ofnoticeさんのレビュー一覧

堕楽の島 ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

カルトの終焉

美しすぎる公安の狂犬と、お化けバイクに乗った野獣のカップルもついにシリーズ完結編。
いままでのBLにはない超辛口ハードボイルドカップルは心ざわめく面白さがありました。

しかし、うわぁ~…評価分かれるぞ、コレ。
導入部分、カワサキニンジャで疾走するシーンはかなりシビれましたw
BLっていうとあんまりマニアックなモーターもの出てきませんからなおさらです。
自分は四輪派で二輪はウトいんだけ…

1

クリームな僕 小説

山藍紫姫子  ぽ~じゅ 

花丸文庫らしい上品さとチョイスの良さ。

「クリームな僕」はショタちっくでさすがに驚いたけど、
読み進めるとやっぱりヤマーイ先生なんだよね(笑)
山藍先生ご自身、「書いたことを忘れていた」というから、
探してきた花丸文庫さんグッジョーブ!です。
いまどきとなってはショタ同人誌レベルでありがちな話になっちゃうんだけど、
あくまでかわいらしさとエロっぷりを両立させているところは山藍節というか。

花丸文庫って、ほかのレーベルより…

5

皇太子の双騎士 小説

早乙女彩乃  兼守美行 

珍しい歴史ファンタジー系の三角関係?3P?

うわぁw 意外にシビアな評価多いなコレ(笑)
たしかにツッコミどころは満載だし、方向性がふにゃふにゃしてて、
デキの悪いファンタジー系RPGみたいなんだけど。

イヤ、いいと思いますよ……(ぽそっ)

騎士道精神にあふれた美形の二人に求められる王子さまという設定でございます。
かわいい皇太子さま、両手に花ってことで、当然揺れ揺れします。
この揺れっぷりが激しいのが不評の一因であろう…

1

二本の赤い糸 小説

水原とほる  金ひかる 

純文学めいた語り口が…!萌えないけどねw

積み上げてある3Pモノ本の山をはじから読んでいて、思わず「お?」と目を止めた。
文章に独特の魅力があります。
突き放した視点で、ところどころにマニアックな好奇心をあおる文は
ともすれば純文学的ですらあります。

でも水原先生の食べ物の好みはたぶん自分とは合わない……
バナナペッパーってナンデスカー!?と調べてしまった。
うん、これはちょっと食べてみたい。
だが、ミネストローネにブリ…

4

失楽園のトリニティ 小説

藍生有  カワイチハル 

3P描写は安定感バッチリですが…。

3Pモノ、それも兄弟系を書かせたら鉄板な安定感のある藍生先生。
兄弟ならではの背徳感がにじみ出ているのも大変ポイント高し。

兄弟モノといいましても、正確には従兄弟関係だった弟二人×健全な受け
両親が亡くなって叔母の家に引き取られ、弟二人が増えたってパターンですね。
両親お亡くなりパターンはもはや兄弟モノ3Pでは鉄板デフォルト設定なんですが、
コレはやや変化球です。
兄弟の会話やなに…

1

スタンレー・ホークの事件簿(1) 仮面 小説

山藍紫姫子  本仁戻 

新しい試みだが…

これがシリーズものでなかったら、中立~萌の中間ぐらい。

スタンレー・ホークはヴァ―ジルシティ署の不良刑事。
オープニングの部分は山藍先生のHPでも読めます。

耽美でエロス祭典の山藍節はなく、むしろ短編集などでお目にかかる
ややブラックなミステリー方向、なのでありますが
だがしかし、ミステリー小説として読むとかなり物足りない。

イタコみたいな美しい男っていうコンセプトは悪くな…

2

秘めやかな蜜事~紳士倶楽部の饗宴~ 小説

橘かおる  周防佑未 

斬新な3Pモノ。愛されまくる受け!

3Pとか複数Pモノというと、ダークなものが多いわけですが、
これはかなり珍しいハッピーな3Pモノ。映画「プリティウーマン」を
BLで3P化したらかくありなんという、ある意味異色作です。

引っ込み思案で自分に自信がない蓮(れん)は会社をリストラされ、
どうにか入った居酒屋のバイトでもクビ、しかし超セレブの2人に拾われ、
とにかく愛されまくる。
そして二人に愛されることで自分にも少しず…

5

棘の檻 小説

本庄咲貴  小山田あみ 

兄弟3P!は買えるが

あきらかに3P・複数好きを狙い撃ちした作品…(笑)
しかもガチ兄弟かYO!うおぉぉぉーーーー!期待しすぎてハゲ上がりそうだよ…
イラストレーションが小山田あみ先生ってのもポイント高い。

中身は予想を超える、ページをめくるとエロ!エロ!!エロエロッ!!!
兄弟で3連結、上から下から、ややSMに羞恥プレイと手数はものすごく多い。

しかし……なんだろうこの消化不良感というか、3P好きと…

9

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

この作品に見るBL小説の未来

本作は「これからのBL」の新たな王道になるのでありましょうか。
2012年度に高評価が続いた尾上与一氏、BL界の黒船到来か!?と思わせる咎井淳氏
そして本作を見るにつけ、BL界は新しいフェイズを迎えたような気がしてなりません。

本作は幽霊というか、生霊というか、ともかく「生身」じゃない恋人同士が
あの世とこの世の狭間で大げさにいえば「生き方」を模索するストーリー。

確信犯的に往年…

9

作る少年、食う男 CD

なにげにメンバー豪華です!さらっと聞ける寓話調

あっという間に終わってた!
そういう形容がぴったりくる、大変スムースな作り。
よくありがちなお伽噺を全部ぶちまけてミックスしたような調子が
それほど安易ではなく、むしろいい意味の予定調和で気持ちよく聞けます。

それと!子安さん神谷さん成田さん…って、なんかものすごい豪華!?
ことに、男娼まがいのことをしていながら、大変健気な役柄は
神谷さんドンピシャです。
個人的には執事役が成田…

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