雀影さんのレビュー一覧

さよなら、セックスフレンド コミック

クロオ千尋 

ピアスだったのね

実はこの本、
タイトルと表紙買いして、
クロオ千尋さんって作者さんのお名前も、以前に読んだ印象だと、もっと、こう、切ない系のセンシティブ?な感じを期待してて、、、、

まあ、表題作は、それなりに、絵もきれいだし、不倫三角関係のお話で、切ない系なのは間違いないけど、、、
それにしては、エチシーン、、、長くね?、、濃くね?、、、

で、表題作があっさり終わって、次の「囚われの男」
「こ…

0

制服と王子 小説

杉原理生  井上ナヲ 

学園物の決定版

山の上に建つミッション系の全寮制男子高校を舞台に、杉原先生が紡ぎ出した物語は、

入寮の日、学校の敷地内で迷ってしまった遥が一番最初に出会った上級生は、
めったに見られないような美形で、、、。

レンガ造りの寮舎、二人一部屋の同室の1年先輩。
寮の自治組織、生徒会、学園祭。
お互いが抱えている心の問題.

王子のような先輩と、寮生活の中で、少しづつ距離を縮めて、
夏休みのがらん…

4

Wild Lovers(下)(表題作 Wild Wind) コミック

山岸ほくと 

獣のはじめの物語

上巻から続く、キリの物語「Wild Rose」と、そもそもの獣人がなぜこの世界にいるのかを描いた「Wild Wind」からなる下巻。
獣の最初の主となったのは、森に住む賢者でした。
この森の賢者オルグリウス、実は、人間の世界の秩序を守るために天上から遣わされた神の一人でした。
ある日、天での神どうしの争いから、獣たちの住んでいた地が獣もろとも地上に落ちてしまいます。
強大な力を持った獣人は…

2

Wild Lovers(上)(表題作 Wild Fangs) コミック

山岸ほくと 

古式ゆかしい

超絶美形祭りの、獣人ファンタジー。
耽美な絵柄と非日常な世界観。
なんだかとっても懐かしい。

表紙イラストだけ見ると、ほとんどBLには見えませんが、どちらも性別は男です。

むかし、あるところにとても力の強い獣がいました。獣は街を襲い暴れ放題。
ある日、獣のもとに一人の人間が訪れました。
獣は牙をむいて脅しますが、人間は獣に近づき話しかけます。
その言葉に、獣は膝を折り、頭を垂…

1

僕と君のミドリとドリル コミック

イシノアヤ 

ちゃんとBL

イシノさんの絵が好き。
でも、作品的にはほとんど匂い系だったり、地雷キャラが登場したりと、BLとして普通に安心して萌えられたことがあんまりない。
で、これも後回しにしていたんですが、、、

嬉しいことに、予想外に、ちゃんと甘甘なBLでした。

田舎町での実家住まい、
仕事もご近所さん相手の塾と駄菓子やさん。
交友関係も、幼馴染みや同級生。
安定していて、でも不自由。
そんな日々…

1

僕の両性具有性周期 コミック

カノンチヒロ 

都月は何をしたいのか

妊娠ネタですかぁ、、、、

まあ、男も妊娠系のファンタジー設定の作品とかもあるし、
2次同人なんかじゃ、女体化妊娠ネタとか、お約束みたいなもんだし、
両性具有って設定だけど、そこは一応フィクションなわけだし、、、

両性具有なんだから、妊娠の可能性だって全くない訳じゃないのよっていう展開は、
お話を転がす上では、全然あってもいい。
で、二人は、妊娠騒動やら、都月のちょっかいやらを乗…

3

年下彼氏の恋愛管理癖 CD

平川さん、大丈夫?

どっか、血管切れたり、過呼吸になったりしなかった?
と、平川さんのお体を、本気で心配したくなる位の激しいシーンの連続。
喘いでない時の、普段のとろとろしゃべりも、泉のあの絵柄のイメージにはピッタリの儚げさと、エロさダダ漏れ感。
ここまでエロたっぷりのドラマCDを聞いたのは、近頃では希に見るような、
うん、
エロい事だけは、
エチシーンがたっぷり詰まっていることだけは確かで、
キャスト…

4

そんなに愛情いりません 小説

今井真椎  小椋ムク 

お互いに好きすぎて

全力で全く違う好きの方向に突っ走るお話。

ま、逃げれば追うってことかな。

比嘉は幼い正義感で、いじめられっ子だった大輔のヒーローだった。
父の汚名を晴らすべく、ボクシングに打ち込んでいる比嘉は、高校で1年下に入学してきた大輔と偶然再会し、、、。

大輔は、とにかく比嘉が大好き。
好きで、好きで、常に比嘉について回り、比嘉にいわれるままにボクシング部に入ります。
大輔は、その恵…

9

Chara2014年8月号ふろくCD「幻月楼奇譚」番外編 CD

やっぱりニアBL

もう随分と長く続いているシリーズ作品なのに、まだ、ドラマCDになってなかったの?
あれ?
結構昔に、たくさんシリーズで出てなかったっけ?
と、?、?、?、でしたが、
どうやら、百鬼夜行抄と混同していたみたい。
原作コミックは読んでいないので、カバーイラストの印象だけでは区別付いていなかった。

さて、このシリーズ、一応掲載誌がBL系のChara誌なので、若旦那と与三郎の間にも、鈴虫の…

2

あの空が眠る頃 小説

神奈木智  六芦かえで 

思い続ければ

いつか必ず再会できる。

そんな、ロマンティック過ぎる程ロマンティックな20年ラブ?

表題作は、10年以上前に雑誌「コバルト」誌に掲載された作品。
閉店が決まった地方デパートの、忘れ去られたような屋上遊園で出会う高校生の二人。
夕焼けの空、
もどかしい面影、
曖昧なキス。
無力な子どもだった二人は、お互いの想いがなんであるのかはっきりさせることができないまま離れてしまいます。

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