雀影さんのレビュー一覧

恋かもしれない(1) コミック

波真田かもめ 

校正の仕事って地味でエロいよね

「おはおや」の波真田先生の新シリーズと言うことで、

今回、攻めの子の方が白髪になったのね。
物語冒頭からいきなり受け攻めはっきりするような絡みがある作品ではないので、白髪と黒髪のキャラの体格差が自分の脳内で定着するまで、弥生の顔が長年馴染んだ伊介に似てることもあって、私もこれはどっちで読んでいけばいいのかちょっと戸惑いました。
でも、お話がだんだん進むに従って、ちゃんとこの、弥生と踊場の…

1

恋かもしれない(2) コミック

波真田かもめ 

もう恋でしょう

もう完全に恋になっているのに、無理矢理自分の気持ちに蓋をして、恋じゃない安全地帯に留まろうと抗っている踊場さんと、ノンケの鈍感力で甘い恋人関係になだれ込もうとしている弥生くんの攻防の第2巻。
踊場さんの抵抗も、もうほとんどちょっとしたポーズレベルですが、そんな二人の前に、それぞれ、ちょっかいを出してくるキャラが登場してきます。
ノンケだった弥生くんの前には同じ大学のオープンゲイの男子、篠くん。…

3

毎日カノン、日日カノン 小説

砂原糖子  小椋ムク 

甘くてオススメ

身分差・主従物を現代日本で展開しようとすると、こんな感じの甘甘すれ違いストーリーになりました。

とにかく、澄一はパーフェクト王子様だし、可音は超絶可憐にして健気です。
こんな二人が二人で始めた、おままごとのような甘甘新婚生活を、時代物やモフモフファンタジーではなく、普通に現代に生きる人間として描いているのが、それを、ちゃんと可愛くてほんわか癒されるお話に仕上がっているところがすごいです。

0

虎王の妻恋い婚 小説

華藤えれな  小山田あみ 

健気攻め

華藤流獣ファンタジー群の今回は虎一族のお話です。
遙か昔にユーラシア大陸から流れ流れて、アルゼンチンの南の果てまで辿り着き、ひっそりと続いていた虎の王国。
そこへ、同じ祖先から別れてヨーロッパで続いていた虎の一族が、第二次大戦後ヨーロッパの地から逃れてきて出会います。
この二つの虎の王家の血統争いと、マフィアの裏社会での覇権争いを、妖艶なアルゼンチンタンゴの調べに乗せて、もふもふ、幼なじみ、…

3

ホーリー・アップル -穴だらけの林檎- 小説

柏枝真郷  槇えびし 

翻訳小説みたいです

積み箱から発掘。
お話は80年代のニューヨークが舞台の警察官物。
翻訳ものっぽいような、なんか冷淡な感じが好ましかった。

80年代ってもう30年以上前なのかぁ、、、
この本自体が、いつから積まれていたのかわからないレベルの積み本箱から発掘したので、ほんとに古い本かと思いきや、出版されてまだ10年経っていないのね。
時代設定は、もう、なんだか、ほとんど時代劇っていうか歴史物の域だけど、…

0

「窓辺のヒナタ」購入者特典書き下ろし小説ペーパー 特典

甘く幸せな日々

A4サイズの用紙に片面印刷。
本文は4段組で全体の用紙サイズの3/4、残り1/4はカバーのあらすじの再掲。
内容は、新と日向の二人が同棲を始めた後、梅雨も終わりが近づき夏になりかけの頃。
新が店長を務める陶磁器店で、閉店後に二人でいちゃつく話。
まず、下のショップで可愛い雑貨のお買い物をした後、2階の展示会スペース奥のバックルームへ入るとそこにはろくろが届いていて…。
本編で登場していた…

0

泥舟 小説

宮緒葵  minato.Bob 

泥の舟が溶けるのは

泥舟に、乗せたつもりが…。

金に糸目は付けないドロドロの執着愛。
正義さんは、どれほど才覚があるのか知らないけど、こんなに際限なくざぶざぶお金をつぎ込める溺愛っぷりで、ここまで振り切っていると、なんかもう、逆に楽しい。
自分の命さえ捧げる、あり得ないような執着。
そもそも、こんな攻めに見初められた事自体、最初から泥沼に浮かんだ泥の舟、泥の舟の下には、舟よりもっとねっとりと濃くて重たい底…

2

さいはての庭 小説

千地イチ  伊東七つ生 

家にはヤモリ、池にはイモリ

鎌倉を舞台にした、人魚との恋を描いたミステリアス・サスペンス。




嘘です。
嘘ではないけど、ネタバレです。
かつて一度だけ訪れたことのある、憧れの作家が住まう鎌倉の屋敷。
自分の人生を終わらせてしまおうと、その前に、最後にもう一度思い出の屋敷を確かめたいと思っていた荘介だったが、ひょんな事から思いもかけず、その屋敷で家政夫生活をすることになって…。
さいはての庭で、今までた…

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白の純真 Prince of Silva 小説

岩本薫  蓮川愛 

まあ、シーツはしょうがないよね

ガブリエルの真の目的に見当を付けた蓮とヴィクトールは、ガブリエルの先手を打とうと密林へと謎の植物ブルシャの探査に向かうのですが、留守中に屋敷で起きた事件のため探査を一旦あきらめて戻ることになります。
今回タイトルの白は、蓮の交際相手として縁談が持ち上がるカストロネベス家の令嬢ルシアナを象徴する色。
蓮もヴィクトールも、お互いへの恋情で目が曇っているので、まんまと付け入られてしまいます。
最終…

3

ギヴン 3 コミック

キヅナツキ 

描き下ろし4コマが楽しい

ようやくBLコミックらしくなってきた第3巻。
高校生組の、この、ジレジレ、モダモダ感は大好物だし、年齢差のあるバンド設定も大好物なので、これだけでも、ずっとじっくり追いかけていられる。
とはいえ、やはりもうちょっと、色っぽいナニかも欲しかったりして、でも、高校生組は、このままゆっくりがいいなぁと思っていたら、、、
大学生組に絡んで登場の新キャラ雨月が、非常においしそうなおじゃま虫キャラで、ど…

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