雀影さんのレビュー一覧

知らえぬ恋は愛(かな)しきものぞ 小説

久我有加   

のどかで素敵

久我先生のお書きになる関西言葉がとても好きです。
現代ものの、ちゃんと丁寧な関西言葉もいいですし、この作品のような、ちょっと昔の、明治時代の関西言葉も趣深いです。
特にこの主人公は、ちょっと田舎の、村の中での上の階級の家のお子で、それが東京で数年暮らして、夢破れて実家に戻っていて、そんな曖昧でぼんやり日々を過ごしていたところで、東京から来た、外国帰りの、ぐいぐい来る男性と会話するわけですから、…

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異世界の沙汰は社畜次第 3 魔法外交正常化計画 小説

八月八  大橋キッカ 

完結編

聖女召喚に巻き込まれたアラサー社畜のお話、完結編。
今回の近藤は、宰相閣下に外国の使節団の応対を命じられます。
元いた世界に帰る手がかり探しと、暴走してすれ違う二人の関係は?
って感じで、どんどん子供っぽくなってくる騎士団長と、ドンと包容力を増してくる近藤、そして、意外とあっさり解明されちゃう世界転移の方法。
召喚魔法で世界転移の細かい理屈とか、物語さえハッピーエンドなら細かいことは気にし…

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元勇者一行の会計士 小説

梅したら  yoshi彦 

勇者の旅が終わった後

勇者パーティが、10年かけた魔王討伐の旅を終えて帰って来てからのお話です。

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異世界の沙汰は社畜次第 2 教会運営支援計画 小説

八月八  大橋キッカ 

今度のお仕事は神殿です

読んだらすぐにレビューしておくのは大事です。
既読未レビューはダブり買いなどの勘違いの原因になりますから。

さて、無自覚初恋モードで近藤に執着する騎士団長さまと、そんなアレシュの気持ちを半ばわかっていながら、何とかそこをうまい感じにごまかして曖昧なままの関係で乗り切りたい近藤、二人の間には、はたして、どんな試練が、進展がまっているのか!って感じの第2巻。
近藤は、宰相殿によって送り込まれ…

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社畜な僕と狡猾な悪魔の幸福な結婚 小説

篠崎一夜  香坂透 

異世界召還

異世界に召還されて、悪魔の花嫁にされるお話です。
近年流行りの異世界転生や、異世界召還ストーリーは、何だか知らないけど、異世界に来たからには、何とかしないとって無双する系だったりします。
このお話の主人公も、異世界で悪魔の花嫁にされるという理不尽な状況に置かれて、自分が花嫁なのは受け入れ難くても、コルレオニスのために、自分に出来ることを模索して、最高の結婚式を準備するのですが、、。
まあここ…

1

温泉の底の洞窟で、冥界神がお待ちかね 小説

綺月陣  小山田あみ 

ハデス兄さん

ギリシア神話の神様シリーズの続巻です。
綺月先生もこんなコメディ書かはるんやっていうのが、まず驚き。
これ、電子で2冊同時に購入して、ついうっかりこっちから先に読んじゃったのですが、前作の設定をしらないままでも、ちゃんと問題なく楽しかった。
ひがみっぽいハデスの脳内妄想と、絶妙にすれ違いながらも成立しちゃってる角崎のオヤジギャグ感性。
そして大いに盛り上がる二人の夜!
もう、この前半で心…

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二度目の人生はハードモードから 小説

水無月さらら  木下けい子 

その手がありましたか

ザックリまとめると、転生ファンタジーですかね。
この頃は異世界転生が盛況ですが、こう、死ぬときに乗り移る系の転生物って、逆に古式ゆかしい、懐かしい感じです。
お話としては、芳郎にも拓人にも、それぞれ救済があって、オールオッケーなハッピーエンドで、ところどころ物足りない感じは無きにしも非ずですが、まあ、この分量のお話なのでこれで良かったと思います。
それよりも、昨今の流れとしては、未成年を登場…

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わたしにください-十八と二十六の間に- 小説

樋口美沙緒  チッチー・チェーンソー 

自分勝手な

それぞれの心の中では決定的にすれ違ったまま、仮初の蜜月を過ごしていた路と森尾だったが、後輩の臼井が路に近づいてきて、、

路は、森尾の気持ちを思い違いしているだけで、自分の恋情は、ずっと、しっかり持ち続けている。
それに比べると、森尾の方は、自分で自分が許せないからって、随分自分勝手な言い草で、ぐずぐず、うじうじ、路を拒んでて、もう、かなりマジで、この森尾ってキャラを罵りたい気分なんだが、

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毒を喰らわば皿まで 小説

十河  斎賀時人 

悪役令嬢の父は悪宰相はお約束

最近流行りの、転生覚醒したら恋愛ゲームの悪役令嬢でしたのBL版?
とりあえず主人公が、恋愛ゲームの定番敵役の悪役令嬢の「父親」で、彼の一人称でお話は進んでいくから、いずれBLになるのであろうと読み始めたはいいけれど、前半は、普通に前世の記憶を駆使して復讐していく系のファンタジーで、まあ、これ系のラノベ自体嫌いじゃない、むしろ好物だったりするから、これはこれででもいいのかも、でも、この本、BLカテ…

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鏡よ鏡、毒リンゴを食べたのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

リアルな現代物でした

いや、マジで、白雪姫モチーフのおとぎ話ファンタジーだと思い込んで電子で買ったから、冒頭、普通に、売れなくなった元アイドルが、芸能事務所でクビの宣告の覚悟をしていたら、、とか、最初???の嵐だったのですが、
「奇跡のミューズ」くんが、鏡の、ある意味呪いを乗り越える、とっても真面目なお話でした。
この作品、小説なだけに、挿絵のない脇キャラの声が某リアル大御所俳優さんで脳内に響いたりしてしまい、その…

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