茶鬼さんのレビュー一覧

被虐の檻 小説

砂床あい  鬼塚征士 

味方は一体誰?

ここ最近医療関係会社モノ続いていますね。
今回は、色々な萌え要素がてんこ盛り♪
まず、双子の兄弟の禁断の関係。
秘書と社長代理である主人公の下剋上的主従萌え。
その秘書が繰り出す、敬語攻めにオムツプレイのあげくの失禁!
主人公自体のドMの印象は受けなかったのですが、それでも酷くしてほしいという被虐趣味、そして抱えるトラウマ。
また、お話も時期社長のイスを巡る密かな争いに、一体主人公の本…

4

太陽の下の17歳 コミック

西炯子 

ほろ苦い青春たち

今、一般コミックで人気の作家さんは少なからずJUNEの世界を通っていた、とは必ずしも言えないけれど、でも、現在BLで人気の作家さんが一般青年向けでも活躍、躍進をされているのを見ると、やはりBL表現というのは繊細で人の心の機微の表現がすぐれているんだろうな~と思うのです。
90年代はまるっとマンガから遠ざかっていた身には、その頃の作品がこうして新装版として拝めるのは大変に嬉しい。
この西さんの作…

5

堕天使の島(文庫) 小説

山藍紫姫子  小島文美 

これもある種の青春小説

耽美小説といえば山藍作品というくらいに、それは突出しているのですが、この作品は表現に耽美的な言葉が入れられていながらも、どちらかといえばJUNE的な青春物語だったのだ、と読後の感想です。

人を殺すほどの犯罪を犯し、少年院に入っていながらもその引き取りを拒まれ、いらない人間と烙印押されたも同然の社会から葬り去られた少年達が送られる先は、まるでアルカトラズのような孤立した個人所有の島での収容所と…

4

恋は苦く密やかに 小説

高塔望生  小池マルミ 

似た過去を持つ二人

多分初読みの作家さんです。
表紙のイラストも落ち着いた色目で派手さはなく、さほど目を惹き寄せられるものではないのですが、このちょっと古い感じの表紙が妙に気になり賭けに出ました。
結果・・・・当たりました!!
淡々とした中に、自分の中のの弱さとかトラウマを、狡さに引き替えて生きている、働く男の姿が描写され、その仕事を通して彼等が互いを知るという部分に、大人な感じを多いに受けて、実に堅実な作りで…

2

男子キャバクラ ~純情うさぎ~ 小説

神香うらら  水樹氷 

思わず気分はスケベオヤジ♪

いかにも、な可愛らしいイラストは余り好みじゃないんですが、題名自体に興味津津wそして題名自体に萌え~♪♪
この表紙のコスプレ男子、22歳です(爆!)
そして後ろの男前は21歳の年下攻め。
この22歳が、おぼこで純粋で素直で感じやすくて、ある種の天然なんでエロいことwww
コスプレも楽しめて、なかなかよかったですよん♪

この主人公・真季は大学院進学を決めている外見さえない大学4年生。

2

そして世界は色づいた 小説

橘りたか  高星麻子 

一つの印象だけで収まらない変幻自在さ

この作品に、色々とまんまと(?)裏切られましたw
まず、あらすじを読むと何だかはすっぱなフリーター男子と殺し屋の組み合わせ。
きっと内容も、多少ハードボイルドを含むアクション系のものなのかな?
そして、イラストは、高星さんのきれいな絵でしょ。
この方の描く主人公少年のイメージが綺麗なはかなげな上品な少年というイメージがあって、このあらすじから受けるフリーターのイメージが全然しない。
殺し…

4

OPERA vol.25 甘々(アンソロジー著者等複数) コミック

あのお方が復活の次号が気になる!

何と!本編より巻末にある次号予告に胸がわくわくしてしまった本号♪♪
今月、「楽園」を始め太田出版のwebなど、活動を再開された中村明日美子さんの中断していた「空と原」次号から連載が再開になります!!
そして、「同級生」「卒業生」のプロジェクトが進行するそうで、その内容は次号で明らかに、とのこと!!
ああ~もう、ワクワクして今から待ち遠しい☆
しかし、無理しないで身体に気を付けてやっていって…

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約束の刻-とき- コミック

みなみ恵夢 

みなみ恵夢ワールド

この作家さんの揺るぎない独自の世界観というか、作風は、他作家さんの作品の中でも頑固なまでに変わらないというか、確固たる世界を確立していて、それが万人に受け入れられないとしても、すごいことだと思います。
また、今回も神話の世界の話をベースに展開されるシリーズと、いつもの独特の禁忌の世界を、これまたいつもの「あれ?この先は?」という余韻を大いに残すエンドの持って行き方で見せています。
そして、深刻…

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ココロノイロ 小説

栗城偲  斑目ヒロ 

形にできないイロ・色・イロ

小さい頃から想いを口に出せなくて、絵を、というか色を塗り重ねることで表現してきた少年が主人公。
その想いを込めた色の意味を的確に感じ取り、それが自分の求めていたものだと、一途な気持ちを寄せる同学年の才能ある同級生よって、心を開かれていくお話は、その色が見えるようなきれいなお話でした。

主人公・天音がずっと色を塗り込めている絵は、義父となった絵画講師への叶わない恋心。
それを入学式の日、美…

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続 トラさんと狼さん コミック

春野アヒル 

うーむむむ、、、複雑

大好きなこの「トラさんと狼さん」シリーズ。
前の巻で二匹の寿命の長さの違いに言及され、狼さんが自分が先に逝ってしまったら、、と甥っこを紹介している話がありましたが、せめてそこでお話は止めてほしかった。
まだ続いたってことは、何か起きてその寿命の件をクリアさせなくちゃいけないことは明白。
そうなれば、何となく想像できちゃう。
ファンタジーはファンタジーのままに、楽しく幸せに夢見させていて欲し…

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