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えすとえむ
雀影
ケンタウロスの持つ魔力は、性的魅力。 昔そんなファンタジー小説を読んだことがあったなぁ。 エストエムさんの描くケンタウロスは、その画力と、ケンタウロスそのものが持つ魅力とで、神々しくエロティック。 さまざまな時代と、さまざまな国。 普通に人間と暮らして、普通に恋してたり、 戦場での主従関係だったり、 奴隷と主人だったり、 ケンタウロス同士の愛だったり、 全てのお話の底にあっ…
九重シャム
方言が可愛いです。 西の方みたいだけど、特に場所は特定していないようです。 死にネタですが、十騎と千火の関係だけを見れば、なかなか切なくて良い雰囲気です。 でも、それ以前に、先生が謎すぎ。 こんな大人が学校で先生をやっているのはちょっとイヤだなぁ。 他の作品も、こういう大人はちょっと受け入れがたい。 子どもの無垢さにつけ込んで楽園から攫い出す大人。 傷ついた野良猫を自分勝手なかわ…
あきばじろぉ
なかなか、アホアホでエロエロなファンタジーでした。 絵がきっちりと可愛くて、キャラの髪型とかいっそ古くさいくらいにリーマンな所とか。 このちょっと古くさい絵が、より一層、あっけらかんとしたアホエロさと、卑猥さを醸し出しています。 エチシーンも、結構ガッツリたっぷりですが、描かれているのは基本的に受けの子の方だけ。 袋ちゃんのしわしわとか、きゅっとなった具合はしっかり書き込まれていても、…
はっきり言って、ストーリーらしいストーリーというか、お話自体は、なんの展開もしていないともいえる第2巻。 セックスを覚えた二人が、若さ故のやりたい盛りで、スキさえあれば、どんなところでも、ところかまわず、エロいことやりまくっている。 そして、セックスの気持ちよさに流されて、躰の関係ばかりがエスカレートして、肝心の、ただ「スキ」っていう気持ちが迷子になっていく。 お互いの恋愛スキルの低さと、同…
小椋ムクさんでコミックになるキャッスルマンゴーの前振りになる小説。 「キャッスルマンゴー」は、家がラブホテル・キャッスルマンゴーの男の子が主人公のお話で、この設定自体もなかなかな物ですが、主人公に対する、相手役といえる、十亀の高校生時代のお話がこの作品です。 十亀に、たたみ掛けるように、次々と襲いかかる過酷な事柄は、運命と呼ぶにもあまりにも過酷すぎて、いくら小説とはいえあんまりじゃないかと…
黒乃奈々絵
年に1度のヴァッサロード新刊との逢瀬。 購入は、ほぼ、付録CDのためだけといって過言ではないので、残念なことに、ストーリーは記憶の中から抜け落ちて、忘却の彼方なので、何がどうなっているのかなんて全く掴めない。 それにしても、どうやらお話は、なんだか壮大な事になってきているみたいで、かなり、核心に近づいていってるっぽい。かな? この巻は、レイフロとチャーリー二人して、いよいよ核心、な、アジ…
木原音瀬 小椋ムク
ようやくコミックス1冊分たまったキャッスルマンゴー。 小椋ムクさんの絵は、いつ見ても素敵。 シャープで繊細な線でいっぱい書き込んでいるのに、すごくすっきり見やすい。 さて、お話の方は、 まだ、万と、万の家であるホテルキャッスルマンゴーにAVの撮影にきた十亀とが出会って、万が少しずつ十亀に心を開いてきたりしたのかなぁってところ。 この二人がこれからどうなるのかは、原作が木原さんだけに、…
わたなべあじあ
こんなに雰囲気たっぷりで素敵なカバー絵なのに、なんでBBCの統一デザインのカバーかな、 多分、このカバーじゃなければ、もっと早くに、ちゃんと新刊で買っていたと思う。 お話はファンタジーで、世界観もいろいろややこしいのですが、すばらしく妖艶な絵に見入っているうちに、なんとなく雰囲気は伝わってきます。 それに、間に,可愛いチビキャラが登場して、本編を補完してくれるので、いろいろなことが具体的…
秋葉東子
『人はそれを恋とよぶ』の続編。 前作の主人公の、ホモ嫌い友達だった蒼井君が主人公。 こうやって本になるって事は、あんなに拒絶しまくっていた彼も、やっぱりホモになってしまうお話なんですが、、、 蒼井のお相手となった東のキャラクターが秀逸。 動物好きな生物部員。 身体は大きいけど、無口で無表情。 部室で飼育している動物に接するのと同じような、坦々とした好奇心で接してくるので、蒼井もつい…
宝井理人
初出クラフトなので、なんともゆっくりな展開です。 コミックス1冊分使って、主人公の有川が、ようやく自分の気持ちが恋なのだと自覚するに至るまでを、繊細なタッチで描いています。 対する御崎は思わせぶりな伏線ばかりが描かれて、有川に対する気持ちは、多分とっくに恋なのに、何かの事情で無理矢理それから目を逸らそうとしているようです。 さて、 御崎の抱えている事情とは? 二人の恋は成就するのか?…