ポッチさんのレビュー一覧

淫呪の疼き ‐溺愛鬼と忘れ形見の術師‐ 小説

高月紅葉  笠井あゆみ 

エロスの中に潜む純愛に萌える

作家買い。
作家買いですが、笠井さんが挿絵を描かれているということで発売日を心待ちにしていました。高月さんの新刊は「鬼」が登場するファンタジーもの。「淫呪の疼き」というタイトルや笠井さんの描かれた肌色率の高い表紙から、もしかしたらエロエロなお話かな?と思いつつ手に取りましたが、「鬼」というバックボーンを生かしつつ紡がれていくのは純愛のお話。エロ度も低くはなく、エロと純愛のバランスが絶妙な1冊でし…

5

溺愛御曹司はツンケン部下に熱烈求愛中 コミック

八千代ハル 

可愛い。とにかく可愛い。

小説のレーターさんとしては何度もお見掛けしていた八千代さん。
その可愛らしく美しい表紙についついジャケ買いしてしまうこともある八千代さんの、もしかして初コミックス?ということで発売を楽しみに待っていました。

表紙にちびっこちゃんが描かれていて、ん?子育てもの?と思いつつ手に取りましたが、子育てものではありません。ファンタジーもの、って言って良いのかな。ほのぼので可愛らしいお話でした。

8

吸血鬼に健康管理されています コミック

小針かわず 

BL、ではない気もするが

お値段がちょっとお高めで(だって税込み1100円だ)買おうかどうしようか少し悩んで、結局お買い上げ。

彼女に振られ仕事一筋。
そんなリーマン・篠原さんはある日倒れている青年を見かける。放っておけずに声をかけた篠原さんだったが、その青年は自分は吸血鬼だと言う。ヤバい奴かも、と思う篠原さんだったが、やけくそで腕をその青年に差し出すとガブリと血を吸われてしまい―?

仕事に没頭し、食事も満足…

7

星空を見つめたそのあとで コミック

季田ビスコ 

切なさと、けれどそれを上回る深い愛情に萌える

電子でずっと追いかけていて、コミックス化されたら買うと決めていた作品。受けさんがハンディキャップを抱えた青年なので、その設定が苦手な方は不向きな作品かもしれません。が、切なくも温かく優しいストーリーでした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





膝から下が生まれつき動かないために車いすを利用しているすばる。
車いすを使っているということで生活に制限があることもあるが…

8

酷くしないで 11 コミック

ねこ田米蔵 

可愛い。

『酷くしないで』の11巻目。
前巻で念願の一人暮らしを始めた真矢、という展開でしたが、11巻ではその「一人暮らし」が仇となりネムくんピンチ!のお話です。





ラブラブな(あれ、死語かな?)日々を送る真矢くん×ネムくん。
今日も今日とて、一人暮らしを始めて誰にも邪魔をされなくなった真矢くんの部屋でイチャコラしているところをアパートの隣人に見られてしまう。寄りにもよってその隣人は…

5

余命半年の僕と千年の恋人 小説

華藤えれな  氷堂れん 

壮大な愛の物語

作家買い。
華藤さん作品て、今まだ3月なのに今年に入ってすでに2冊目。筆が早い作家さまだなあと感心します。

華藤さんの新刊は、華藤さんらしいヨーロッパが舞台のお話。スパダリ×薄幸受け、というCPのお話ですが、そこに複雑に絡む因子が加わりめちゃめちゃ面白く、そして萌える1冊でした。普段ネタバレ上等でレビューを書いていますが、んー、どこまでネタバレしていいのかこんなにも悩む作品もそうそうないな…

17

言ノ葉ノ星 (上) コミック

三池ろむこ  砂原糖子 

『言ノ葉ノ花』のその後のお話

2007年に刊行された砂原さん作品の『言ノ葉ノ花』がコミカライズされ、同名コミックスが2020年に刊行されました。

今作品は小説版の『言ノ葉ノ花』の後半部分に当たる『言ノ葉ノ星』のコミカライズです。

『言ノ葉ノ花』は、突然人の心の声が聞こえるようになってしまった青年・余村のお話。人の声が聞こえることで裏の顔を見ることができるようになってしまい、人と関わりを持たずに生きていこうと決意して…

3

猫、愛を知る コミック

阿部あかね 

キノコが「大人」になったよ…

作家買い。
作家買いですが、「『月と太陽』シリーズのスピンオフ」ということで発売を楽しみに待っていました。将大の弟・将太のお話。

ワタクシ、阿部さん作品の中でも『花にくちづけ』シリーズが特に大好きでして。『花にくちづけ』の続編の『花といっくん』に将太が初登場していて、なんとも癖のあるキノコちゃん(将太の髪型からきている愛称)がとってもツボだったのです。

今シリーズの順番としては、『花…

12

ラスボス予定の聖騎士に求婚されています 小説

村崎樹  サマミヤアカザ 

ゲームの世界にトリップするお話。

作家買い。
サマミヤさんの描かれた表紙も麗しく、どんなお話かなあとテンション高く読み始めました。



保険会社で営業事務として働くリーマン・織人。24歳。
年齢=恋人なしという彼はちょっと弱気で人に物事をはっきり言うのが苦手な青年。その性格に付け込んだように仕事を押し付けられ、仕事を辞めてやる!と思っている。そんな彼はある日とあるゲームを自身の荷物の中から発掘。RPGで、主人公の仲間…

10

魔王様の清らかなおつき合い 小説

海野幸  小椋ムク 

めちゃめちゃ可愛らしいストーリー。

タイトルについた「魔王様」の言葉から、もしかしてファンタジーもの?と思いつつ手に取りましたが、現代日本が舞台のお話。海野作品は懐の広い大人な攻めさん、が多い気がしますが、今作品庫そのイメージを損なうことのない大人な攻めさんが登場するお話でした。





悠真は現在ゲイバーで店員として働く可愛らしい青年。
24歳だがその年に見られることはまずなく、可愛らしい風貌から儚く優しい性格だと…

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