total review:290634today:9
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
336/456(合計:4552件)
高尾理一 あじみね朔生
茶鬼
ネタバレ
15年間アマゾンで暮らした野生児が日本に帰って来た! アマゾンといえば、木原作品の「無罪世界」という痛い作品がありましたが、これはどちらかといえばコメディ路線。 あちらは原住民に浚われて日本語も文化も全く皆無でしたが、こちらはアマゾンで暮らしていたといえど、日本人の学者両親がいて。 あちらは、片方の従兄弟が詐欺まがいのズルイ男だったのに比べ、こちらはまっとうな常識あるサラリーマン。 比較し…
朝丘戻 テクノサマタ
浅丘さんの描く登場人物はどこか人間として欠けている人が主人公なことが多いと思う。 今回も、T大を出ながらも人づきあいの全くできない、人に関心のない予備校教師が主人公として登場している。 そういう点で、彼を受け入れることができればとても感動的な話であるし、受け入れることができなければ、キレイなおとぎ話で終わってしまうだろう。 絶対ありえないことだろうけれど、自分はあえて受け入れたい! 彼が、…
曽良×芭蕉オンリーの豪華な一冊。 ページ数が少ないので、各作品はどちらかというとギャグ寄りのキャラを際立たせた作品が多い。 しかし、そんな中でも切なさを見せるものもあったりして、バラエティ度はとても高いと思います。 最初一本目の『たけくらべ』はオープニングにふさわしく、この主役2人の関係をコンパクトに表現している。 他の弟子に比べて才能がないと周りに言われているのに、自分を引きたててく…
魚ともみ
作者さん初のコミックだそうです。 何かスゴク濃いんですよ~! 何が濃いって、キャラもエチも絵も? そして、物語展開が男らしいというかウジウジしてないというか、エロいのに、何だか体育会系のノリがあるので、短いページの中であっという間に服脱いで即エチーーwwとなっても、「お前ならしようがないなっ、、」(←何だ?コレ)って、こざっぱりしてしまっていて。 でも、濃いんです~~! ということで、少…
楢崎ねねこ
GUSHで2冊同時発売の楢崎ねねこさんの作品は、自分的にはこちらのほうが好み。 だって~~~まさかのアラブ受けv しかもツンデレの無自覚ドMで、おいしいったらありゃしません!! といっても表題ではないんですが、これがすごくツボでよかった。 何不自由なく暮らすアラブの王族の息子のナジムがホテルで見かけた花屋の幸が、子羊ちゃんみたいで気に入って自国に拉致して帰るんですが・・・ まさかの下…
杉原チャコ
幼い頃のトラウマで、愛想笑いが上手くなってしまった貧乏作家の久志は、それのおかげで商店街のプチアイドル。 沢山おまけをもらったり、ただで食品をゲットできて、今住んでいる町はかなり居心地がよい。 そんな彼に惚れて口説く男が2人。 魚屋の長男・静瑠と、肉屋の群真。 さて、どちらを選ぶ?? この話、、、カプになるはずの男の存在感の薄いこと薄い事!! もう一方の、ちょっと腹黒い手を使っても…
成瀬かの 穂波ゆきね
前作が”少年花嫁モノ”だったのかー!?と地雷だったにも関わらず、意外に冷酷なマフィアの姿も描写され、なかなか良かった作品の続編。 どう見ても発育不全のショタにしか見えない里久を猫かわいがりするクラウディオの姿にアマアマ展開を危惧し、里久が誘拐されてという当然予想されるストーリー。。。 し か し!! 今回も光と闇、そして天使のような里久はおバカではあるけれど、それなりにクラウディオには見せな…
北別府ニカ
表題カプより脇カプが気になって、そして気に入るというのはどの、誰の作品でもよくあるわけで、これもそんな一冊。 他に、同級生モノが2編で、ヘタレ男や乙女男がいい味出してました♪ 表題は両親を亡くし、父親の弟の元へ引き取られた剛のお話。 おじさんには男の恋人がいて、一緒にレストランをやっているパティシエの有希も同居していて、剛にはお父さんが3人☆ 剛は甘い匂いのする有希が大好きで、家族では…
水戸泉 葛西リカコ
近未来を舞台にした、DNA操作が当たり前になった時代を背景にしたホラーチックストーリー。 SFといっても、特に遺伝子界について特化してしているので要旨はピンポイント、明確で寄り道がないので、実に分かりやすく謎とおどろおどろしさが際立っていていい。 未来的双子モノの一種とでも呼んでもいいかな?w 遺伝子の研究が進み、その操作によって不老不死さえ身近になった近未来。 その研究は、ありのまま…
水城せとな
この8巻でラストです。 思春期から、それなりに皆それぞれのトラウマと思いを抱えて、波にもまれ、漂い、悩み、苦しみ、そうして一つの決着を付けた姿は、 少年から青年へ、大人への扉をあける為に必要な関門だったのですね。 彼等は、そこの中から一つの道を選んで進んでいきます。 それが正しいのか、悪いのか、今はわかりません。 この選択が、これからの彼等の糧になることは間違いないし、その正非は、もっと…