夜光花さんのレビュー一覧

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

面白かっただけに、続きが読めないのが残念

きっと少数派だと思うんですが、
1,2巻は虫たちの蠢く描写は平気でしたが、
攻めの水雲が躊躇なく生きてる虫を殺すのが気持ちよくなくて、
ちょっとトキメキづらい…と感じていました(^_^;)

でも、やっぱり話は面白いし続きが気になるので、
また虫が可哀想なめにいっぱい遭っているのかなぁ…と、
ちょっとビクつきながら3巻を読んでみると…
虫も沢山殺されていたけれど、
それよりも虫に…

4

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

不遇を不遇と思わない前向きさがいい

霊能者の家計に生まれた歩と、何か良くないものに取り付かれている西条。
分類するならホラー?という感じなのですが、怖いお話でなく、明るくコメディなノリも味わえます。

歩が気の抜けた性格をしていてシリアスなのにどこかシリアスになりきれなくてよかったです。頑なに霊を信じないし、お祓いを嫌がる西条も冷たいかと思えば本当はすごく優しい。魅力的なキャラだと思いました。

歩は一般的な家庭で育ってお…

1

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

耐えて耐えて読了

大の虫嫌いのワタシが、虫に耐え虫に耐え虫に耐え…読み続けたのは、もちろん面白かったからです。
そして、最終巻。楽しみにしていました!

が、期待したあまりか?つまらなくはなかったのですが、それほどドラマチックに感じられず展開にもわくわくすることができませんでした。
いつものような、ぞくぞくわくわくどきどきが薄くて。

ラストは確かに映画のようなエンディングで、ぞくぞくしましたが、その前…

4

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

終わり方にえぇーーー??!

作者様曰く、映画のような終わり方にされたとのことですが、えぇーーー?!っとなりました。。
続きを匂わせながら、これが最終巻だということなので、なんだか釈然としないものも感じました。。
受けの謎も回収されてしない部分もありましたが、きっと攻めもいるので大丈夫なんでしょう。。
虫嫌いの私にはゾゾゾっとなる場面が多数でしたが、作者様お得意のダークでディープなお話で、伏線の張り方や飽きさせない展開等…

3

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

虫キライな私でも面白かったです

「バグ」3冊目にして最終巻の今巻。バグの正体がついに明かされます。

幼いころの記憶がない七生ですが、その理由が徐々にわかってきます。記憶はないだけで失われたわけではないので少しずつ思い出す過去と、七生の祖母から聞かされた話、育ててくれた叔父の話、そして「バグ」を追いかけモズと訪れた「バグ」の育った家を調べるうちに、自分ももしかして…?と思う七生のパニックが手に取るようにわかり、ドキドキしなが…

3

君を殺した夜 小説

夜光花  小山田あみ 

もはや受けが不憫

他の方も書かれているように
受けである幸也は結構なマイナス思考の持ち主です。
ですが、どちらかというとウジウジオドオドとしたタイプの卑屈さではないので苛つく程ではありませんでした。
聡の重すぎる愛情や幸也の家庭環境などから鑑みると、彼の精神にかかった負担がその後の人格に大きな影響を与えた結果なのだと納得もできます。
そして聡が言われた通りに飛び降りてしまったことは、寧ろそこに追い打ちをかけ…

4

バグ(3) 小説

夜光花  湖水きよ 

ラスト5ページまで油断できない最終巻

シリーズ最終巻。
前回ラストで明かされた衝撃の真相から更に話が二転三転し、最後まで目が離せない展開となっています。
蟲描写のグロッキーさもパワーアップしているので、苦手な方はご注意を。

前巻で明かされた「バグ」の正体。
七生はバグを止めるため、たった一人で相手に会いに行く。
そして、父親の真の正体、父と蟲を殺す一族との因縁を知ってしまう。
更に、自身の体内にも蟲が潜んでいる可能性に…

8

少年は神の花嫁になる 小説

夜光花  奈良千春 

高校生が異世界にダイブ!初心者向けファンタジー!

主人公は現代の日本の高校生。
ある事情で異世界に召喚されてしまいます。

魔女、魔法、竜、騎士、呪い、神獣などが登場しますが、
主人公もそんな存在に出会うのが初めてということで、
ファンタジーもの初心者の方にはおススメです。
アーサー王の設定も取り入れているので、
カタカタ名前が苦手な方もちょっと親しみやすいかも!?

シリーズものの1巻ということで、
今後が楽しみなお話でした…

2

バグ(2) 小説

夜光花  湖水きよ 

遅々として進まない関係

前回、散々気持ちの悪い虫の洗礼を浴びたおかげか、若干耐性が出来たような気がします。耐性が出来ても内容は更にハードなことになり、最早感覚が麻痺したと言った方が正しいところで、元気に読了。

今回はバグの正体が明かされて、七生との関係なども分ってきました。
蠱な描写もどんどん増えてきて、より猟奇的な雰囲気に……。
私は蠱とかそういったのは苦手な方なのですが、それ以上に先が気になって気になって、…

2

バグ 小説

夜光花  湖水きよ 

むし、ムシ、虫、蠱!!

蠱退治する攻と、蠱を感知する能力を持つ受の話です。
サスペンス風ファンタジーという感じなんですが、結構精神攻撃が激しくて、読後の消耗が半端ない。

バグってタイトル、最初はIT系のなんとかかと思ったんですが、虫だ蠱だと出てきたあたりから、こっち系か! と、その時点て本を閉じそうになりました……。
虫とか蠱とか、とにかくウゾウゾモゾモゾゴゾゴゾとかいう音がダメな人は徹底的にダメな気がします。…

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