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武蔵野チカ
雀影
ネタバレ
表題作は、一応ギャグ漫画なのかな? 最初、4コママンガフォーマットで始まって、途中から普通のマンガの画面構成のページがはさまってくるけど、ドタバタコメディの雰囲気は変わらない。こんな形ってweb発コミックだからなのかな。 ストーリーもギャグマンガだと思って読んでいるから、多少の飛躍だとかはあってもそれなりにテンポよく面白く読んだし、絵もギャグマンガとしては十分きれい。 同録作品は、報われない…
茶渋たむ
カバーイラストやタイトルからの印象もおとなしめだし、中の絵もシュッとした地味っぽい絵だし、お話も、読んでいけば両片想いの切ないすれ違いラブでしたって感じではあるのだけれど、何と言うか、エロのためのエロっていう無理やり感がどうしても気になってちょっと萌えきれなかった。 元々、学校内で所かまわず最後まで事に及ぶっていうシチュエーションがちょっと苦手というか、キスぐらいだと萌えるんだけど、これはちょと…
木下けい子
たとえ好きになってもらえなくても、ただただ自分が相手を好きなだけ。 それって、随分と傲慢なことだ。 17歳は本人が思うよりもずっとずっと子供で、傲慢も我儘も無自覚な子供の特権で、それを押し付けられる26歳の三島にしてみたら、17歳の有岡を子供としていなしてしまえる程26歳はまだ大人じゃないし、17歳の有岡と同じように我儘を張り合える程26歳はもう子供じゃない。 そして、生徒と教師という最大の…
さちも
とってもイチャイチャな、クズとゲスの攻め×攻めラブ。 ドS系バリタチ同士が、お互いを「堕としてやる」ってせめぎ合う。 それも、高校時代からの腐れ縁って、子供時代(高校生なんて当然お子ちゃまよ)の甘苦い恋を引きずっている大人の話とか、リバが好きな私の性癖にクリーンヒット。 加えて言えば、このカバーイラストの下條の、吊り眉たれ目なお顔で黒髪も好みだし、同じく下條の高校時代の眼鏡顔も好み。 …
ヨネダコウ
ヨネダ先生の非BL新刊。 非BLではありますが、そこはそれ、さすがのヨネダコウと言うべき作品。 ストーリー自体は『保険調査で「嘘」を暴く新感覚ミステリー』、作中で扱われる保険調査案件の他に、主人公には何か大きなものを抱えているのが見え隠れして…、とまだまだ続くようです。 この作品、絶対的な非BLとして描かれているのに、ここからBL的な二次展開がいくらでもできそうな、何か非常に香しい雰囲気がひ…
ゆくえ萌葱
これまでのシリーズ作品とカバーデザインの趣が変わって、まずパッと見た印象から「偲ぶ」感が薄まった第2巻。 内容も、いままで恋心を隠すことばかりに気を取られていた寅之介が、両想いになったことで大っぴらに迫ってくる哲也にオタオタ、モダモダするお話なので、続きだからタイトルに「偲べば」って付いていても、内容は「偲ぶ」っていう語感にはあまりとらわれないで読めたので素直に楽しめた。 それにしても、寅之介…
「睨めば恋」の主人公・梶本竜之介のブラコンおにいちゃんのお話。 「睨めば恋」を読んでいなくても、この作品はこの作品で独立しているので特に問題ない。 一時やんちゃしかけた寅之介が、当時のあこがれのリーダーだった哲也に数年ぶりに再会し、彼の店で一緒に働くようになったのだが…、 とこんな感じで、寅之介が哲也に抱いていた感情が何だったのか、その当時はちゃんとわかっていなかったけど、自分の気持ちに気づ…
キヅナツキ
前の巻から引き続きの、大人組、春樹と秋彦、そして雨月のストーリー。 大人組とはいっても、高校生で未成年の真冬と立夏に比べれば成人済みだっていうだけで、みんな自分の気持ちの行き場がわからなくて、お互いに傷つけあいながら右往左往するばかり。 こうやって、最初のカップル以外の登場キャラに話が広がっていくのって、結構難しい。 当初のカップルよりも別カプの話の方がどんどん広がって深まっていくのは、それ…
冬辺
お花に埋もれた素敵なカバーイラストに惹かれて購入。 オメガバースの上に、中の絵がかなり個性的だけど、私はこの雰囲気は好きです。 この主人公の花代のような、よく言えば惚れっぽい尽し系、悪く言えばやられ損系の受けキャラは、基本あんまり好みじゃないのだけれど、そこにオメガバース設定っていうフィルターがかかって、更にこの絵で非現実的な美少年感が増強されるので、割とすんなりと楽しめた。 でも、個人的に…
北別府ニカ
幼なじみ再会ラブ。 太陽は春人のファン第一号。 今日も「アイドルの春人」に夢中。 太陽の姉がアイドル事務所に勝手に送った履歴書でアイドルになった春人は、ひそかに太陽の事が大好きで、太陽が望むからアイドルでいようとしていたのだが…。 と、ここまでが導入部。 前半は、高校生で、まだ恋愛がどんなものかわかっていなかった太陽が、自分が春人に対して持っていた感情が恋だと気づくが、時遅く、春人は手の…