total review:290772today:36
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
148/378(合計:3774件)
サガミワカ
雀影
受験生と塾講師のお話と、サラリーマン同士のお話2編が入った作品集。 どのお話も、王道なラブストーリー。 ではあるんだけど、この王道、どこの世界の王道かっていう、、、、 とりあえず、間違いなくBLの世界の王道だなって思うのは、ライバル部署で年の近いのサラリーマン同志のお話「いい男には秘密がある」 会社ではライバル、プライベートでは仲良しだったのが、ただの仲の良い友人の範疇を乗り越えて…
ひなこ
けっこうお勧めできますが、、、 病んでいる方面に波長が合うと、すっごくゾクゾクしそう。 読み手を選ぶっていうか、読んでいるこっちの体調とか、気分とか、気候とかで、かなり読後感が左右されてしまった。 この本って、春に出てたのねぇ、、、 春のうちに読んでおけば、もうちょっと気持ちよく刺さってきた感じがする。 少なくとも、この、毎日が猛暑日のクソ暑い最中に読んだのは失敗だったみたい。 ス…
一穂ミチ 竹美家らら
「ふったらどしゃぶり」で、取り残されてしまった方の和章のお話。 「ふったら~」の和章の印象と、この作品の和章が違うように、 「ふったら~」の整と、この作品で和章が思っている整の印象も随分違う。 本当に弱くて、依存していたのは和章の方だったんだなぁ。 そんな和章が、それまでの生活すべてから逃げ出して、偶然たどり着いた大学時代の元恩師・石蕗の家。 石蕗とその孫・柊のそばで、和章は、徐々に…
剣崎絢
ネタバレ
最初にお断りしておきます。 この本の表題作は、女体化でふたなりでした。 二次創作とかだとよくある、なんか研究中のお薬でうっかり女体化、みたいな、 前から片想いの相手ときっかけはよくわからないけどセックスできちゃったら、途中で女体化しちゃって、はたして相手は男の自分とセックスしてくれたのか、それとも女の自分とセックスしてくれたのか、女の自分だから好きになってくれたのか、よくわかんなくてウロウロ…
あべ美幸
間違いなく、ハルとレンの恋愛を描いてはいるんだけど、、、 キスとかもしてるし、 でも、なんかニアBLっぽいのは、ハルが、 ハルが、自分にも他人にも不感症というか、決定的に欠落している物があって、 その人間的な欠落を埋めるというか、開花させるべき運命の相手たるレンが、 これまた、決めぜりふ以外の無駄口は全く言わないときているので、 なんか到着点が、あまりにも遠く、遙か彼方な感じで、 お…
毬田ユズ
表題作は、雰囲気たっぷりのサラリーマンもの。 過去にノンケと付き合って痛い目にあった受けが、本気の恋愛が怖くなって、セフレとの深入りしない付き合いを繰り返していたが、ついうっかり、一番面倒な、同じ会社に勤めて、同じマンションに住む、ノンケの年下を好きになってしまい、、、。 こういった場合のお約束で、ノンケの彼の方が本気になると怖いもの知らずで、元々ゲイの彼の方が怖じ気づいて逃げようとして,…
おげれつたなか
「である」と「になる」は、似ているようで全然違う。 恋ししちゃったせいで、不可抗力でバカになってしまったキャラは好きなんだけどねぇ、、 自分でもバカみたいと思っても、恋してしまったら、どうにもならないこともある。 自分を良く思われたくて、経験豊富な大人のフリをしてみたり、優しいイイ子になってみたり、 だって好きになっちゃったんだもん、 嫌われたくないんだもん。 って、ウロウロし…
森嶋ペコ
山奥にある、全寮制の男子校! というわけで、学園寮祭り開催中。 山奥の男子校に転校してきた翠、入寮初日から同室の松寺が上級生と部屋で真っ最中なのと出くわしてしまいます。 ただれた生活を松寺本人の意志で楽しんでいるのかと思いきや、実は、、、。 恋は罪でも罰でもない、現役高校生編「夏色モラトリアム」 卒業して10年、母校に舎監として戻ってきた長谷川は、同じく新任の水野に出会う。 ま…
元シリーズ未読です。 付録のCDにしては、とってもキャスティングが豪華なCD。 原作シリーズはまったく未読だけど、キャストに惹かれて思わず購入。 雑誌はかさばるから普段は買わないけど、ドラマCDが付録に付くか、全員サービスの応募に必要な時は例外。 今回のCDは、短いながらもお話が3編、それもすべてこのCDのための書き下ろしシナリオで、おまけに、3編目にはちゃんとエチシーンまでしっかり入…
原作既読です。 確かに、泣きの岸尾節でした。 真木は最初から須藤が好きで、でも、最初からかなわない恋と諦めていて、行きずりの男との身元を隠した一夜限りの関係で身体の寂しさを紛らすことで、心の隙間を隠しています。 須藤は偶然2丁目でそんな真木を見かけて、真木に興味を持つのですが、、、 とりあえず、泣きの岸尾さんのことはおいといて、 前野さんって、こういう鈍感で誠実な男をやらせる…