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夏目くも(くも)
雀影
可愛いよ、江戸の若だんな。 それぞれ趣の違う若だんな3組のお話を収録。 でも、どの若だんなも可愛らしい。 華奢ななで肩に、ぞろっとした長着と黒紋付の羽織。 困り眉につり気味の糸目。 丁髷にほつれた後れ毛。 着衣のままの交合も色っぽい。 言葉遣いの、なよっとしたところも、江戸の若だんなだなぁって思う。 こんな風に、雰囲気たっぷりで可愛い絵の時代物コミックは、とっても珍しくて貴重。 …
坂崎春
表題作は、主人公の仁志田が、なんとなく苦手と感じていた同僚の槙野がゲイだということを偶然知り、なんだか槙野を意識するようになって・・・。 まあ、早い話、仁志田も無自覚ゲイだったんじゃね?って話で、 槙野の方も、学生時代にたまたま男友達に片思いしてただけで、特に実体験はないまま、自分はゲイなんだと思って生きてきたような、そんな年の割に恋愛経験値の低い二人が、めでたく、お付き合いを始めるまでを描い…
菅野彰 田丸マミタ
菅野先生の同月刊行本、これと「おまえが望む世界の終わりは」と続けて読んだのですが、「おまえの~」の方はひたすら考え続けなきゃ読めない重い作品だったのに比べると、こちらは、自由に実体化できちゃう幽霊が登場したりする分、エンターテイメント寄りの作品ではあります。 この作品には、大学の同じ法学部で学んだ同期4人が主要キャラとして登場するのですが、それぞれのキャラが立っていて、どのシーンもすごく絵画的に…
菅野彰 草間さかえ
この作品を、萌で評価するのは非常に難しいです。 色々、たくさんの内容が盛り込まれていて、そのどれもが、しっかりと練り上げられ、書き込まれていて、 引き込まれて、凄く集中して読んだ。 そして、とっても疲れた。 大きくまとめると、時の流れを理解することのお話なのかなと思う。 佳人の心の動きというか、考えや思いが変化していく様がよくわかるように描かれているのだけれど、それは、佳人が、迷い、揺れ…
剛しいら 珠黎皐夕
こちらがシオンと天人の物語3部作の完結編となります。 北青王国の女王イザベラとの最終対決に向けて、シオンと天人、アンディと仁、そしてアーサーが加わっての怒涛の展開とその結末までが描かれます。 と、その前に、シオンの今の幸せと対応するように、シオンの死神伝説の一つとなった、士官学校時代のシオンをめぐる争いのお話がちょっと挿入。 この最終決着に向けての、北青王国への潜入と女王イザベラとの直接…
ネタバレ
シリーズ1巻目は、黒衣の公爵シオンが南紅大国の王・天人と結ばれるまでがメインのお話でしたが、この第2巻では、ソラの話や、シオンの過去の話などを挟みつつ、いよいよコンピューター「イブ」との直接対決へと、新たに登場したシオンの兄の北青王国の皇太子レナードやアーサーと共に進みます。 北極の大地の下、イブのモニタールームで、辛くもイブに勝利したかに思えた一行でしたが・・・。 北青王国で女王イザベラに再…
SFファンタジー長編の第1作目。 地球からの移民船がたどり着いた星ヘブン、移民後人類は、二つの国に分かれる。 北大陸の北青王国と南洋の島々からなる南紅大国、二つの国は「イブ」と「アダム」、それぞれのコンピューターによる支援を享受して発展していくいたはずだった。 ヘブン歴500年、女性が減り、衰退し始めた人類に、二国間での不毛な戦争がはじまり…。 この設定だけでも、過去のSF・ファンタジー好…
はらだ
最終巻は、手放しで幸せそうに笑っている二人のカバーイラストが印象的。 よくぞここまで…と、とっても感慨深い。 母親のことも、須田のことも、広げた風呂敷をしっかり畳んであるので、実にうっかり読後感がさわやかでした。 あまりにも大団円過ぎるので、「ああ、よかった」って感涙にむせんじゃったけど、でも、結構悲惨なお話だったし、個人的な好みとしてはもやることも無きにしも非ずで、萌と萎がかなりギリギリな…
隙あらば、やりたい盛りの高校生。 恋人が色っぽい浴衣姿で、リンゴ飴齧っての赤く光る唇とか、 もう、テンション、ダダ上がりでしょう! そんな、大興奮で暴走しかけている楢崎は、興奮のあまり普段に増して淡々としているので、なんだか普通に木立の方に引っ張り込まれ、ホイホイついていったらいきなりキスされて、夏生はびっくり。 でも、エロい気分だったのはお互いさまで、、、。 その場の勢いに乗っちゃ…
緒川千世
枕営業ねぇ、、、 二次創作だと結構好きな設定なんだけど、このお話に関しては、もう一つ、納得がいかないというか、 まず、創作物に自信があるなら、ちゃんと「物」で勝負しようよとか、 変態おやじに好き放題されているのを見るのが好きとか、見られるのが好きっていう性癖なら、それならそれで、そこに創作物を言い訳にしないでほしいとか、 なんか、こういう、中途半端な自己犠牲に酔う、みたいなのあんまり好みじ…