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名倉和希 タカツキノボル
茶鬼
ラブコメ部門で大変に注目している作家さん、名倉さんの2月はルビーから。 ちょっと軽めで敬遠しがちなレーベルなんですが、やはり名倉さん♪(←ひいきしている)サクサクと軽いノリなんだけど、そのじわじわと攻めるS具合と、無自覚天然Mの組み合わせが絶妙で、これは上手い!と思った作品でした。 や、本当!これは丁度いい!ディープじゃないけど、エスエムスキーも満足できる具合じゃないんでしょうか? 新人…
真崎ひかる タカツキノボル
ネタバレ
これは何と言っても「尻尾」の一言につきますよね♪ 隔世遺伝で、大神様の血が現れてしまった孝太郎はその秘密の為に、他人を寄せ付けないように生活してきたのに。 会社の寮の隣室に越してきた同期の相馬が、人なつこいといか何と言うか、孝太郎の迷惑も考えずにズカズカ踏みこんでくるから、とうとう秘密を知られてしまい~ww 人狼モノにしては、尻尾が生えるだけという、人外的特徴は薄いけど、とってもコミカルで、…
甲山恋子 琥狗ハヤテ
甲山さんのファンタジー、はずせばとんでもトンチキ(?)になる可能性もあり、ハラハラした購入でしたが琥狗さんのモフモフ絵が実に良くて、「狼男」にはバッチリでした。 またお話も、いい具合に出来ていて人狼王の座をめぐるお話としては、面白く読めました♪(ヨカッタ~v) 主人公の謎の生い立ちと、精通を迎える頃から始まった謎の淫夢が、その後の展開に上手く絡んで、エロ具合も”コブ”登場で、犬科らしい設定に満…
ひちわゆか 如月弘鷹
96年のビブロス版の新装文庫版。 過去掲載作品に、同人2編が入ってます。 まだ携帯電話も普及してなくて、少年達の連絡ツールはボケベルがメイン。 如月さんの絵も当時のままに、表紙カバーのみ色の変更はありますが、当時の風俗が思い起こされて、すごくすごく懐かしい匂いのする小説ですねv 一応BLではあるんだけど、ラノベの男子版っていう雰囲気が満載で、じつに主人公が少年ー男の子してるのが、すごく新鮮…
海野幸 佐々木久美子
1作目、幹部候補生からチーフになったことで精一杯意地張って頑張ってる”美貌の幹部”がかわいらしかった前作。 その性格は簡単には変わらないだろうけれど、”40男”にどれだけ溶けさせられるのか、そんな甘い続編を期待していたら・・・!! 全然、甘くならないんですぅ~~(涙) これでもか、っていうくらい仕事がっつりで、 ラブはいずこ?愛は何処? ちょっとぐらい強引に奪ってよーー!ってジレッタイ事…
水城薫 穂波ゆきね
表紙絵のちょっとまだらの無精ひげに惹かれた一冊でしたが、読むのにすごーく時間かかってしまいました(涙、、) 全然萌えが、ワクドキが襲ってこないんです。 読み進める度に何で何だよー!? と、自分の好みというか思う方向へ行ってくれない展開に若干苛立ち、 主人公達の性格に苛立ち、 何でくっつくのか訳わかんね!って何度リタイアしそうになったことか・・・ そんな苦労した作品でしたが、やはり評価は…
真崎ひかる 春野アヒル
山師のような仕事をしている父親の突然の死。 その父親に出資した借金の返済の担保として、強引に連れ去られ、何もできないからと家政婦ような仕事をしだす高校生・奏衛(かなえ) ほとんど家にいなくて帰ってこない父親だったから、その死も信じられなくて、、、いきなり一人で放り出されて困惑するはずが、その借金元の男・杉澤に翻弄されるうちに日々は過ぎて行き・・・ 要素と設定材料はとってもよかったんです! …
犬飼のの 葛西リカコ
葛西リカコさんの美麗表紙に釣られてフラフラ~♪ 実は犬養ののさん初読みで、そんなに期待していなかったんですが、その分読んだら結構面白い! ポヤヤ~ンとした御坊ちゃま気質の優しい主人公に、 色々現代で生きるには苦労している魔族達、そしてまた彼等が人間臭くて、というか人間であることにこだわってその生き方を捨てられないという部分、 このトライアングルも微妙なモノがあり、帯の通り「どちらかなんて選…
桑原伶依 蘭蒼史
出会い→子狼のピンチ→と来た3作目はどちらかというと真箏と司狼の夫婦としての絆編というお話になりました。 前作2本読んでなくても、丁寧にそれまでの経緯がざっと綴られているので大丈夫ではあるんですが、これだけ単発で読むと興ざめしちゃうかもしれません(汗、) 何せ、本の半分くらいずっと夫婦のやりとりですから!! えっ?これってBLだったの?っていうくらい、真箏が男だっていうのを忘れちゃうくらい親…
安曇ひかる 三池ろむこ
家が隣で、3日違いの同い年、いつも何もかも競い合って兄弟のように育ってきた幼馴染がいつからか距離ができるようになり、ケンカ別れしたまま引っ越しにより別れてしまう、そして11年ぶりの再会。 それぞれに抱えた事情が大人の事情であるものの、この結末もあるのか? 何となく、ほっとしたような、その最後の最後まで下されない決断に、今更?いや、今頃?と疑問を抱きながらも、その長い遠回りにじれったさも感じる本…