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神奈木智 三池ろむこ
茶鬼
ヤクザといっても、構成員30人程度の小さなシマをまかされた組。 頭は武闘派に似合わずキレイな顔をした(それがコンプレックス)藤波。 彼が怪我をしたことで救ってくれた敵対する組の構成員でもないチンピラの陽太に好かれて、すっかりペースを見だされた藤波が紆余曲折を経て彼を側に置くことになるというお話でもあり、陽太がフラフラして決め切れなかった道について決断する物語。 この陽太、何で24歳になる…
安曇ひかる 鈴倉温
ネタバレ
キャラ勝ちした作品。 最初から最後まで愉快に楽しめました。 主人公達の性格設定もあり、それから生まれる爆笑なやりとりにそれを生む原因となる友人の存在。 彼が脇役ながらいい働きをして、物語の面白味を一層愉快に演出させるきっかけになっていました。 数々のやりとりも逐一面白いのだが、一番の見せどころは思い込みで登場するエッチシーン♪ まさかよもや!ながらそこにある健気な気持ちに真剣さがあるのだ…
石原ひな子 高宮東
今月は血の繋がらない兄弟モノが2冊発売になりましたが、こちらどちらかというとしっとり大人系の切ない展開。 しかしながら、主人公の温度がものすごく低いのでイラっとするものが。 しかしそのイラつきを呼ぶものこそが、主人公のこだわりであったということだったのですね。 その結末を知るに、それはある種の執着の形でもあるということがわかるのですが、こんな事ならもっと早くに何故?とも思わなくもなく、しかし…
小中大豆 陸裕千景子
小中大豆さんの3冊目は血のつながらない兄弟モノのラブコメ。 この陸裕さんのカバーイラストに色々な鍵が隠されていて、読み終わった後に見るとまた楽しい♪ 呆れかえるほどのブラコンを超越したラブっぷりからくる物語展開が実に楽しい1冊となりました。 主人公も、主人公の兄も中々にいいキャラでしたよv 母親の再婚で兄弟になった兄の千流(ちづる)と、母の連れ子の唯。 女の子みたいに可愛かった唯は兄…
高岡ミズミ 蓮川愛
題名が表現してるもの、まんま主人公達とその接点かもしれません。 セックスが仕事で趣味でピアノを弾いてる?みたいなヒモ暮らしの攻めに一目ぼれで恋したお寺の坊さんが、合コンで手に入れた玩具の手錠で彼を自分のモノにしようとした。 そんなきっかけで始まるお話。 このハードルは果たして超えられるだろうか?「坊主受け」 最近「坊主バー」とか「美坊主」だの、ちょっと前話題になったりしたイケメン坊さん…
小林典雅 円陣闇丸
ラブコメの印象が強く、笑いといったら小林典雅!というくらいの作家さんが何と花丸BLACK!? 嘘から出た誠というかあとがきが本当になっちゃいましたよ♪ さて、内容は舞台が江戸以前で藩主の寵童という王道設定をもってきて、3P(受け2)ありの、百合プレイありの、3P(攻め2)ありの、お道具使用とかテンコ盛りにして、文章や表現が違うものの、山藍作品っぽい展開なんかだったりしまして・・・ だけどそこ…
砂床あい 小山田あみ
かなり目をひく素敵な表紙です☆ 帯の煽り文句は「閉ざされた屋敷で行われる調教。そこには愛と快楽しかない。」とあり、幾分かありきたりですが、その通りに ”SM” ではありますがかなり愛情がありましたよ。 自分的には全然痛くないSMで、展開的にもラストに至ってもちゃんと「愛」があるので安心して読める1冊だと思います。 生年月日も親も知らない施設育ちの青年・潤音が行きついた先は己のマゾヒスト嗜…
火崎勇 こあき
唯一の身内である母親を亡くし、突然現れた父親と名乗るその男はヤクザで。 顔も身の上も何も知らなかった相手だが、家族が出来たことが嬉しくて父親の元で籍は入れずに暮らすことになった主人公・景一。 そんな彼を引き取ったときからずっと見守ってきた、兄のような存在である若頭の波瀬と彼への恋心がそだった景一との、景一を守るが故のその事実を呑みこんで罪を共に背負って生きて行くことを決めるといったお話。 …
今城けい 金ひかる
作者の今城けいさん、自分的にシャレードは過去2冊はずしてきているので余り期待はしてなかったのですが、理系のリーマンにはとても興味があるので手に取った一冊。 ただ入り方とか楠田雅紀さんの「恋人はバカ~理系彼氏のしつけ方」と若干にていなくもない。 理系作品といえば研究開発バカでお固くて真面目で融通がきかなくて鈍感で(ひ、ひどい!)空気が読めなくて人を怒らせたり、身なりにも気を使わなかったり、そして…
火崎勇 海老原由里
火崎作品にしては本が薄い、しかも中を開くと回想が多いせいか改行が多く見た目の印象が詩みたい!? すれ違い、誤解思い込みのお話で、元ヤクザの土建業と土建業を表の顔に持つヤクザというヤクザ設定なのに、今どきヤクザじゃ食っていけないという、あらら~?なお話。 いつもの怒涛のラスト謎解き風味は薄く、最初から丸わかりでしかも設定が温く、今回は今一つに感じます。 不器用な執着攻めも、今一つ。 もう一つ…