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座裏屋蘭丸
みみみ。
ネタバレ
座裏屋さんの絵や世界観に魅了されてからずっと、エロスオンリーではない作品を待ち焦がれてました。 ついに読めた本作は、萌えにプラスしてカタルシスもたっぷり。 好きなの来た〜!と思わず叫びたくなるお話でした。 もちろんエロス成分は有り余るくらい入っていますが、程度としては「いつもの」座裏屋さんです。 リブレさんが取った「完全受注生産の18禁本」という特殊な販売方法は、座裏屋さんの綺麗な画に無惨…
井戸ぎほう
カップリングがネクラ×ネアカってことで、読み終わってパッと思い浮かんだのがおげれつたなかさんの「エスケープジャーニー」なんだけど、あっちがメインストリームなら、こっちはオルタナティブってところ。 メインストリームもオルタナティブもマンガに使う言葉じゃないと思うけど、タイトルの「BLOOD SUGAR SEX MAGIC」ってレッチリの「BLOOD SUGAR SEX MAGIK」から取ってあるん…
蛇龍どくろ
蛇龍どくろさんの作品は未だにこれしか知らないのですが、BLにハマりたての頃に読んでとんでもない衝撃を受けました。 「同級生」「どうしても触れたくない」「刺青の男」「エンドレスワールド」 自分をドップリBL沼にハメ込んでくれた作品は、後追いにも関わらず、奇しくも全て2008年の作品だったりします。 居場所を見つけられない人間の脆さ。 孤独や空虚に飲み込まれてしまった人間の脆さ。 ドラッ…
石原理
最近90年代の作品を漁っているのですが、そんな中するすると引き寄せられるように辿り着いたのが石原理さん。 もともと私は定広美香さんが大好きなのですが、熱さが定広作品と近しくてハマりました。 こちらは98年から05年にかけて描かれた作品で、400ページ弱のどっしりと分厚い1冊です。 この作品自体はBLではなくブロマンスなのですが、「手錠」というアイテムが何より好きな私にとってはそれだけでも…
池玲文
最初は好きではなかった「媚」シリーズ。 本編最終章となる今作を読んで、揺るぎない神シリーズになりました。 恋愛サイドもヤクザサイドも気持ちいいくらいに美しい終わり方です! ヤクザBLの一つの様式美を見た気がします。 発売されて2ヶ月の間、時間さえあればこればっかり読んでました。 ハマり過ぎた… これから始まる二人の未来に思いを馳せられるラストシーンは何度読んでもジーンときます(T_…
どの作品もキャラに萌えて仕方ない池玲文さんなのですが、このシリーズの受キャラ〔韮沢〕だけは前作「媚の椅子」を読んだ時点では全然好きになれなくって、なんでこの作品が一番人気なんだろう?と凄く失礼なことを思っていました。 が、本作より先に買って読んだ「PINK GOLD 5」収録の番外編で韮沢の印象が180度変わりまして。 続けてこちらも読んでみれば、なんだよ韮沢めちゃくちゃカッコいいじゃないか!…
中村明日美子
このコミックより少し前に出た小松さんの「それから、君を考える」を読んだ時にも思いましたが、個々ですでに完成されているはずのピースがいくつか合わさることで更に大きなテーマやエンディングが浮かび上がってくるというのはやはり純粋に凄いなと。 例えアンソロで全編を読んでいたとしても、コミックになったものを買って読む意味のある1冊だと思いました。 明日美子さんの10代モノといえば、「ばら色の頬のころ…
わたなべあじあ
しっかり構築された世界観に、BLとしてかなり美味しい設定がてんこ盛りの洋風ファンタジーです。 ジャンル分けするなら女性向け少年マンガBL。 人為的超自然災害による都市壊滅後に作られた新世界で繰り広げられるコミカルトーンなバトルファンタジーに、ベターハーフのように惹かれ合う2人の切ない両片思いの恋愛要素を加えた、漫画としてもBLとしても満足度の高い1冊でした。 先のレビュアー様方が口々に高…
朝田ねむい
あらすじ、帯のキャッチコピーからしてこれ絶対自分の好きなやつだ!と少々期待し過ぎなくらいで手に取ったのですが、中身は裏切られることなく寧ろ期待以上でした。 2015年の締め括りにとても素敵な作品と出逢えました♪ ネオン煌めく華やかな色街の片隅で繰り広げられる訳あり男達の群像劇です。 「人」をしっかりと描ける作家様の群像劇モノってほんと面白い! 何度も読んでセリフの一つ一つまでをもじっく…
崗田屋愉一(岡田屋鉄蔵)
タイトルに使われている「ライアテア」という言葉には、“遠い空”という意味の他にもう一つ別の意味があって、それがこのストーリーのキーワードになっているのですが、ラストで意味が明かされた時、作中のあらゆる要素がその単語へと繋がっていき、思わず鳥肌が立ちました。 「熱」を失った男と「自尊心」を失った男の再起を描いた物語です。 主人公は、突発性の難病で片目の視力をなくしてしまった日本人カメラマ…