ポッチさんのレビュー一覧

始祖の血族 小説

夜光花  奈良千春 

堂々、完結!

「血族」シリーズの7巻目にして完結編。
あと1冊でどうやって話をまとめるんかな?と思いつつ読み始めました。

なんか、言葉を尽くしてレビューを書いても今シリーズの面白さとか素晴らしさって書ききれない気がします。一言でいうなら、

ぜひ、読んでください!

ってことですかね。

夜光さんの描かれるファンタジーものってどうしてこうも面白んですかね。
世界観が独特かつ、それを読者に読…

11

群れ落ちる白い花 コミック

つくも号 

R18、かつショタものではあるが。

作家買い。
今作品は電子で単話でも読めたようですが、そちらは未読。つくも作品の、しかもR18ですと?ということで発売日を楽しみに待っていました。

つくも作品なので当たり前と言えばあまりに当たり前ですが、ショタものです。苦手な方はご注意ください。

短編集で、表題作『群れ落ちる白い花』のほかに3つの単話が収録されています。表題作は一番最後に収録されているので、収録されている順にレビューを…

6

無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です 2 小説

夜光花  サマミヤアカザ 

キャラ良し、ストーリー良し、挿絵良し。

2022年11月に刊行された『無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です』の2巻目。いつも思うんですけども、夜光先生って筆が早い。そしてどれももれなく面白いって、コレどゆこと?もはや謎。もしかして夜光先生って何人もいたりして。

と、くだらない感想はさておき、レビューを。

続きものなので前作未読だと理解できません。未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。




落…

11

愛を食べて生きている 下 コミック

芽玖いろは 

伏線の回収がやや甘いが。

「愛を食べて生きている」の下巻。

上巻はカナメに焦点が当たった感がありましたが、下巻では「イオリ」という人物に焦点を当てて描いています。

イオリの過去が胸糞です。
大人の、イオリが住まう施設の大人たちの価値観がすべての世界。
そこでイオリたち子どもは、まさに管理されている。
都合のいいように。まるでそれは、さながら動くおもちゃのように。本誌中では「家畜」という表現を使っていますが…

4

愛を食べて生きている 上 コミック

芽玖いろは 

繊細な絵柄と、そこはかとなく漂うシリアスな空気がベストマッチ。

作家買い。
芽玖先生作品はすべて読んでいますが、今作品はかなり上位に食い込む素敵な作品でした。
先生の描かれるそこはかとなく漂うダークで繊細な絵柄が大好きなのですが、さらにその絵柄にストーリーがぴったりマッチしている感じがします。そして、今作品もそのイメージを損なうことのない、そんな作品でした。

上下巻同日発売になった今作品ですが、ぜひ上下巻まとめて買われることをお勧めします。上巻だけだ…

3

STAYGOLD それから。 2 コミック

秀良子 

最高。

あー。
読後感、まずこの一言に尽きる。

先生、大好きですー!

何なの、これ。
もう「最高」しか出てこない。
どれだけ言葉を重ねてレビューを書いても、この作品の素晴らしさは書ききれない気がする。

ずっとコウのことが好きで。
身体を重ねて、でもその恋心が成就することはなくて。
そして赴いた先で自分を好いてくれる吉田さんと出会って。

という、前巻からの続きから。
吉田…

16

悪の愛犬 小説

宮緒葵  石田惠美 

『悪の飼い犬』の続編。

宮緒作品の『悪の飼い犬』の続編にあたる作品。
宮緒さんらしいワンコ、というかオオカミ攻めくんが登場するストーリーです。序盤に前巻のざっくりしたあらすじは書かれてはいますが、前作未読だと理解できないと思いますので、未読の方は前作から読まれることをお勧めします。

前作『悪の飼い犬』のネタバレも含んだレビューになります。苦手な方はご注意ください。





近未来の日本が舞台。
世…

3

獣のごちそう、非常食 コミック

田中森よこた 

不器用な攻め×健気受け。

作家買い。
田中森さん作品の『獣のごちそう』のスピンオフ。
前作未読でも理解できないことはないかと思いますが、それでもやっぱりそちらから読まれた方が最後のシーンで爆笑できますので、未読の方は是非。

『獣のごちそう』の受けちゃん・スウのことが好きで、でもスウには振られちゃったオオカミ仲間のダイヤのお話です。ダイヤ救済のお話ですが、ダイヤに拾われ「非常食」としてそばに置いておかれているハッカ…

5

レトリック コミック

山田ノノノ 

最高。

山田さんの新刊は、『跪いて愛を問う』と同じくDom/Subユニバースもの。
『跪いて~』のスピンオフ作品、というわけではありませんが、『跪いて~』の攻め・悠生の従兄弟が今作品の受けちゃんという繋がりがあります。ちょびっとではありますが悠生は重要なキーパーソンとして登場していますので、思わずニヨニヨしながら読んでしまいました。

山田さんてとってもきれいな絵柄を描かれる作家さまですが、その美麗…

16

光が死んだ夏 3 コミック

モクモクれん 

「オカルト」だけでも、「恋愛もの」だけでもなく。

『光が死んだ夏』の3巻目。
3巻目、ということで、前巻が未読だと理解できません。そちらから読まれることをお勧めします。前巻までのネタバレを含んだレビューです。ご注意ください。






光とヨシキ。
小さな村で、幼馴染としていつも一緒に時を刻んできた二人。
が、光が山で死に、そして光の「中」に何かが入ってきてー。

というお話。

光の中にいる「もの」。それが何かを知…

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