ポッチさんのレビュー一覧

非BL作品

弟の夫(4) コミック

田亀源五郎 

素晴らしい作品でした

田亀先生、ドラマ化おめでとうございます。素晴らしい作品なので、こうしてたくさんの人の目に留まる機会ができたことをうれしく思います。ドラマも楽しみです。

4巻のレビューを書いていなかったので、今更ながらですがレビューを。


周囲の人からマイクのことを偏見の目で見られていることに対して、きっぱりと自分の口から「弟の配偶者だ」と告げることができるようになった弥一の姿からスタート。

弟…

3

因果性のベゼ 1 コミック

阿仁谷ユイジ 

摩訶不思議なお話

作家買い。いつも思うのですが、阿仁谷さん作品て表紙が素敵ですよね。色遣いとか、表情とか。今巻もとっても素敵でテンションアップ。

しかし、この作品のタイトルの意味はいったい何なんだろうなあ、と思いつつ読み始めました。

いつもネタバレ上等でレビューを書きますが、もしかしたらネタバレなしで読んだ方が面白いかも。なので、「ネタバレ厳禁!」の方は回れ右してください。







7

ルッカットミー こっち向いて笑って コミック

市川けい 

甘々、優しいお話です

作家買い。『こっち向いて笑って』の続編というか、スピンオフというか。そんな作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






表題作『ルッカットミー』は『こっち向いて~』の浅野くん×筧くんのお話。

『こっち向いて~』は、筧くんから告ったこともあって浅野くんがややあっさり目だったような気もしますが、浅野くん、もう完全に筧くんの虜になってます。バイト仲間にやいやいとち…

7

緊縛パッション コミック

永井三郎 

エロスとギャグの見事な融合。

永井さんの久々のBL…。嬉しすぎる!という事で、朝っぱらから本屋さんに買いに走ってしまった…。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。







主人公は美大生の武蔵・18歳。
18歳には見えない暑苦しさと、性に対するあくなき探求心を持つゲイ。

そんな武蔵は幼少時にいじめられっ子に木に縛られた美少年(マリオ)を見かけて以来、緊縛された男が大好き、という性癖を持つ。
そ…

6

『白雪姫の息子』『シンデレラ王~罪を抱く二人~』 コラボ書き下ろしショートペーパー 特典

コラボ作品です

コミコミスタジオさんで購入するといただける特典ペーパー。

薄手の光沢のある紙に、表紙+裏表紙、中を開くと2Pに小説が書かれています。大きさはA6サイズの紙を半分に折った造りなのでごく小さいものですが、表紙は『シンデレラ王~罪を抱く二人~』、裏表紙は『白雪姫の息子』の、本誌の表紙の絵柄がカラーでプリントされています。笠井さんの美しい絵柄がダブルで堪能できるという眼福なものでした。

中身は…

5

シンデレラ王 ~罪を抱く二人~ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

何もかもが素晴らしい

人魚姫、白雪姫、ときて第三弾がシンデレラ。笠井さんの美しい表紙で、リアル書店でも手に取りやすい…、と思いきや、よくよく見るとちょっとエロティックなのが笠井さんならではか。

内容はすでに書いてくださっていますので、感想を。






童話「シンデレラ」をベースにしているので、エラルド(=シンデレラ)はそこそこ高貴な生まれであるのに薄幸。母亡きあと、父親と再婚した継母に財産を奪わ…

14

「囀る鳥は羽ばたかない 5」セブンネット限定4P描き下ろしリーフレット「新宿の死神」 特典

腹筋崩壊する、ナイスな小冊子。

「囀る鳥は羽ばたかない(5)」をセブンネットさんで購入するといただける特典4Pリーフレット。コミックよりも一回りほど小さい大きさで、ちょうどコミックに挟めるサイズ感。やや薄手の、マットな紙質に、表紙+漫画2P、裏表紙におまけ漫画が記載されています。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。








タイトルは『新宿の死神』。

天羽さんと矢代さんが対面に座ってお話し中(…

5

20072017 コミック

ヨネダコウ 

萌え禿げました

これを神作品といわず、なんと言おう。

神作品とか、萌える、とかそういったレベルじゃない。
もう最高過ぎて、ヨネダ先生、出版社関連の皆様、本当にありがとう!と声を大にして言いたい。

まず、大きさが良い。
大きすぎず、厚すぎず。女性が手に持った時に、一番持ちやすいサイズ感じゃなかろうか。

イラストは言うに及ばず。
まさに眼福です。J庭のパンフレットの表紙を飾ったイラストとか、雑…

5

ノーカラーベイビー コミック

奥田枠 

わんこ攻め×健気受けがお好きな方にお勧め

雑誌『Dear+』で何話か読んでいて、コミックス化されたら買おうと思っていた作品。

他の方も書いていらっしゃいますし、ちるちるさんでも某トピで若干話題にはなっていますねえ。私も『Dear+』を読んだ時のレビューでも書いちゃったのですが、この方の絵柄が緒川千世さんとそっくりなんですよね。『Dear+』を読み始めたとき、緒川さんが別名義で描かれたのかと思ったほど。でも、読んでいくと緒川さんの絵柄…

18

心を殺す方法(3) コミック

カシオ 

ドロドロな世界へようこそ

待ちに待った3巻と4巻。発売を楽しみに待っていました。

1巻・2巻で、ぐちゃぐちゃな関係になった、春樹と英さん、そして光の関係。

どんな卑怯な手を使っても、なにをしても、春樹を手に入れたい光の手によって壊されてしまった春樹の安穏とした英さんとの関係。

そこからどんどん春樹が壊れていく。
優しく、清らかだった春樹の転落に胸が痛む。

光は春樹を壊したいわけではない。ないけれど…

5
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