Mさんのレビュー一覧

非BL作品

龍は闇に堕つ 四龍島シリーズ 小説

真堂樹  浅見侑 

出生の秘密……

 飛の出自を知った羅漢たちは、マクシミリアンを廃し次期『白龍』の座に就くよう飛に迫った。
 急進派の羅漢と、飛に花路離脱を勧める葉林とが対立し、仲間たちの間でも争いが起きる。
 守りたいと願っていたものを自らの手で壊していくことに耐えられず、追い詰められた飛は、ついにある決意を固め、白龍屋敷へ乗り込んでいくことに……

 という感じのあらすじでした。

 巧妙な罠に操られるがままに、飛…

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意地悪しないで! 小説

天野かづき  蔵王大志 

ちょっと惜しい!

 佑は、地味でダサイオタク。
 アニメが大好きで、大学でもアニ研に所属し、ヲタク街道まっしぐら!

 ところが、そんな佑に、自分とは正反対のイケメンに成長した幼馴染み・遊馬が付きまとうようになった。
 遊馬は、モデルの仕事もしていて、常に女の子に囲まれているモテモテ状態にも関わらず、どういう訳だか「佑が好きだ」と言ってくる。
 当然、佑は信じられるはずもなく、聞き流していたのだが、ある日…

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バカな犬ほど可愛くて 小説

英田サキ  麻生海 

恋愛初心者に振り回される!

 男との恋愛経験も豊富な成瀬聡の現在の片思いの相手は高校からの付き合いで、二つ年下の苅谷志郎。
 苅谷は、見た目はいいのに恋愛に関してはとことんダメ。
 おまけに、隣に引っ越してきてからというものの毎日、夕飯を食べに来る甘えたがりのワンコ。
 ところがある日苅谷に、好きな男ができたから、男同士のHの仕方を教えてくれと迫られる。
 成瀬は、胸の痛みを覚えながらも、必死な彼の頼みを聞き入れ、初…

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間の楔 4 昏迷 小説

吉原理恵子  道原かつみ 

過去から繋がる

 イアソンの呪縛から解放されて、スラムで怠惰な日々を過ごすリキにその日々を打ち壊すような出来事が起こる。
 それは、同棲相手のガイが、キリエに連れられたまま行方不明になってしまったのだ。
 実は、呪縛から逃れられたと思っていたのはリキだけで、イアソンは決してリキを本当に手放そうとは思っていなかった。
 リキを手放したのは、一時の休息をリキに与えるため。
 そして、再びリキを手中に入れるため…

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聖娼―きよらかな恋人 小説

あさひ木葉  桜城やや 

聖なるお話。

 清音は、天使であった。
 一般的には天使は、神に遣え、神のために戒律を守り、厳しい生活を送る存在であった。
 ところが清音は、どうしても一つだけ叶えたい願いがあり、それを叶えるために人間界へと降り立った。
 清音の叶えたい願い――それは、かつて天才の名を恣にしたヴァイオリニスト・皓牙にその音楽を取り戻してもらうこと。
 皓牙は、自動車の事故で腕に怪我を負い、もう二度と昔と同じようにヴァイ…

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官能のエチュード 小説

いおかいつき  サクラサクヤ 

攻めだと思ってたのに!?

 恋人にホテルで、Hが「つまらない」といわれ置き去りにされた氷室涼介。
 また、いつもと同じことの繰り返しにつかの間呆然とするも、さして動揺することなく、ホテルを後にしようとした。
 ところが、ふと目にした光景に涼介の目が釘付けになってしまう。
 向かいのビルの窓際にいる二人の男――目隠しをした華奢な青年とそれにのしかかる野生的な風貌の男。
 どう見ても行為の真っ最中だとしか思えない二人の…

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感じやすい傷痕 小説

西野花  かなえ杏 

ベタですね!

 バーテンダーの葛城千歳は、幼い頃に母親の恋人に性的虐待を受けてから、誰かを好きになることも、誰かと必要以上に距離を縮めることもできずにいた。
 そんな千歳目当てで店に通い続ける男が一人。
 年下の男・秋津和馬だった。
 彼は、見た目には普通のいい男だったが、彼と同じタイミングで入ってくるもう一人の男が、彼がそうではないことを現していた。

 そんな千歳はある日、母親の借金の肩代わりをヤ…

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極道で愛獣 小説

橘かおる  櫻井しゅしゅしゅ 

執着攻め!

 達哉は、坂下組の金庫番で、組長の養子。
 そして、驚異的な運を持つ男。
 賭け事には負け知らず、日々株を動かし、組の運転資金を稼いでいた。
 ところが、組長である義理の父が病に倒れ、その気もないのに坂下組の若頭に指名されてしまう。
 突然の出来事に達哉は戸惑うけれど、その重責を引き受けるかどうか、達哉は自分の運試しをして決めるために、はるばるモナコのカジノまで出かけて行った。
 そこで…

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捜査官は恐竜と眠る 小説

  有馬かつみ 

デレ多めツンデレ!

 古生物学者のサイラスが恐竜の化石を発掘していると、そこに出てきたのは、人骨。
 それも昔のものではなく、最近のものであった。
 発掘現場が、事件現場になってしまうという最悪の状況に、捜査に訪れてきたのは、クールな美貌のFBI捜査官・リン。
 サイラスは、過去の出来事から人と深く関わろうとすることをやめてしまい、今回の捜査も、発掘現場を荒らされてしまう、という理由からあまり協力的な気持ちにな…

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最悪 小説

ひちわゆか  石原理 

コンプレックス!

 橘英彦は、三十代にして課長という同期の中でも異例のスピード出世を果たしたエリートサラリーマンだった。
 そんな彼が出張先で、不本意ながらも再会してしまったのは、数年前に三行半を叩き付けた同棲していた元恋人・有堂だった。
 彼は、傲岸不遜で厚かましく、部屋の片付けもしない、それどころか服は脱ぎっぱなし、ビールでさえも自分で取らず、英彦のことを顎で使う。
 そんな無神経な男だったけれど、英彦は…

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