雀影さんのレビュー一覧

大人の特権 コミック

文月あつよ 

セフレで3p

そんなおいしい設定が、なんだかあまりいかされなくて、ちょっと残念。

大人の狡さで、おいしいとこだけつまみ食いして、寡黙なバーテンさんを口説くのも、単なる言葉遊び。
それなのに、今まで口説いていたはずのバーテンさんは、年下の大学生、そして、俺の物になれと言う。
まあ、アレだ、好きにイチャくれすればいいさ、、、。

大学生同士の地味眼鏡君を追いかけ回す、眼鏡フェチ君のお話は、地味眼鏡、眼…

0

幼なじみ屈折率。 コミック

みなみ遥 

常に発情中

隣同士の家で育った幼なじみが、親同士が結婚することになって、義理の兄弟として同居するようになる話。

そして、親の目を盗んで、二人してエロエロやりまくるお話。

みなみさんの本、久しぶりに読んだけど、相変わらずエロエロ絶好調。
誰から見ても格好いい湊は、小学生の頃から、結馬一筋に万年発情中。
隙あれば、おっぱい揉んだり、乳首クリクリ、お尻もみもみ。
口にするのは「世界一番好き」「俺の…

2

その時はただ心に触れて コミック

海行リリ 

繊細な

実に繊細な、ほっそい線だなぁ。

お話も、この細ーい線の絵柄に見合った、繊細で、淡い物でした。
初めての大人の恋と、揺れ動く心、
みたいな。
好き合って、付き合っているのに、不安で、切なくて
みたいな。

ここまで、ふんわり切ない、いつの時代の乙女チックラブ?な、少女マンガ展開と、受けの子の初々しい恥じらいッぷりときたら、、、
ここまで来ると、逆に寧ろ、現代では、こんな世界はBL…

1

独占権利書 コミック

香坂あきほ 

きれいがみっしり

この作品、どこを開いても、どのコマひとつでも、みんな隅々まで、きれいにバッチリ決まっています。
ファッション業界で、一方がモデルって設定なので、キャラがきれいでかっこよかったり、止めポーズがキメキメだったりは、内容に即しているのですが、それにしても、このきれいさは、
なんか、
ある意味すごい。
このクオリティの絵で、全部埋め尽くされているなんて、いったいどれだけの作業量なんでしょう。
た…

0

どうにかした日 コミック

三角社ぴえ 

クマおっさんがお好きなら

きっと、とっても楽しい。

シトロンレーベルらしいっていったらいいのでしょうか、この絵柄の不思議さは。

クマなオッさんと、ツンデレ上司、妹に婚約者、このキャラ達の絵の方向性が、実にバラバラ。
プロポーションやポーズに破綻がないので、基本的に絵はお上手だと思うのですが、マンガとしてのデフォルメが随分な強調されよう。
それでも最初の方は、キャラの顔立ちや体型の特徴の範疇に何とか収まってい…

1

奥津城村の愉快葬 コミック

池玲文 

芸風が、、

絵の細かさは、やっぱり池さんらしいけど、内容が、今まで読んだ、どの作品よりかわいい。

生前葬、狐、雨乞いと、民族伝承モチーフの作品が詰まっていますが、おどろおどろしいところはありません。
生前葬は、人生半ばにして、その後の人生を悔いなく楽しく生きる事のきっかけとして愉快に行う事だし。
村長さんの家の狐息子は、シッポや耳が金色すべすべでかわいくてしょうがない。
水神様の子孫は華奢ないじめ…

2

それが愛だとするならば 小説

ひのもとうみ  小椋ムク 

他は見えない

刷り込みのように一途に想って、思い続けて、とうとう成就するお話。
それを、思い続けられている方の視点で綴られています。

哲也は、世間的な常識や出世欲にに囚われて、透の思いに気付きながらも、傲慢にはぐらかし、上役の娘と婚約することで透を切り捨てたのに、事故にあって、いろいろなことが崩れて、ようやく透に想われ続けていた事の僥倖を認識します。
ここへたどり着くまで,哲也のずるいいいわけが延々綴…

3

想い人とひとつ屋根の下 コミック

大魚ゆっか(大魚YUKKA) 

ツンデレにゃんこにメロメロなの

かわいいツンデレにゃんこだらけの短編集。

住み込みの職人さんと親方の息子(想い人と~)
大学生と社会人の同棲カップル(大人の~)
大学の同期生(言葉に~)
家庭教師と教え子(再恋)
高校の同級生(不機嫌~)

年下、年上、同級生。
パターンはいろいろだけど、どれもみんな、ちょっと意地っ張りな受けちゃん達と、ちょっとムッツリでへタレ気味な攻め君達。
短編集なので、ストーリー展開…

1

シュガーギルド 小説

一穂ミチ  小椋ムク 

小椋さんのオジサン

アラフォーのオジサンと、アラサーの青年のお話です。

しかし、いい年して二人とも、8年間何も無しのままってどうよ、、

8年ぶりにロンドン勤務から帰ってきた達生。
そこには、かつて一度だけ関係を持った男、和がいて・・・

お話は、達生視点で進みます。
上司として、かつて寝たことのある相手として、どう和に接していけばいいのかと揺れ動く達生の心情は、なんだかしみじみと、とってもよくわか…

4

親友の距離 小説

杉原理生  穂波ゆきね 

親友が恋人になる時

結局の所、これが私の一番好きなパターンなんだと、改めて納得するようなお話。
これこそ、私の好きな杉原さん。

親友だとしか思っていなかった相手に、ふと、告白されて、逃げられて、再会して、
ずっとわだかまっていた思いが、何であるかに徐々に気付いて、
自覚したら、今度こそは逃がさずにちゃんとつかまえる。

片思いだと諦めていた物が、実は両想いで、たまたま恋愛感情に気付くタイミングが合わず…

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