サガン。さんのレビュー一覧

たとえ背徳の罠に堕ちても 小説

いとう由貴  門地かおり 

ちょっとCDでも聞いてみたい(そんなものありません)

前々から気になっていたものを読んでみました。
お話は「たとえこの恋が罪であっても」のスピンオフ作。
「たとえ~」の方はCDで聞いててちょっとしたホラーでした(笑)
その後、どうやら続編小説が出ているようなのですが、それは飛ばしてあえてスピンオフで。
というのも、こちらの主人公となるエドワードが気になったからです。

「たとえ~」の段階ではミズキに対していい感情を持っていなくて、悪巧みで…

3

花は咲くか (4) コミック

日高ショーコ 

ここにきて。

遂に4巻発売ですね。
長かった。
毎度のことながら長かった。
しかし、それさえも表紙見た瞬間、うっとりしてしまうためのスパイスのようにさえ感じてしまう。
嗚呼、日高さんの絵ってなんでこんなに美しいの…。

さて、本編。
桜井と容一はもうなんていうか、もだもだしてなかなか収まりはつかないんだけど、なんかどうにもセット感満載である意味、痴話喧嘩のように見えなくもない感じがあって。
この…

7

「花のみやこで」特典ペーパー 特典

こんなところで…。

「花のみやこで」特典ペーパーです。
幼き日の基晴くんと晶くんですよ。
非常に2人ともかわいいんですが、この展開だとこの時点では晶くんの片想いですね、残念。
てっきりプロポーズ的なことを基晴くんが言ってくれたのかと思ったのに…。
なんてオチがついてるんだ!
お手伝いさんて!!
無邪気というかなんというか…。
こんなところでさりげなく身分差かよーみたいな。
それくらい住む世界が本来違っ…

0

花のみやこで コミック

宝井理人 

ずっと大切に想ってた。

宝井さんの新作は「花のみぞ知る」のスピンオフ。
まさかあの辻村先生にこんなお話があったなんて。
でも、だからこそ、あんなにも温かく見守っていてくれるようなところがあったのかなと思ったり。
となると、宝井さんはこのお話まで見越した上で「花のみぞ知る」も描かれていたのかな?

さて、そんな「花のみやこで」
辻村医院の次男・基晴と友人・蓮見晶の物語。
最後まで読めば悲恋ではあったかもしれな…

6

未知との遭遇 コミック

腰乃 

かわいいじゃねぇか、ちくしょー!

腰乃さんの新刊ですね。
早速買ってきたわけですが。
………正に「未知との遭遇」でした。
まさか男性下着にもこんなにもランジェリー的な世界があったとは。
ああいうのは女性だけなのかと思ってましたよ。
ああ、びっくり。

最初見た瞬間はおパンツがアレな渋谷が変態さんなのかと思ったんですが、行動などを見ていくと完全に本田の方が変態さんですよね。
おパンツが見たいというよりも渋谷の表情が見…

5

背中合わせの恋 Vol.1 CD

続きが楽しみv

「楽園のうた」のスピンオフ作品だそうですね。
私はそちらもこちらも未読で未聴なんですが。
キャストに松岡くんが出てたことと、あらすじとか見てて面白そうだなーと思ったので試しに買ってみました。

まず、なかなか好みな展開。
好きになって、バレちゃダメだって踏ん張って。
でも、踏ん張りきれずに告白することになって。
でも、実らなくて。
それまでとは少し違う距離で接して。
そうして、ず…

3

オープン・セサミ CD

どれもこれも三木さん。

結構古い作品ですね。
久しぶりに聞いてみました。
お話としては認めてはいないものの最初から両想いのような。
そもそも、自分の感情を自覚して逃げ出したところから始まってるのも珍しいかも?
気持ちはあるもののそれを押し隠して接する拓磨。
それらしいことを由貴に言われても何気なくかわして。
そのうちに由貴の異変が明るみに出てくるわけですが。
………多重人格障害なんですよね。
幼少期のトラ…

2

NightS コミック

ヨネダコウ 

CDが楽しみですね♪

待ちに待ってたヨネダさんの短編集ですね。

「NightS」
運び屋とヤクザというあらすじを読んだだけでテンション上がってたんですが、なんですか、アレは。
穂積のキャラがなんとも…。
あの飄々とした得体のしれない感じ。
それが最後まで崩れることなく得体がしれないままというか(笑)
ちゃんと惹かれ合う心はあるのに、あれ、そうなるの?みたいな最後とか。
ベッドの後の妙にかわいくなった唐…

4

セラピストは眠れない CD

がっつくところが好きですv

偶然の出会いから互いになんとなく気になって。
それきりにするのは惜しいような気持ちがあって。
外村は碓氷に対してだけ「出張ホスト」という仕事を続け。
碓氷も外村と過ごす時間を大切にしていて。
けれど、その感情がどこから来るものなのか自分でもわかっていない碓氷はそれを金で繋がった関係としか見れなくて。
気持ちが募っていくほどに、そんな関係が嫌になる外村とすれ違ったりして。
碓氷の友人であ…

1

追憶の庭 小説

栗城偲  梨とりこ 

せつない恋の向こう側。

出会いはある意味、偶然。
祖父の同居人・閑野と絶縁状態になっていた孫・大和。
接点がなかったはずの2人が絵を生業としていた祖父を通して近づいていく。
それでも、最初は同じ空間にいるだけの接点のない他人のような。
それが少しずつ気持ちがめぐりめぐって。

せつない片恋が静かに漂っているようなお話でした。
祖父に叶わぬ想いを抱く閑野。
その祖父が秘めている閑野の祖父への深い深い想い。

4
PAGE TOP