雀影さんのレビュー一覧

悪魔のような男 コミック

よしながふみ 

小野&千影編 山場です

「西洋骨董~」サイドストーリー
「永遠はありますか?」の翌日
「永遠~」が、橘と小野の関係の最山場としたら、
こちらは、千影と小野の関係の最山場

小野が、千影と一緒にマンションの様子を見に帰ってみると、そこにはまだ夕べの男がいて、、、
千景さんの切る啖呵が、静かなだけに迫力あります。
そして、自分には優しくされる価値がないと言う小野に、千影は、、、

みんな、幸せになって欲しい…

3

ため息をつきながら コミック

よしながふみ 

リバってこそ、魔性!

小野はとうとう、千景さんと肉体関係を持つようになったが、、、

行きずりの男とホテルへ行って、インフルエンザを貰ってくる小野。
それを甲斐甲斐しく看病する橘とのやりとりがメイン、なんだけど、
この場面の二人の台詞がいいのは勿論なんだけど、

この本のどこに萌たかって言うと
小野が、行きずりさんに挿入しながら
「ね?
気持ちいいでしょう?
後で僕の後ろにも挿れさせてあげる」
っ…

4

はな咲く家路 小説

一穂ミチ  松本ミーコハウス 

ぜんぶ、本気でしような。なんもかんも。

「花咲く~」ラストの、この葵のせりふがいいなぁ

この本、ざっくりまとめると、
連れ子同士が、お互い愛し合っているのに、一方が臆病で前に進めず、ぐるぐるするお話。

現在と過去を行ったり来たりしながら、お話は、中国地方の山の中の、のんびりとした景色そのままに進む。
閉ざされているのに希薄な空気感が、中国山地っぽい。

「花咲く~」でようやく思いを通じ合わせた二人。
と言っても、よ…

5

未成年。 小説

かわい有美子  金ひかる 

恋は理不尽

古い作品の新装版だそうで、大分書き直しが入ったようですが、、、

今だったら、ケータイで、メールだろうが通話だろうが、何かと連絡取り合って、繋がりまくりな高校生
それが、初出が古くて、現在ほどべったりケータイに依存していない分、4人の間に、適度な距離があるのがいい。

今回新しくなったという、表紙のイラストも、4人の視線がまるで絡んでいないところが、作中の4人の関係性を象徴していていい。…

3

不機嫌で甘い爪痕 小説

崎谷はるひ  小椋ムク 

ヒロ○に喘がせたい

この颯生、これはもう、絶対

ヒロCに、喘がせたい!!

崎谷作品の「年上の受け」って、刷り込みのように、ヒロC声が浮かんじゃう
この颯生みたいに、自分の仕事にはちゃんと自信を持ってて、過去のつらい経験も自分の中で消化して、グルグル考えちゃってるようでいて、基本的に前向き。
で、
そしてセックスの時は、エッロエロに乱れちゃう

これはもう、ヒロC意外には、考えられない

3

世界が終わるまできみと CD

3時間たっぶりの鈴声、堪能

丁寧に作られた、2枚組で150分を超える本編。
さらにオマケCDに20分弱のミニドラマ、30分たっぷりのトークと
ボリュームたっぷり。

なんだか、久々に、たぁ~~っぷり、鈴声きいたけど、
もう、ずーっと聞いていたい心地よさだった。

鈴は、15歳と18歳の設定だが、役柄の性格上、子供っぽく騒ぐようなこともなく、落ち着いた声で、淡々とナレーションと言うか、モノローグが続く。
この、…

6

Je te veux 小説

かわい有美子 

言葉にできないもどかしさ

無骨なナイト、衛守が、自分では上手く言葉にできないけど、どれほど峰を大事にしているかという、心の内を綴った本。
衛守としては、もっといろいろ言葉にして、もっと峰を喜ばせたいと思っていても、なかなか思うようにいかなくて、
でも、峰は、そんな衛守が、時たま漏らす、心からの何気ないひとことを、ちゃんと余さず掬い止めて、僅かなことにも喜ぶので、
衛守は、ますます峰を好きになり…

と、無限の螺旋…

1

DEADLOCK デッドロック CD

名作「DEADLOCK」 第一部

あの、硬派な原作が、どんなCDになったかというと、
これが実にぴったりのキャスティングで、

硬派なストーリーに、中村さんと安元さんの、男っぽいお声がよく合っていました。
このCDが出た時点では、このお二人、まだBLでの、メインの絡みは少なくて、
だからこそ、他の役のイメージがを引きずることもなく、凄く素直に、役にぴったりはまった。

安元さんは思ったよりちょっとトーン高めだったかな…

6

ワケアリ 小説

中原一也  高階佑 

この後、二人はどうなるの?


マグロ漁船!
それも遠洋!

ワケアりな男ばかりの船の中
とくに目を引く美青年・志岐

マグロとの死闘もすごいけど、
志岐の「ワケ」が、なかなかのもので、銃撃戦での殺し合い、

書き下ろし「帝王」は、地球環境にまで思いを馳せる、壮大なストーリー。
クジラの歌だって歌います。

そして、なんと言っても、
エロスイッチ入った朝倉の、本気のオヤジセックスが、愛情もたっぷりで…

7

欲望と純潔のオマージュ 小説

華藤えれな  三雲アズ 

京都伝統文化物と、海外物のいいとこ取り

華藤さんお得意の、京都を舞台に伝統文化を絡めたお話と、海外を舞台に、その国の人間と日本人とのお話の、両方のパターン2編で一冊の本になっている。
そう言う意味では、1冊で2度おいしい本。

この本の主人公。八幡蒼史は、陶芸の家に生まれながら、その出自の所為で、自分を封じるようにひっそり生きている大学職員。
一方のカレル・バロシュはチェコから留学してきている、挫折を知らない、若き天才彫刻家。

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