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木下けい子
雀影
ほんわか、ふわふわに、ますます磨きがかかってきた木下作品。 この作品も、ひよひよ天然な博士様にうっかり恋してしまった助手君が、報われているんだかいないんだか、微妙な生殺し状態で尽くしまくるお話? これだけ天然なのも、一種の暴力だろ… ただでさえ報われずに可哀想な助手・一ノ瀬に、さらに追い打ちを掛ける、博士の作ったAI・クラウスと博士の旧友チャーリー。 どっちもなかなか食えない、…
成宮ゆり 桜城やや
この本、 カバーで、黒髪眼鏡さんに掴みかかっているような茶髪の兄ちゃんが、 表紙をめくったすぐのカラー口絵で、全裸にされて、黒髪さんに後ろから抱きしめられているという、 期待が盛り上がる作り。 冒頭のカットバックも、!!! 工事現場で働いている佐伯が、隣に引っ越してきた緒方の真面目で優しいところに惹かれていくのですが、実は緒方は、、、 この、佐伯のキャラクターがいい。 一見強…
大竹とも 木原音瀬
大竹ともさん、この作品まで知らない作者さんでした。 ergo掲載時も、なんか地味で、つるっと読んで、印象に残らないって感じだったのですが、、、 ところが、 こうやって、1冊にまとまってみると、この地味~~な感じが、お話の雰囲気に似合っているというか、雰囲気を盛り上げている。 笹川も朝霞も、二人してグズグズする話なんで、一歩間違うと 「え~~い、いらつく!さっさとどうにかならんかい!」…
砂原糖子 南野ましろ
砂原さんが、ディア+で時々やらかすファンタージー系。 主人公達がドールハウス作家&住宅模型作家。 伏木野の展覧会を見に行った美術館で、階段から落ちた雪見。 気がつくと自分の体が、ドールハウス・サイズになってしまっていた。 やむなく伏木野の家に連れ帰られて、同居生活が始まるのだが、、、 これはどちらかの夢なのか… 伏木野がホントに言葉足らずで、こいつさえもう少しまともにしゃべれば…
木原音瀬 藤田貴美
ネタバレ
初「しゅみじゃない」評価です。 作品としては、力強い、ある意味意欲作です。 木原さんですし、作品的にできが悪いと言うことは全くありません。 これはもう、本当に言葉通り 「しゅみじゃない」 グロい! この手のグロいレイプや人肉食が、私には耐えられなかった。 後々まで、心に引っかかる、印象的な作品であるのは間違いありませんが、 「グロいのは、しゅみじゃない」 それだけ…
かわい有美子 南田チュン
跡取りで、できすぎの兄の陰で、蔑ろにして育てられた次男坊。 物心ついた頃からずっと好きだった、隣の幼なじみも、やはり慕うのは兄の方で。 その兄が急速な進行性の癌で亡くなり、半ば家を捨てるように東京で暮らしていた千秋は、京都に戻り家業の旅館を継ぐように言われます。 けして報われないのを承知で、ずっと千秋の兄を慕い続けていた隣家の幼なじみ侑央。 京都を離れて10年たっても、侑央を忘れら…
菅野彰 二宮悦巳
毎日晴天シリーズ 恋人として、つきあい始めた真弓と勇太の、些細なラブラブすれ違い つきあい始めても、「絶対」、「ずっと」が信じられない真弓。 真弓をそんな風に不安にさせる原因を、勇太は探します。 もう一人の幼なじみ、御幸登場。 後半は、勇太が花屋でバイトするようになる経緯。 この先のストーリーで、この花屋と龍兄が重要な舞台となっていきます。
毎日晴天シリーズ 勇太の過去への旅・後編 家出した勇太を追って龍の家へ行った真弓。 真弓は、勇太と一緒に岸和田へ行くため、荷物を家に取りに帰るが、その間に勇太は一人で出発してしまう。 熱海で追いつく真弓。 二人は岸和田の、勇太の祖母の家へ行く。 そこへ、大河と秀も追いついて。 秀と勇太、真弓と勇太、互いの気持ちをぶつけ合い、理解し合い、先へと進む、「子供の言い分」後編。 …
毎日晴天シリーズ 帯刀家で同居生活を始めた秀と勇太。 勇太は、真弓と同じ高校に通い始めるが、家にいる時と、学校で見る真弓は、あまりにも違っていた。 (1)では、勇太が、家と学校との真弓の違いに気づいて、イライラをためる所まで。 (2)で、真弓の過去が明らかに、そして、勇太と真弓に関係も、、、
菅野彰原作「毎日晴天」シリーズ 恋人同士になった真弓と勇太、同じ部屋で寝起きはしているけれど、家では一線を越えられない。 そんな時に、ほかの家族全員が家を空けることになって… 結局その夜は、一線を越えることもなかったが、 秀が雑誌に書いた文をきっかけに、勇太は家出をしてしまう。 それを追いかけて、真弓も家を出てきてしまう 原作文庫だと一冊の内容が、コミックスだとどうして…