運命ではありません

unmei dewa arimasen

運命ではありません
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神22
  • 萌×242
  • 萌17
  • 中立8
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
15
得点
337
評価数
94
平均
3.7 / 5
神率
23.4%
著者
一穂ミチ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
梨とりこ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784403524509

あらすじ

恋愛経験ゼロの澄がマッチングアプリに“運命の人と”診断されたのは、
先輩社員の楡(男)だった。
半信半疑で、ゆるいおつきあいをするうち…?

表題作運命ではありません

門脇楡、澄と同社のAI開発責任者、29
御影澄、マッチングアプリ運営会社広報、23

その他の収録作品

  • それでも、運命ではありません
  • おりこうではありません(あとがきに代えて)

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数15

ノンケが落ちる恋

あらすじは、上記を読んでください。

ノンケの受がひょんな事から攻との出会い、一緒に居なければならない状態になる。
そんな話の展開が好きで、その受がまんざらでもなく惹かれていくのを見るのも大好きな私からしたら、神評価作品です。
昼は一緒に手作りお弁当を食べ、休みの日にデート。なんて事ないのに、警戒していたはずの澄の心が期待に変わっていく流れが良いです!そして、意外に早かったキス。
ここから、澄の恋心が加速。
でも、楡のお母さんの話はちょっと意外でした。この展開で少し気持ちが冷めてしまいましたが、後半楡が普通の人間らしくなってからの澄とのHは、中々濃ゆくて良かったです。
マッチングが楡の裏工作なのは、何だか可愛く感じました。

0

ドラマチックでもないけれど

このページで、登場人物の年齢を改めて見て「え、こんなに年齢差あったっけ?!」って驚いちゃいました。もし、本文読んでる間に再確認したら、現実にはあり得てほしくない楡の年齢に不相応な振る舞いと澄の許容量の広さに疲れて最後まで読めなかったかもしれない(笑)
それほど仕事没頭型ダメ男・楡とロマンチスト流され系広告マン・澄のお話です!


作者買いで買ったわけではないので、いくつか読んだ印象ですが、一穂先生はストーリーというか、キャラクターの背景をしっかり描かれるので、一つ一つの発言や行動に説得力や納得度が高いな、とこの作品で改めて感じました。
そこに今回、楡という実態の掴めないキャラクターが出てきたので、ハラハラ感とか含めて澄の気持ちも追って共感しやすかったです。


そんなリアリティもあってか、この2人の恋愛ってドラマチックではなくて、一気に読んで恋模様を追う!って言うより、休み休み、今どんなんかな、って伺いながら読み進める感じでした。だから読後の達成感とかはあまりないです。逆に、通勤中とか、ひょっとしたらそこに澄がいそうな、そんな日常に溶け込む形で残りました。

評価について、感覚的に言うと、神や萌萌の作品って、観光地を訪れて「うわもうめっちゃよかったまたここ絶対来よう!」って絶大的なインパクトに対する高めなテンションなんですけど、この作品の場合、近所の「あそこいいよね、月二回は行っちゃう」っていう安心感や包容力に近いです。
なので、萌評価にしました。


そういえば、個人的には「梨とりこ先生が挿絵の一穂先生の作品」というのが購入理由だったのですが、作風に繊細なイラストがとても合っていて、特に独特の浮遊感を纏ったような楡を見て、一冊の作品として買って間違いなかった、と思いました。とはいえ、挿絵はかなり少なめです。そういう意味では残念だったなあ。


今日もきっと楡に振り回されながら幸せな澄がいることを願います。日常の目の端で存在しそうな2人を応援する人が増えますように。

0

運命という名の

AIが選ぶマッチングサービス。
まさに運命レベルの結果あらわれたのは男!?
いや、無理ですから!!!
ちょっとずつ絆されていつの間にか。

結果、意図的に生み出された運命だったとしても、
ある意味結果ちゃんと成立したのであればそれは運命と呼んでもいいのではないかとおもうのよね。
そもそも女の子とすら・・というのは置いといても
ノンケで男となんてカケラも想定していなかったのにもかかわらず
出会って好きになるって割と運命的なところだとおもう。

せっかっくだからっておつきあい(仮)はじめちゃう受も対外だけどなw

二人の掛け合い含め楽しいお話でした。
もう少し先の二人も見てみたい。

1

体温低そうな変わり者×夢見る乙女

マッチングアプリから恋愛に発展のラブストーリーはありえそうな話です。
♂×♂ではどうかと思いますが、多様性の時代の可能性としてありだとする社長の方針からマッチングの末男同士が運命の相手と紹介されるという、突拍子もないお話に初めからくすくす笑ってしまう展開でした。
ギャグでもないのにこんなに気持ちよく笑わせていただけるのはイエスかノーか以来です。

付き合うことになるのは、マッチングアプリのAI開発責任者 門脇楡と同社の運営会社広報担当 御影澄

澄から見た楡の印象が面白い
遭難者かという風態がシュッとしたサラリーマンに変身してギャップ萌え!?
チョークに塗れた白衣の化学教師がちょいSのイケメンとか
妄想や自分へのツッコミがおかしすぎる

楡はからかってるのか遊んてるのかつかみどころのない得体の知れない人。
のらりくらりとした常にテンション低く息をするように嘘をつくタイプの付き合いにくそうな人だから、澄くんはどこに惹かれたのやら。
なににも執着しなさそうで、自分にも他者にも興味がないような感じです。

澄は真面目で律儀、義理堅い夢見る乙女です。

本編最後の会話で「運命ではありません」と言うセリフで終わるところが洒落ていてよかった。
でも、二人の母親同士の接点や出会う数時間前の二人の接点なんかを考えるとやっぱり運命だよって言いたくなりました。

1

あんまりすっきりしない・・・

いつもの一穂先生らしくない、あっさりさっぱりした作品です。
正直、読んでもあまり心に残りませんでした。
サクサク読めたのですが、その分、色々なものが通り抜けてしまったように感じます。

そしてあまり攻めが魅力的じゃなかった。
これが痛い。
一穂先生の書くキャラはクズでもどこか憎めないのですが、今回の攻めは何がしたいのかよく分からない感じのキャラでした。

やはり先生の作品はもっとテーマの重いものを読みたいと思います。

4

ご縁ですね

確かに運命ではありませんでした。ご縁ですかね。

マッチングアプリが澄の100万人に一人の運命の相手と指名したのが同じ会社の男性の楡。

最初から楡は好意的でしたね。澄もどんどん楡を意識しちゃって。

そしてある日突然の別れ。
まさかの種明かし。ひねってますね!

それでも、運命ではありません
元カノ登場に澄が心を乱されるお話でしたね。
どんどん澄が卑屈というか負のループにはまって。

でもあの楡が必死で真冬にシャツ一枚で探し回ってたどり着いてくれて愛を感じました。

楡の中でも澄がこれまでで一番純粋に好きな相手なのではないかなと思いました。

ここからは辛口なのですが、文章が読みづらかったです。なぜだろうと不思議でした。これまで一穂さんの作品では感じなかったと思いますが。

あと比喩や例え話が多くて余計わかりにくく感じました。

全て受け目線で書かれてますがもうちょっと楡の感情を詳しく書いて欲しかったです。

そして澄は童貞だしお互い同性とのお付き合いは考えたこともなかったでしょうに、ハードルがほぼなくてそれはそれでいいのですがちょっと不思議でした。

4

オモチャみたいなマーブルチョコクッキーが食べたくなった

一穂さんの文章は季節や風景描写が良くて、主人公や登場人物達が見たり感じている空気感というものが読み手に伝わってきます。今回も雨や樹々の緑などが主人公の感情に沿って効果的に使われてたのがさすがだと思いました。主人公の澄は名前通りの人物、でも聖人君子みたいなのではなく、正直で少女漫画が好きで、ちょいロマンチストだけど普通の感覚を持った人でした。その澄が人生初めてお付き合いをして、だんだんと絆されていって好きになったのが、本心が見えない、つかみどころの無い楡なわけです。出会いはAIにマッチングされたけど、運命じゃなくて澄だから好きになったんだと言って欲しい!って思った澄に凄い共感しました。楡にはAIをいじってまで澄に近づいた思惑があったわけですが、近づけた後までは考えてなかったなんて、頭が良すぎる人は理解出来ないって思いました。この作品にはいろんな形の愛があります。楡のお父さんのハカセの妻に対する愛、社長の弟の楡への愛、澄の妹カップルの愛など、どれもそれぞれ違ってて切ない。澄の母は漫画家なのですが、いつか澄と楡の漫画を描きそうで番外編読んでみたいです。

4

AIがマッチング

作家買いです
一穂先生の作品は自分がもっとピュアだったら世界観に浸れるのかも
って思ってある意味うちのめされてしまうってのもあるのですが

この作品はテンポよく読むことができました

AI…ITだって四苦八苦なのにい…

マッチングアプリ会社に勤める入社二年目の澄は自社のに登録していたら
ある日社長に呼び出されて、「百万分にひとり」レベルの相性の相手が見つかったと
同じ会社のAI開発者楡を紹介される

楡はどこかつかみどころがなくて
それでもだんだん心を通わせていって…

そして、直近の過去と、大昔の過去とが
交差する私からみるとだいどんでんがえしで

そうなるかあ〰とうなりました

楡のお父さんとお母さんが二人とも施設にいるよって
っていう意味が一度読んでもう?って
なって、もう一度読み直したら意味がわかった
大概理解力少ないなあと思った次第です

最後は私の好きなハッピーエンド
気持ちよく読み終わることができました!

6

受けの属性は「善良受け」で

これって、一穂カラーともいえる善良受け作品の中でも、かなり究極な善良受けだった。
いや、だって、いくらマッチングアプリのAIが選んだ確率百万分の一の運命の相手だからって、同性の先輩社員に引き合わされて無碍にしきれないって、御影くん善良さにも程があるだろうよって話です。
でも、その善良な御影が、右往左往しながらもちゃんと相手のことを考えて、自分の感情にも向き合って生きている所がいいのよ。
で、そんな善良な御影に対しての、攻めの門脇が、また、極端な感情足りてるのか足りてないのかわからないキャラクターで(これも、これはこれで一穂カラーと言うか)御影君、それでいいのか、大丈夫かって心配しながら読み進めた。
でも、ちゃんと最終的にはネタばらしされて、冒頭の伏線も回収して、しれっと収まっちゃう。
この、拍子抜けする感じのハッピーエンドが味なのね。

8

攻めの魅力がさっぱりわからない





表題作+SS「それでも、運命ではありません」どちらも受け視点

婚活アプリの会社で広報を担当する御影澄(受け)は夢見がちで少女漫画が大好きなJKのような恋愛を夢見ています。
ある日いきなり社長に呼び出されて、運命レベルのマッチング相手が見つかった
と言われ、紹介されたのがAI開発責任者・門脇楡(攻め)。
驚き拒否る澄は、結局言いくるめられお試しでということで付き合うことになのですが、この門脇という男、見目はいいのですが、「天才となんとかは‥」を地でいくようなふわふわとしたつかみどころのない変わった人でした。
いつも平熱がないみたいなのに時々出る熱を垣間見ることによりそのギャップで門脇のことが気になっていく澄。
運命レベルのマッチングだといって付き合い始めたけど、恋愛をするとみんなおかしくなるのがわからないとか人を好きになりすぎるのもよくないからあんまり好きにならないでとか言い出す門脇が何を考えているのかがわからないままお試し続けていき、ある日突然お試しは終わりといって終わってしまうのです。


話の中で何度も台詞とかシチュエーションのたびにこれはどの漫画のこのシーンって話になるのが面白く、よくこんなに漫画の題名とシチュエーション考えるなと感心しました。

表題作はずっと攻めの気持ちがわからなくて、澄は門脇のことをクレープを焼く鉄板みたいに流れて蒸発してしまうと表現してたけど、読んでいるときはベールの向こうをずっと覗こうとしてる感じがして、ずっとモヤモヤしていました。
ただ、門脇のひょうひょうとした話に対する澄の軽快な返しは漫才のようで面白かったです。でも、このやり取りの中でどうして澄が門脇を好きになったのかはよくわかりませんでした、
車の中で吐いても怒らないっていうのは一見優しいような気がするけど、その実その車をあっさり廃車にしてしまう執着のなさというのが門脇の一番の欠陥部分でその部分が解消されない限り二人は付き合うレベルにはなれなのではないかと思います。

そんな門脇が澄と付き合うようになってどう変わっていくのかというところが、楽しみではあったと思うのですが、澄視点なためほとんどわかりません。
門脇の母親の行動に対する好奇心でマッチングシステムに手を加え澄に近づくのも、目的も果たし澄のことを思って手をはなすのも、すごく勝手で腹がたちました。振り回すだけ振り回しておいて、相手を思っての行動だからといって澄を傷つけていい理由にはとならないと思います。生い立ちとかは気の毒だとは思うけど、それは澄には全く関係のない話
で、他人の心を振り回していいことにはならないと思いました。

せめて、門脇視点の心境の変化や澄への想いが読めたら、あるいは澄を振り回しただけのざまあな展開があったらもう少しもやもやも収まったと思うのですが、結局澄だけがしんどい目にあっただけのような気がしました

でも、話自体はお互いの家族がうまく絡んでよくできていたと思います。
特に、妹と澄の幼馴染・公のカップルの結婚まで順調そうに見えて波風たってまた元サヤになってという流れの中で澄が自分の気持ちに気が付くところはすごく切ないけど澄の気持ちを後押ししているのがうまくできてると思いました。
そして、話にキーになる部分を知っていた澄の母親。
門脇の両親も強烈でしたが、澄の母親も随分と個性的でした。とはいえ、彼女のおかげですべてのピースが埋まって二人がうまくいくきっかけになったことはよかったと思いました。


後半のSSは元カノの登場で澄の心がかき乱される話です。
元カノに再会して、もう彼女とはなんともないけど、二人ともがAIという同じ研究に従事していることで話している内容が一ミリも理解できないことに劣等感を覚えたりする澄が切なかった。
で、今回もやっぱり門脇が勝手でした、

昔の実験を知られたくないからと口止め料代わりに働かされ、忙しすぎて会いたいのに会えないのは気の毒だけど、自業自得だと思ました。
結局、最終的に全部ばらされてるんだから、仕事を引き受けた意味は全くなくなってしまって、なんの事情も知らないで会えない日が続いて、いろいろ思い悩んだ澄が可哀想でした。
ひと月も切ない思いをしたのに、澄も自分で言ってるけど一瞬で許される門脇をずるいと思ったし、もっと反省して欲しかった。
終始一貫して、攻めの勝手さに振り回されてモヤモヤしっぱなしでした。
せめて澄がもう少し抵抗して門脇を困らせ、焦らせてればこんな読了感ではなかっ
たと思うのですが、私としては澄に対してもいらいらもやもやしてばかりで疲れました。
ただ、これは私が受け視点で書かれていてそちらに感情移入して読んでしまったのでこういう感想になってしまったのだと思います。

14

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