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洸 金ひかる
雀影
表紙が金ひかるさんなら無条件に買う主義なので、あらすじ等は全くノーチェックのまま購入。 主人公の青葉は周りの人間の負のオーラだけが見えるっていう設定だが、オカルトとかファンタジーという面で読むよりは、他人と関わることに臆病な青年が、恋愛を通して対人関係にしっかり向き合うようになっていく、そんな普遍的な成長物語として面白かったです。 誰もひどい目にあったりしないし、最後はすごく甘々のハッピーエン…
特装版の小冊子ですが、 これって、 これって、 「これのためならイベント行くぞ!」レベルの 「イベントは無理でも、通販あるなら速攻で絶対買う!」レベルの、いわゆる薄い本ってやつと、 あれこれ手間もお金もかけて何か月も待たされる、いわゆる全サ特典本が、 元本と一緒に買えちゃうっていう、超お買い得企画じゃないですか! 本編の展開には直接かかわりはないけど、杉木の人となりを知るには絶好…
井上佐藤
掲載誌が青年誌に移ってからの方が、がぜん恋愛要素が増してきたっていうか、ようやくお互いの自覚がここまでたどり着いたって言うか、 はぁぁぁ、、、 なに、このエロさ、 鈴木の、さんざん抗ってきたけど、もう、恋愛感情の存在を認識せざるを得なくなって、でもその恋愛感情を受け入れるのにはまだ抵抗があって、それでも恋心はダダ洩れて、って、って、、、 で、この鈴木のエロ可愛さを、どうしてくれようって…
一穂ミチ 梨とりこ
これって、一穂カラーともいえる善良受け作品の中でも、かなり究極な善良受けだった。 いや、だって、いくらマッチングアプリのAIが選んだ確率百万分の一の運命の相手だからって、同性の先輩社員に引き合わされて無碍にしきれないって、御影くん善良さにも程があるだろうよって話です。 でも、その善良な御影が、右往左往しながらもちゃんと相手のことを考えて、自分の感情にも向き合って生きている所がいいのよ。 で、…
ネタバレ
本誌封入の特典ペーパーは、竜伯爵のしもべの大鷲たちが運んでくる食材の謎のお話でしたが、こちらのコミコミスタジオ特典小冊子の方では、大鷲が食材や日常品とは別に運んでくる、様々な「物」の謎のお話。 食材や日常品は「妖精の女王のメモ」によって市場から入手されていますが、それとはまったく別に、失くしたはずの古い書物や、滝つぼに落としたはずの宝剣のような物も、それを欲しいと望みさえすれば大鷲は運んできます…
華藤えれな yoco
えれな先生の獣婚ファンタジーシリーズ。 華藤えれな作品の新刊は作者買いしているので、うっかりすると、直ぐにどれが既読でどれが未購入かわからなくなっちゃうけど、今回は間違いなく予約購入の届きたての新刊。 今回の舞台はハンガリーのそれも迷信深い辺境の地。 深い森に囲まれた、絶壁の岩山に住む最後の竜と、伝統の竜の花嫁選びのお話。 竜の時間と、人間の時間。 その長さの違いから、現代を生きる人間の…
日向がシロとクロと名付けた、フェレンツのしもべの2羽の大鷲。 大鷲たちは、様々な果物や食材などを日々どこからが運んでくるが、いったいどうやって入手してくるのか、日向は常々疑問に思っていて、、、。 その秘密が、日向が子供のころになじんでいた絵本の、妖精と妖精の女王のお話だったと明かされるお話。 本編読んでいても、その辺やっぱり気になってたから、こういう種明かしの小話があると嬉しい。 もち…
小林典雅 カズアキ
昭和初期の私立学校の学生寮を舞台にしたお話。 このごく限られた平和な期間の時代設定が、上品で善良で初心な男の子たちの初恋物語に絶妙に似合っている。 前半は鞍掛視点。 鞍掛自身が初心なので、なかなか周りの思惑や自分の感情に気づかないが、自分の中にある感情が何なのか見極めたら、結構潔い。 後半は領家視点。 こちらは、最初の出会いから一目惚れして、心の中は大嵐で右往左往の乱高下。 でも、心と…
鶴谷香央理
ちるちるさんのBLニュースで読んでから気になっていた本。 75歳で一人暮らしになってしまった老婦人と、17歳で書店アルバイトをしている女子高校生が、1冊のBLマンガをきっかけに交流を持つようになるお話なんだが、実にしみじみと身につまされるというか、なんというか、、、 二人の、それぞれの日常の色々な出来事が特に脈絡なくこまごまと綴られていく中で、共通するものが全くなさそうな年の離れた二人を結びつ…
西山アラタ
獣人と人間が普通に共存している世界のお話。 この世界の獣人たちは、犬科の獣人でも猫科の獣人でも、どうも人間の血の臭いに弱いみたいです。 そして、種族の違いの前には、性別の違いなんて大した問題でもないみたいです。 表題作は狼の獣人と喧嘩に明け暮れている高校生のお話。 高校生の龍二は、まだ自分の感情がわからなくて、いろいろ持て余して、売られた喧嘩を一々買っては常に血の臭いをまとってヨルゴの前に…