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平眞ミツナガ
雀影
ネタバレ
表題作と、その前段の話「先輩ですから」は、日常の出会いの話。 「先輩ですから」の舞台はコンビニ。 高校生の方がバイトの先輩で、そこに新しくバイトに入った大学生と、実年齢とバイト歴が逆転している、ささやかな捻れ具合がいい。 目つきの悪い地味顔の高校生君に対して、新人大学生はシュッとしてキラキラしたイケメン君。 高校生君はゲイなのを自覚していて、密かに大学生君に憧れていたりするのですが、、、 …
栗城偲 小嶋ララ子
もう、 まんまです。 前半「可愛くて、どうしよう?」は宇雪視点。 二人は、幼稚園の年中組で出会った時から、お互いに「なんて可愛いんだろう」とぞっこんで、高校生になった今も、幼稚園児のノリでべたべたいちゃいちゃ。 でも、宇雪の心の中では、もうこれが恋愛感情だと気付いていて、でも、男同士で恋人になれるとは思ってなくて、幼なじみとしてのこの子供っぽい接触を失いたくなくて、自分では精一杯隠して…
いさか十五郎
上手いこと、釣りになっているというか、、、 このタイトルで、このカバーイラスト、 ブルーの色調といい、この座り方といい、 なんか、こう、 もっと、おされな切ない系? ところが中身は、 天然フェロモン君が、自分の押し倒され人生を嘆く、一人ノリツッコミ的な漫才展開。 テンポよくたたき込まれる小ネタ大ネタ、 ギャグからシリアスまでの振幅の大きな絵、 サービス精神旺盛すぎやん。 …
ねこ田米蔵
っていうか 犬が食いつくんで、、、 な第4巻。 心身共に恋人同士になったふみとしゅんぺー。 仲直りセックスから、目眩く、ズブズブの肉欲ワールドが展開するのかと思いきや、 犬も食わないような痴話げんかの種は、 ふみの家で飼いだした「犬」 その名も「春平」 や~ん ぶさいく~ おかげで欲求不満の二人。 妄想ばかりが膨らんで、、、。 後半は、またまた里中先輩の悪だくみ。 …
杉原理生 三池ろむこ
杉原先生作品というと、ゆっくりと恋愛感情を意識して、どんなに時間ががかかっても、とうとう思いを成就させるお話のイメージ。 この作品も、 出会ってから、いつしか恋情を意識して、でも、ずっと思いを秘めていて その思いが、ようやく通じあっても、色んなしがらみを絶ちきる勇気が持てなくて、一度離れてしまうけど、長い時間をおいて再会した時に、結局、本当に必要で、本当に欲しいのはお互いだけだと、ようやく決…
神楽坂はん子
このお話って、BL抜きにして、見えちゃう刑事さんが事件を解決しちゃう警察物でも、全然アリだったと思うけど、 まあ、でも、やっぱりそれだけじゃなくて、主人公の恋愛模様とかがあった方が、絶対お話に厚みがでるし、 更にそれが男同士だったりするので、こうやってコミックスを手にとって読んだりするわけで、 身体のどこか一部にでも触れると、その相手の死ぬ瞬間、最後に目に映った物が見えてしまう朔。 そ…
今週は、たまっている未レビュー本を、ちょっとでも消化したい週間。 えすとえむさんの特集なので、発売当初に買ったはず。 今改めて読み返すと、なんだかほとんどの作品のコミックスもっているぞ。 えすとえむさんのトルコ兵士の話は「クシュラル」 山中ひこさんのアンドロイドの話の「500年の営み」 秀良子さんの女装子ちゃんの話の「宇田川町で待ってて。」 恋煩さんの高校生の話は「溺れる」 梶ヶ谷さ…
三田織
雑誌に掲載された短編と、書き下ろしでその後日談をセットにした短編集。 この気持ちは、恋なのか? って、ようやく気付いていく、その心の動きを丁寧に紡いだようなお話ばかりなので、 雑誌掲載時には、恋愛の成就って所まではたどり着かず、よって、当然のようにエチいシーンなんて皆無。 せいぜい、子供っぽい触れるだけのキスが精一杯。 書き下ろしの方では、そこから多少は関係が進んでいますが、 表題…
鳥人ヒロミ
同時発売された「銀座の恋の物語」のゲイバー「銀城」の常連、晶の物語。 あちらが「場所」を軸にした、いろいろな恋の物語なら、 こちらは「時の流れ」を軸にして、恋の終わりと新しい恋の始まりを、じっくり描いた連載物。 美人のビッチ受け君が 諦めきれずにいたノンケ男に襲い受けてみたら、上手くこっちに転がってくれて、 ずるずると切るに切れずにいたダメ男と別れさせてくれる。 そんなお話。 鳥…
T,H 葉月つや子
「くず男シリーズ」と銘打たれた、河本タカシを巡る男たちの物語。 収録されている5編は、お話ごとに、主人公がタカシの兄だったり、父だったり、本妻だったりとばらばら、作中の時間もそれぞれの過去へと飛んでいますが、大きな全体の流れとしては、タカシの死とその後残された男たちの話という、最終巻らしいものです。 葉月作品を追いかけて、たまたま手に入ったのがこの本だったので、いきなりシリーズ最終巻を読んでし…