が少なく
いつから意識して
いつから気持が通じたのか
感じ取ることができませんでした

高校生なので制服がある
学生服とブレザー
このイラストだけでも
十分満足はしました

白木くん…

1

その唇をひらけ コミック

三池ろむこ 

残念

表題の作品ではなく、その中に入っていた
・ドロップアウト
という作品がとても大好きになりました。

父親の上司の息子さんの家庭教師をしなければならなくなった
大学生の西念。
黒髪無口系。
浮気をしては又戻ってくる女の子と付き合っている。

家庭教師先の生徒は高校生
花村くん。大人の事情をよく理解している、

この2人の恋のお話です。

何が気に入ったかというと
花村く…

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『恋をひとりじめ』恋をひとかじり描き下ろしショートペーパー 特典

好きが溢れてる

本編後の二人のある日の出来事で、朋樹の仕事も落ち着いてきた頃
秀成のバイト先のカフェで待ち合わせをしている二人の甘い内容です。

朋樹の実家で同居しているから、二人っきりでの甘い時間を過ごす為に
週末の金曜に待ち合わせをして二人だけの食事をするようにしていて、
今日は二人で焼き肉を食べに行く為に、早めに仕事が終わった朋樹は秀成の
バイト先で待っているのですが、そこへ朋樹狙いのバイトの女…

1

息もとまるほど 小説

杉原理生  三池ろむこ 

ゆっくりと

杉原先生作品というと、ゆっくりと恋愛感情を意識して、どんなに時間ががかかっても、とうとう思いを成就させるお話のイメージ。
この作品も、
出会ってから、いつしか恋情を意識して、でも、ずっと思いを秘めていて
その思いが、ようやく通じあっても、色んなしがらみを絶ちきる勇気が持てなくて、一度離れてしまうけど、長い時間をおいて再会した時に、結局、本当に必要で、本当に欲しいのはお互いだけだと、ようやく決…

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恋をひとかじり 小説

桜木知沙子  三池ろむこ 

ピュア過ぎて悪いことしてる気分になる(笑)

現役高校生とリーマンが通勤通学バスで恋におちるピュアラブなのですが、
読んでいると高校生の秀成のピュアさに何か悪いことしている気分になりました(笑)
品行方正、礼儀正しく素直で真面目、そんな詰襟学ランが似合う硬派なイケメンくん、
高身長で目立つ秀成とリーマンで実家暮らしの朋樹がバスで隣り合い、
寝不足気味だった朋樹が隣に座っていた秀成くんにもたれかかったまま居眠りして
それがきっかけとな…

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息もとまるほど 小説

杉原理生  三池ろむこ 

穏やかなる時の流れ

嗚呼、杉原理生先生の世界だなぁ、というのが真っ先に浮かぶ感想です。
あの表紙絵の背景は、ちゃんと物語にリンクしていて。
そういう細かい事も含めて、静かに感動します。

この物語では、主人公の透が幼い頃に両親を亡くし、東京から伯父の家(日本海側)へ引き取られるところから始まります。
幼少期、小学校、中学校、高校、そして十一年後の現在と、様々な時代にお話が前後して進みます。
伯父さんの家に…

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