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雀影
元本が側にあったので、冒頭からしばらくCD聞きながら本を追ってみた。 コミックだと、けっこう元本を手元にCD聞くことはあるけど、小説ではあまりやった見たことがなかったな、と。 やってみると、相当いろいろ削りに削っていて、やっぱり小説だと、コミックよりずっとテキスト量が多いのね。 このCD、1枚の中で、ストーリーは充分しっかり作り込まれていて、このCDだけを聞く分には充分すぎるくらいいいん…
所ケメコ
この作品、この作者さんの絵柄だと、確かに二人は恋人同士で、恋愛関係にあるお話なんだから、セックスもするのだろうが、なんだか、エチシーンが似合わないと感じてしまう。 無理にエチシーンを盛り込むよりは、もっと、こう、音楽的なストーリーををガッツリ描くとか、さもなければ、深いストーリーがなくてもいいから、もっとふわっとしたささやかな日常のきらきらを甘く切なくとか、 なんか、こう、エロ重視じゃない方向…
市梨きみ
ネタバレ
登場キャラの表情とかは可愛いし、お話もいろいろ盛り込んでがんばっている。 ほんとにいろいろ盛り込んで、盛り込んで、がんばっているとは思うけど、その盛り込んでいる設定のあれこれが、どうも萌を削いでしまうというか、、 生い立ちにこういう設定を盛るのね、とか オムライスで胃袋掴むのか、とか 酔いつぶれるのって、とか 監禁が別荘なら脱走でそう盛り上がるのはわかるけど、とか ぷーたろーやめたらい…
榎田尤利 湖水きよ
前作の内容の記憶がだいぶ薄れていたので、いきなりの緊迫シーンにドキドキ。 もし、前作まででばらまかれていた諸々の伏線やらフラグやらの記憶が曖昧でしたら、最初からとは言わない、せめて前の巻から一気読みをオススメ。 完全な続き物として最初から通して読んだらさぞやおもしろかろうと思います。 その、続き物の最終巻、大団円なので、いろいろな、謎や事件が解決、収束するのはもちろん、二人の関係にも、ちゃん…
中原一也 ひたき
たまたま隣人として暮らすようになった青柳と坂梨が、ゆっくり、ゆっくり近づいて、それぞれの囚われていた過去を乗り越えるお話。 あとがきに、何度も何度も没られたプロットとありましたが、確かに「中原一也の本」としては、過去を秘めワイルド系フェロモンオヤジを攻めに据えてようやくプロットが通ったっていうのは納得。 元々描きたくて、当初通り描ききったのは坂梨の方なら「中原一也の本」としてなかなかプロットが…
中原一也 奈良千春
スピン元シリーズの方は、かなり記憶が曖昧になっていましたが、ほぼほぼ問題なく、単体で充分楽しめます。 むしろ、元シリーズを読んだことのない方にも、この本単発で読んで頂きたいくらい。 愛人関係と割り切って、お互いの間には恋愛感情なんてないと思っている二人が というより、自分に他人を愛する気持ちがあるなんて思っていない二人が、 ヤクザ物らしい諸々あって、いろいろ足掻いたあげく、ようやく結ばれる…
鈴木ツタ
どことも知れない、とある時代の、とある国のお話。 この装束に、この髪型は、見ている分には眼福だけど、描く方はとんでもない労力だろうなぁ。 そして、次々ひろげられていく大風呂敷、そこここで立ちまくるフラグ。 読んでいるこっちは続きにワクワクだけど、いったいどこで収束させるのか、描く方はとんでも~以下略。 BL的には最大の命題であるところの 「ずっとそばにいて欲しい、大事な友人として」 を…
サトウ純子
頭の悪い高校生が、よってたかってワチャワチャしているお話。 かわいいです。 頭悪くて、幼くて、恋愛経験も何もなく、 なんとなく、幼なじみは、いつまでもずっと一緒って思いこんで、 幼なじみは自分だけの物って思いこんで、 で、その独占欲って、もしかしたらこれが恋? そうか、きっとそうだよな。 これだけ好きって思うのは、 他のヤツになんか指一本だって触らせたくないって思うのは きっと、…
ミナヅキアキラ
以前から作者さんの絵は好きだったけど、ほんとに読みやすくなりましたね。 多彩なアングル、ポーズ、トリミング、人物の絵にどこにも破綻がないのがほんとに素晴らしい。 コマとコマを仕切る枠線の間隔にまでちゃんと意味とリズムがあって、膨大な情報量をストレスなく読ませてくれる。 コミックでこの情報量はただ事じゃないです。 それが、紙に印刷されたとき、それもこのサイズのコミックスになったときにこれだけ…
松雪奈々 小椋ムク
人外系ファンタジー、今度は「鬼」と「能力者」のバトル物です。 先代のじいちゃんに鬼瓦に封じ込められていた鬼の大我。 ある日、偶然、鬼瓦の封印が解けて…。 封印されながらも、ずっと陽太を見続けていた大我。 あんまり長いこと、陽太を見続けていたので、大我の方は陽太を当然自分の物と思い、思いのままにするけれど、陽太にしてみれば、そもそも鬼瓦に鬼を封印って、それも自分に鬼をどうこうする力がある…