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樹生かなめ 奈良千春
茶鬼
ネタバレ
清和が氷川を選び自分を振ったことがどうしても許せずに起こした京子の逆襲劇は、いよいよ佳境を迎えました。 本家リキの奥さんと子供、橘高の親父や典子さんが人質にとられ身動きがとれない清和一派は、京子をなだめるために清和と氷川が別れたという偽装工作をするも、そんなことハナから信じられていません。 今回は、氷川Vs京子 というオンナの戦いでとうとう決着することになるのですが、それはあまりにも犠牲が大き…
鳥谷しず 宮沢ゆら
結構個性的な作品とエロエロで、中々に注目な作家さんが王道のルビーで!? この昔風のベタな表紙にちょっと購買意欲が削がれてしまったんですが、作家さん買いというということで。 ストーリー的には、わりと王道な「一目惚れ」路線だったのですが、やはりその中身のエッチの濃さと、セリフですね♪特徴的な。 その点は、鳥谷さんらしい表現で笑わせてもらいました! 上司のセクラハラを拒否したら、逆にセクハラ…
夜光花
イラストのないカバー、箔押しの題字、もちろん中にイラストは一切なく。 そっか、、、『忘れないでいてくれ』のスピンオフ、そう朝南かつみさんへの追悼の意味もあったのですね(涙) 読んでいる間、自分で勝手に頭の中で朝南イラストを想像して、きっとこのシーンにはこんなイラスト、主人公たちはこんな、あの人たちは・・・とそんな空想も働かせて読みました。 前作はサイコメトラーの清涼と刑事の秦野が主人公で…
秀香穂里 高崎ぼすこ
SHYで秀作品って初お目見え? 簡易あらすじだけ見て他の予備知識は一切仕入れないで読み始めました。 ワンルームに住む普通の会社員が帰宅すると、燕尾服を来た執事がいきなり「おかえりなさい、ご主人様」と出迎える。 なにやら遠縁の金持ちが亡くなり、その遺産と共にこの執事が会社員に贈与されることになったのだとか・・・ 行き届いた身の回りの世話はもちろん、いきなり下の世話までパックンされちゃって。し…
佐倉朱里 青山十三
あとがきを読むまで『唇にコルト』の関連作品なんてこれっぽっちも気が付きませんでした! その前作は探偵が主人公で、ちょっと大人なハードボイルドタッチのオシャレな感じのする朝南かつみさんのイラストによるものだったのですから。 それに気がついて本文を思い起こせば・・・ああー!なるほど。(そのイメージもあるせいか当人たちは遠目で1ショットイラストに載っているだけでした) だけど、前作を知らなくても全…
高遠琉加 高階佑
読み終わって、なかなかここまで業が深いとは!とこの先がとても愉しみになった2冊目。 モデルの死を追う新米刑事とちょっとやさぐれた何かありそうなベテラン刑事。 そして庭が縁で出会ったガーデニングの青年と、彼と秘密の関係のある何やら黒い影を持つ綺麗な男。 単なる三角関係や、事件の被疑者や追うものという関係だけではなく、それは複雑に絡み合いツルが巻きついて伸びていくように、そして根も深く張っていた…
柚原テイル 香林セージ
幼馴染(といっても過去1度会っただけの淡い思い出)再会と、学園の秘密といったサスペンスを融合した、学園物語? なにより、超がつくビックリ設定が出てきて、逐一「おいっ!」と突っ込みまくりで、ラストに至っても「おいおいおい~!」のおい×3乗という具合に、なかなかにぶっ飛び設定が笑っていいやら、これはこれでいいのか、と思うやら、複雑な気持ちになり、あげく笑い事で済まないはずなんだけど、いや、これファン…
谷崎泉 楢崎ねねこ
ペットショップ緑水館を舞台にした『緑水館であいましょう』のスピンオオフ作品。 その店の爬虫類館のチーフ・上平が主人公です。 前作、ヘビが苦手な江原くんが主人公でしたが、今回江原くんは主人公カプの間に挟まれてオロオロと、そして後半では散々な目にあっておりました(笑) しかし、前作を知らなくても全然OKです♪ 3年前に別れた恋人が元サヤに収まる、簡単に言うとそんな話なのですが、その間に環境も変…
義月粧子 小路龍流
なかなかここまでに、蹴られても殴られても(大仰)すげにされても蔑まれても、どうしても欲しいものの為、 運良く身についていた人タラシのその技とたゆまぬ努力で、手の届かない人を手に入れる話。 読んでる途中で、無理じゃない?絶望的じゃない?そう思えたりもしたのですが、ここまでのまっすぐな執着モノは、ちょっと珍しいお話だったかもしれません。 なので彼の運の良さがファンタジー要素でもあるんだと思うので…
犬飼のの 國沢智
ホーネットの女王の千里眼から逃れるように逃避行しているルイと紲。 前作で、紲が蒼真の輸血を受けたことで寿命が延び、しかも赤目だった紲が貴族悪魔しか持たない紫の瞳に左目が変わるオッドアイとなる変容を遂げたことで、彼等の運命も変わってきてしまったのですが、 今回はさらなる驚きが!! これは新たなる運命を切り開く切り札となるのか? しかし、ラストは・・・ ああー!まさに題名の如く読者が焦れ舞っ…