雀影さんのレビュー一覧

知らない顔 コミック

日高ショーコ 

繊細な絵が素敵

特に、俯いたり、流し目したりのお顔のアップが素敵。
「絵」そのものがきれいなだけじゃなくて、ページ全体に対してのコマの大きさとか、割付のバランスがとっても見やすいんだと思う。
表題作の二人の身長差もいい。
立ったまま抱き合った時の身長差!
しがみついているだけなのに、メチャメチャエロい。

最後の「運命の人」の歯医者さんも、マスクで目元しか見えないのに、開いた瞳孔からSオーラがビシビシ…

3

Cab vol.1(アンソロジー著者他複数) コミック

愛しているから、男見せちゃう

これぞ、東京漫画社さんって言うラインアップ

巻頭のヤマシタトモコさんの読み切りは、性認識を扱ったしっとりした作品。
同様に、性認識を扱った作品でも雲田はるこ「みみくんのBOYの季節」はギャグ風味。
女の子になりたかったみみくんが好きになった相手、薫君は女の子がダメ
「薫ちゃんのためなら」って髪を切って「男見せに」行って、、
この話、このアイデアだけの読み切りって、惜しいな。
この先…

1

ほんと野獣 コミック

山本小鉄子 

かわいいあの子は乱暴者

小鉄子さんは、「かわいいお顔でバイオレンスな受け」のイメージの強い作家さん。
この作品も、「かわいいお顔のヤクザさん」にストーカーされちゃって、落とされちゃうお巡りさんのお話。
輝君の迫り方もなかなかバイオレンスでかわいい
でも、お巡りさんの方も、好きになったら潔く組長にご挨拶する男らしさ。

これのCDは輝=カッキー、上田=ゆうきゃん
腹の据わった上田にゆうきゃんは、ナイスキャスティ…

1

花嫁のピジョンブラッド 小説

英田サキ  実相寺紫子 

普通に濃い、じゃなかった、、恋 でした

「恋」でも、「濃い」でもどっちでも良いっていうか
BLらしい、王道な設定のラブストーリーでした。
弘人君、ちゃんと愛されて育った、ちょっと意地っ張りなところもあるけど、素直でとっても良い子です。
その弘人君が、なんで、こ~~んなめや、あぁ~~んな目に、、、、、

弘人は、久遠に陥れられているわけでも、貶められているわけでもなく、自分の使命のために、自ら甘んじて受け入れちゃっているので、酷…

2

メランコリック・リビドー 小説

砂原糖子  ヤマダサクラコ 

執着愛

千夏史も日和佐も10年以上同じ相手に囚われ続けるって、、、

千夏史は,他には何も見えない子供の思いこみで、
日和佐は、由多夏を亡くしてから、閉じたまま成長を止めてしまった心で

二人の時間が動き出してみたら
日和佐はいきなりエロ親父でした。

うーんと、後は、
メインキャラの片方を、「かわいい」とか「こどもっぽい」「華奢」って表現するのは、よくあることだけど、
だからといって…

1

禁忌 小説

愁堂れな  佐々木久美子 

タイトルがすべてを物語っているので、、、

時代設定が大正
場所は、軽井沢の別荘
主人公は、かつて小説家を志して文豪・三ツ村の内弟子兼お稚児として十余年を過ごしてきた芳
三ツ村に盗作され、失意の日々を過ごしていた芳は、学生時代からの友人、華族の園池に誘われ、静養のため軽井沢の別荘に来たのだが

もう、設定だけで、お嘆美な、官能男色小説の匂いがぷんぷん。
もう、言葉遣いが、半端なくエロい
愁堂先生なのでそれなりにエロはたっぷりで…

2

窓辺の君 コミック

雲田はるこ 

かわいいのに、いぢわる

Cab VOL.1 に載っていた作品が、かわいくて好みだったので買ってみた、バラに囲まれた表紙もかわいらしい、初コミックス

作者さんはドエス好きって後書きで言ってはるけど、みんな可愛らしいエスさんっぷりで
例えていえば、健ちゃんや岸尾くんや平りんがSな攻めやってる感じ

ラブはあるけど、受け攻めのボーダーは限りなく曖昧
モロなシーンもほとんどないから、実のところは
どっちなの?ど…

1

素晴らしい失恋 コミック

西田ヒガシ 

オヤジ、オッサン、おじ様、どう呼んでもボーイではないけれど

コレもBLって言っていいのかな?
ボーイズは欠片もいないし

BLって簡単に括るけど、「男」は、「男の子」ばかりじゃないわけで
萌えポイントも十人十色
書きたい物を書こうとしたら、必然的にこうなった

そう「西田東」ってだけでも明らかなように、
全編、コレ、みごとにオッサンしか出てこない。
「平均年齢」にしちゃったら40代?  みたいな

で、この、オッサンへのラブが切ない

3

理髪師の、些か変わったお気に入り 小説

榎田尤利  二宮悦巳 

不器用で、じれったいほど、BLは楽しい

藤井沢商店街シリーズ最終巻、
って、これ、シリーズ物だって気付いてなかった。

これを読む前に「歯科医の憂鬱」 読んでたけど、そっちの主人公が途中で登場するまで、関連作とは全く知らなかった。

普通、シリーズ物だと、同じ絵描きさんの挿絵だったりするけど、これは、舞台になる土地こそ一緒だけど、各巻で主人公は全く別って事で、絵描きさんも変わるので気付けなかった。
欲張りっていうか、贅沢なシ…

0

青春の病は コミック

西田ヒガシ 

これを読む前には「願い叶えたまえ」は必読

って言うか、「願い…」3巻を読み終えたら、この本もぜひ読んで欲しいです。

表題作の他に、「願い…」の工藤メインの後日談が入っています。
この短編が、「願い…」全巻を踏まえて読むと、工藤しか登場しないのに、「幸せに生きているであろう深見」が、より胸に迫ってきます。

もちろん、表題作と、書き下ろしの表題作とのリンク小話もいいです。

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