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ナツ之えだまめ 高崎ぼすこ
茶鬼
ネタバレ
このレーベルの趣旨「女性による女性の為のエロティックな恋愛小説」、この本はそれを体現した作品となっていたと思います。 読み始めた最初の印象は、”女性ファッション雑誌に掲載されている連載恋愛小説” そんなライトさと肌触りの良さが感じられました。 高崎ぼすこさんの表紙イラストが魅惑的でそそられますが、中身の白黒絵のインパクトがちょっと表紙のカラーに比べて落ちてしまうのが少し残念。 もっとスーツ男…
ユキムラ
ちょっとエッチ少なめイメージのユキムラ作品が、何と麗人で、毎回エッチ有♪ 表題を含め、読後の満足感といったらそりゃぁない。 この1冊の厚みが倍以上にも感じる、バラエティに富んだ内容ですっごく大好きな1冊になりました☆☆☆ 【So cute?】【So what?】 小さなイタリアンレストランのオーナーシェフ小野寺と、そこに出入りするワイン販売営業の森園が主人公。 飲めない小野寺の代…
小嶋ララ子
11年のプランタンから出版の作品『君とパレード』の主人公、秀緒と智沙のその後のお話。 塾講師と高校生として出会い、遠恋を挟んで同居するに至った前作。 甘くてちょっぴり切なくて、そんな二人に再び切ない出来事が・・・ 秀緒は智沙が大好きで、とても可愛くて、 智沙も病院ではツンとした表情なのに秀緒の顔を見た途端蕩けるような顔になる、 それほどまでに愛し合って、甘い甘い二人なのにどうして? …
鳩村衣杏 小椋ムク
他の3冊の既刊フルール文庫と比べるとライトで調子良くってとても読みやすい。 題名が『会社は踊る』だからではないだろうが、お祭り騒ぎの好きな会社(というかお祭り男?が登場)が舞台だからというわけでもないだろうが、浮足だった(悪い意味でなく)お話自体が”舞台”のような”ミュージカル”のような、そんな印象を受けるお話。 大学出版局の編集をしていたがワーカホリックが過ぎて体調を壊し、全く分野違…
紫妲たかゆき
作家さん3冊目のコミックス。 振りかえってみると、それぞれの作品はバラエティに富んでいてどのコミックスも違う味を味わえる、そんな幅の広さを感じます。 今回はこの表題と淫魔モノで構成。 今回もオヤジが登場しなかったか・・・ちと残念だ。 チョロっと表題にオヤジっぽい外国人が受けの元恋人で登場するのだが~まだオヤジものはOKが出ないのか(笑) 高校時代、鎮目には自分にスイーツを作ってき…
いつき朔夜 香坂あきほ
隠した本音、そして自衛隊の迷彩服、題名のカモフラージュは上手い事掛けたなと読み終えて思いました。 そう、今婚活で大人気の自衛隊♪ガチが多いと噂の自衛隊、タンクが人気の自衛隊、火力演習が大人気の自衛隊、、、私の大好きな自衛隊♪ すみません、、、でもね、そんなにがっつりでもないのでご安心を。 九州のとある駐屯地が舞台、そこでの隊員の日常や行事も交え任務の中から、きちんと主人公達の「恋愛」のお話と…
桃月はるか
題名に「続」とある通りに3年前の作品の続きになります。 作者さんも驚いてましたが、読者も驚いた! 人気作家が飼い犬を亡くして創作意欲が失くなっているところに、新人の担当編集の畑野が「何でもしますから」と言った為に犬にされちゃったお話が前編だったのですよね。 まぁ、犬といっても愛玩そして、今回の話しでその「犬」の本当の意味が明かされますから、ある意味本物のハッピーエンドの行きついた先、という事…
アキと美里が同棲を始めてもう9年。 美里は執筆なんだろう、夜通し仕事をして朝方寝て、またアキが制作で夜更かしをしたり、多少の生活ペースのすれ違いがあれど、それでも「二人の生活」として順調に行っている様子が伺える。 午後12時過ぎ、前日午前三時まで仕事で切羽詰まっていたアキもまだ寝ていてインターフォンに起こされる。 玄関へ出たのは美里、そして訪れてきたのはアキの先輩で同性愛を嫌悪していたは…
朝丘戻 小椋ムク
『春恋』のラストで5年目の再会をしたアキと美里の二人。 その後の彼等がまとまるまでのこの本作は、コピーの文字「そしてアキの色に、染まるまで」たしかにそうかもしれない。 同性愛がマイノリティーであること、まだ学生という年齢であったこと、その他青年期のあれやこれやがテーマだった前作は非常に現実を帯びたものだったのに、 この作品では、主人公二人は「BL」の主人公となり、 彼等を取り巻く、マリ…
名倉和希 水貴はすの
多分コメディだと思う、いや、きっとコメディだ。 名倉作品コメディによく登場する本人至って真面目の天然がゆえに、どこかズレているキャラクター。 それが結構健気な純愛の様子を呈しているところの、真面目に行ってしまうと王道のベタコテになってしまう部分をちょっと抜かせたその配置は、絶妙に楽しませる♪ この微妙なずらし方のノリと展開が大好きだ☆ それは、誤解思い込みでお付き合いが進行してしまうところ…