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10/29(合計:281件)
ofnotice
前半をぶった斬りすぎて、やや焦点がボケてしまった残念な作品。 不器用な男に櫻井さん、小心者で嫉妬深い医師に千葉進歩さんは 割とドンピシャだと思うのですよ。 原作では世渡りはそこそこ上手だが身勝手で嫉妬深い男、若宮を どれだけ嫌なヤツであるとともに愛おしく演じられるかっていうところが キモだと思うんだけど、そのあたりは千葉進歩さん、かなり成功していると思います。 しかし、いかんせ…
遠野春日 麻々原絵里依
今年の自分的ヒットの1つは「茅島氏」シリーズなんですが、 コレのコミカライズもあなどれない。 だいたい原作の挿絵が日高ショーコ先生だというのに、 それをしのぐ説得力があるのはなんとも不思議でした。 絵柄的にはどちらかというと自分の好みからは離れるんですが、 浮世離れした茅島氏はあまりガチガチに描きすぎないほうがいいのか、 適度に白っぽくなってたほうがいい。 さて、コミックのほ…
木原音瀬 金ひかる
木原作品といえば、やたらヒドい攻めが出てきたりすることがありますが これもそれの一種なのか? 木原音瀬作品に3Pエロエロってめずらしー…と思って見てみたら しょ、しょっぱなから3Pですかwww いやしかし、ここでエロスを期待してはイケナイ。 粛々と読み進めていくと、強姦した側×された側が不思議な縁で 結ばれていることを知る。 すいません、ワタクシここで心理ドラマ的な展開をもん…
榎田尤利
エロスの語源は言うまでもなく、古代ギリシア語の「恋」と「愛」の神、 のちにローマ神話のクピド(キューピッド)といっしょくたにされる神様ですね。 さて、このeroticaは単に劣情をガンガン盛り立てるというより、そうした原義的な「愛」や「恋」の形をセックスないしは性的興奮を用いて体現しているかのように思えるわけです。 ですが、出てくる人々はなにかと素直じゃありませんね(笑) つまり…セク…
原作既読。 う~ん、コレは賛否両論あるっていうよりも、原作の難しさが出たドラマ。 原作そのものも、予想不可能なドラマチックさはなく、 ストーリーラインからすればむしろBLテンプレ、ヤクザBLでもないし、セレブものでももちろんない。 押したり引いたり、へんな駆け引きをしながらすすんでいく大人同士の話で。 じゃあどこにウェイトかかってんのよといったら、あやしげ~でアダルトな「空気」なんですよ…
高坂結城 高宮東
表紙見た瞬間に「ブーーーッw」と噴いた自分。 なんつうかふた昔前の少女コミック!?な表紙絵と、クサすぎるタイトル。 しかし、意外に読ませますねぇ~。 ラブラブ恋人同士モノでありながら、二人の気持ちをきちんと追っているところに好感。 設定だけで引っ張っていて、「気持ちの揺れ」に欠けるBL小説がどうも多い気がするが これはその意味ではそう悪くない。 恋人同士でありながら、つまらないことで喧…
真崎ひかる 陵クミコ
尾崎豊の「15の夜」を思い出させる作品。 10代、20代ならこういうのに感情移入しやすいのかもしれません。 しかし、40代にとってはちと説得力が足りない(苦笑)。 「大人はずるい、汚い」の考えに凝り固まっている加賀と 浮気性の母を持つ水沢の背景がやけにペラペラしてる。 出てくる大人たちがあまりにも漫画チックで、作品にへんな「青さ」を 感じるんですよ。 狂言廻し的な役割の先生が出て…
沙野風結子 実相寺紫子
「獣の妻乞い」のスピンオフ、銀髪の美しい狼とかわいいチビ狼編。 ハードな筆致の沙野先生に似合わず、序盤はとっても愛らしい描写です(驚) チビ狼が野の花に話しかけるシーンはなんともいえない愛くるしさ! 「獣の妻乞い」でチビ狼の睦月は上から目線の やなガキなんですが、こちらでは大変一途であどけない。 「獣の月隠り」は沙野先生、どうやら悩んだらしい痕跡があります。 沙野先生の持ち味は…
安曇ひかる 山本小鉄子
ズバリ断言!安曇ひかる先生は今後、要注目です。 とにかくこの方の作品は展開、ディテールともにウマイ! ほぼ1年1冊のペースで新作が出ているんですが、 前作の「臆病なサボテン」は今後、大成しそうな予感がしました。 で、本作なんですが、いささか期待値高すぎた? 万年筆のあれやこれや、エピソードはふむふむと楽しく読めたんだが、 いくつか強引なところもあって、前作を超えるとはいかなかった……
沙野風結子 小山田あみ
アヘン戦争後、上海は不平等条約により開港され、 それを機にアメリカ、フランス、イギリス、日本がこぞって上海に租界を作った。 租界とは治外法権の外国人居留地。1920~30年代には各租界に洋風建築が立ち並び、 ショービジネスやナイトクラブが繁栄した。 上海が「不夜城」と呼ばれるようになったゆえんです。 またそれぞれの租界の境界付近は警察も手出ししにくかったことから、幇(パン)と呼ばれるマフ…