ポッチさんのレビュー一覧

灰の月 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

過酷な描写の中に潜む純愛に萌える

『月に笑う』のスピンオフ。

前作未読でも理解できないことはないと思いますが、今作品の主人公が『月に笑う』の山田の元上司、ではないな、親分?の惣一なので、できれば読んでいた方がストーリーに入りやすいかなと思います。もっと言うと、この作品は「惣一襲撃事件」が大きなキモになっていますが、何故襲撃されたのか、その理由や過程は『月に笑う』を読んでいないとわかりづらい面もあるので、興味のある腐姐さまはぜ…

17

君は僕を管理する コミック

山田すぽこん 

病んでて、でもジワジワくる

電子はほぼ買わない私が、電子で単話買いしていた作品。コミックス化されると聞いて楽しみに待っていました。

電子書籍のほうのレビューでも内容はざっくりと書きましたが、こちらでも一応書こうと思います。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。







主人公は大学生の須藤くん。表紙の彼です。
須藤くんは、過去のとあるトラウマから「手料理」を食べることが出来ない。それゆえに彼の食…

9

月の街、花の都(1) コミック

千葉リョウコ 

シリアスで痛い展開だけれど。

作家買い。

最近千葉さんはシリアスな作品を描かれるようになったなあ…、と思っていましたが、この作品はまさにドシリアス。好みが完全に分かれる作品かと思います。

子どもへのレイプ、生きるためにウリをする、殺人、暴力。
そういった痛い描写がこれでもかと続く作品なので、そういった展開が苦手な方は注意が必要かもです。





廃墟の街と化した月光街。
そのなかにある「イーストブ…

11

愛しのXLサイズ コミック

重い実 

何もかもがXLサイズ。

作家買い。

重い実さんと言えばコミカルでシュールな中に潜む恋心、を描くのが非常にお上手な作家さまのイメージですが、今作品もそのイメージを損なうことのない爆笑と萌えの詰まった作品でした。





同じ大学に通う小林くんと山本くんの恋のお話。

彼女が欲しい山本くんは、女の子がたくさんいそうなサークル・日本酒研究会に入部する。が、そこはキャッキャウフフな飲みサーではなく、純粋に…

7

狼頭の魔法使いと折れ耳の花嫁 コミコミスタジオ限定特典小冊子 吾子の冒険 特典

可愛すぎて悶絶しました

コミコミスタジオさんで購入するといただける、おなじみの特典小冊子。A5サイズ、12P。タイトルは「吾子の冒険」。

本誌を含めたネタバレ表現があります。本誌未読の方はご注意ください。







時系列は本編終了後。
視点は、夜狼×淡雪の子どもである吾子。

吾子視点で、ほのぼのと紡がれていくお話です。

吾子の年齢は書かれていませんが、2~3歳くらい、かな?
夜…

4

狼頭の魔法使いと折れ耳の花嫁 小説

成瀬かの  小椋ムク 

最後の最後まで、萌えが詰まってる

成瀬さんと言えばモフモフ、そしてファンタジー。そんなイメージが強いですが、今作品もそのイメージを損なうことのない非常に可愛らしく、そして優しいお話でした。





主人公は夜浪。
ケモ耳、どころか頭は完全な獣。そして昼間から飲んだくれるオヤジ。優秀な魔法使いだと彼は言うけれど、周囲の人たちはそれを笑ってスルーしている。

そんな夜浪は、ある日森にすむ狼から「森に子どもがいる」と…

11

愛蜜誘惑ジャッカロープ 小説

鹿嶋アクタ  石田惠美 

ウサギの可愛らしさと、キャラ設定に激萌えします

作家買い。
鹿嶋さんと言えばファンタジーものを多く描かれる作家さま、のイメージですが、今作品もファンタジーもの。タイトルにも使われている「ジャッカロープ」という未確認生物が主人公のお話です。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください





主人公は公務員の柴崎。
彼はヤクザにも間違えられるほどの強面さん。が、そのビジュアルを裏切って、実は可愛いものが大好き。家では豆餅という名…

4

桜田先輩改造計画 コミック

吾妻香夜 

独特の魅力を放つ世界観に引き込まれる

『ラムスプリンガの情景』がとても良かったので作家買い。

『ラムスプリンガの情景』とは作風が一変、コミカルでエロ度の高い作品です。表紙からして凄い。表紙も、裏表紙もそして帯も、逃げ場なしのエロさでリアル書店で購入するのをためらったほど。

そして中身も、そのイメージを覆すことのないエロ度の高い作品でした。


内容はすでに書いてくださっているので感想を。






主…

8

黒帝は穢れた魔物に愛される 小説

沙野風結子  奈良千春 

孤独な魂が幸せを手に入れるストーリー

『帝は獣王に降嫁する』→『神子は奴隷王に繋がれる』に続くワダツミ三部作の三巻目にして完結編。『帝は~』は長男・シキのお話、『神子は~』は末っ子ナギ、そして三巻目に当たる今作品は次男・キリイのお話。

一応、今作品でも読める造りにはなっているのですが(作中、前作のざっくりとした説明はあります)、このシリーズはぜひとも『帝は~』から読んでほしい!前2作で撒かれた伏線が、これでもかと生きています。

6

俺が好きなら咬んでみろ 小説

中原一也  小野浜こわし 

ミステリーでもあり、恋愛ものでもあり、人外モノでもある

作家買い。

中原さんの新刊は、中原さんらしい、と言っていいでしょう、オヤジが主人公です。刑事×バーテンダーの恋のお話。ここ最近中原作品はツボに入りすぎる神作品ばかりでしたが、今作品もすごく面白かった。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






一人の刑事が、人気のない山奥に赴くシーンからスタート。
自分よりも大切な親友をストーカーから守るためにやってきたのだけれど、…

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