茶鬼さんのレビュー一覧

シナプスの柩 II CD

熱演でした

「1」の続きは記憶を失くした水斗の育成をしながら、学会の準備でコテージにこもっているシーンからです。
この頃になると、水斗の記憶の底に記憶をなくす前の水斗の記憶”あの人”が現れて、それを樋口に教えるようになります。
「本当は”あの人”に会いたいんだ」と男泣きして言う樋口@小西さんがよよかったです。
子供に戻った水斗といたしちゃうシーンはちゃんと青年×大人な具合ですが、「今夜も一緒に繋がろうね…

8

間の楔 4 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

ツンツンツンもいい加減にそろそろツンツンデレくらいになってくれ

表紙にイアソンが戻ってきて久々にリキとの2ショットです。
カラー中扉は、イケメンブロンディー軍団でまぶしい!
ということで、スラムからエオスにペットとしてリキが戻ってまいりました。

クーガの息子をたぶらかし、ガーディアン地下の秘密を見た為追われることになったキリエがリキの家に籠城しておりますが、リキは一刻も早く大嫌いな彼を追い出したい。
そこへブラックマーケットの元締めスカーフェイスの…

2

シナプスの柩 I CD

良いものはよい、やはり感動するです

医療現場を舞台にしたシリアスな原作が超お気に入りの作品、やっとCDを聴きました。
ただ一言、よかったです!原作と同じ所で涙しました!!

自分にとって水斗は心の奥底に現実から逃れたいとあがいている気持ちをとにかく抑え込んだクールビューティーなイメージでした。
クールビューティーといえば神谷さん・・・だったので最初野島さんの声に違和感を覚えつつも、次第に感情移入。
5階から飛び降り自殺を図…

3

花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

盲目の愛は自滅を望んだ

「凍る月」シリーズに登場した獣人グループリーダー須王と、巴のお話「花の残像」の続きになります。
「花の残像」では須王を盲目的に敬愛するヨハンに陥れられて、巴が姿を消すところで終わっておりましたので、その待望の続きです。

巴が行方不明になってから二年の月日が経ったところから始まります。
実は巴は謀略した主のヨハンが知らないところで、記憶を失って酷い扱いをうけていたのです。
後書きで、作者…

0

龍と竜~銀の鱗~ 小説

綺月陣  亜樹良のりかず 

小悪魔、筋金入りの本物でした

前作「龍と竜~白露」から8年後、小悪魔の片鱗を見せていた当時5歳の颯太も13歳、反抗期を迎えていよいよ本物の小悪魔になりました。
しかしね~やはり相手は次郎さんだったか、、やはり、、
次郎さんは多分年齢的に40前後のはず、おい、犯罪ではないか!?
ご安心ください、最後まではいたしておりません。

実はこの颯太キャラ、自分的には嫌いなんです。
不幸な過去があるからしようがないんですが、そ…

2

涙の中を歩いてる 小説

水原とほる  梨とりこ 

今度の受けはちょっと違う

今回は小児性愛疑惑の真正ドSのお医者様が攻めであります。
かたや受けは健気ですが、きちんと世間とコミュニケートできているまともな乙女男子です。
攻め様が鬼畜でしかも自分の気持ちをなかなか吐露しないので、水原カラー特徴の淡々とした展開はそのままですが、今回は受けが、健気でただただ耐えるだけではなく、きちんと自己主張して、自分から進んでいく前向きな、しかも女子より乙女な性格の男子の組み合わせでした…

5

ロープマン コミック

わたなべあじあ 

数々プレイに満腹です

シロときーちゃんの変態SMカップル。
高校生でもう極めちゃうんですか!?
でも、きーちゃんの過去が影響している設定が、トラウマものだったりして、ストーリー重視のものなら、もっとシリアスにエロしていくものですが、そこはJUNEピアス、そしてあじあさん!
面白おかしく変態チックなぶっ飛び展開にしてくれて、ハッピー☆
フィストって、きーちゃんがされるのかと思ったら攻めのしろさんが!
まあ、愛が…

2

SWEET コミック

井ノ本リカ子 

青春SEX短編集

すべてのお話が最初から最後まで”やってる”一冊でした。
物語の主人公がほとんど高校生であることから
言葉によるコミュニケーションでなく、体のコミュニケーションが優先しているお話に見えました。
なので、ストーリーや気持ちの移り変わりがすべて行為で表現されているような、これも表現手段の一つだなと。
この作家さんの他の作品を読んでいないので、どんなカラーの方なのかわかりませんが、絵はうまいと思う…

1

しのぶれど コミック

大竹直子 

性春ですっ!

「白の無言」の登場人物、高橋と桐島の学校時代と旅行のお話。
「白の~」がとても悲しい終わり方でしたので、これでお口直しをして萌えてくださいね、っていう作者さんのあたたかい親心のお話かと思います。
幸せになってほしかったからなぁ~

エロシーンは高橋の妄想でほとんど進んでいきます。
いまどきの高校生の学生ライフと違って、桐島がとっても礼儀正しい固い性格なので、ちょっと軟派な高橋といいコンビ…

1

白の無言(しじま) コミック

大竹直子 

ノーブルで禁欲的な日本男児

軍ものは数々あれど、日本軍の軍服って菜っ葉色で今一つかっこよくない~色気が余り感じられないのよね、と思っておりましたが、この大竹作品に出会って萌えました!

昭和5年、陸軍士官学校予科の同期となった美男の双璧高橋と桐島。
二人の成績は優秀でいいライバルでした。
高橋は官僚を父に持つ裕福な家の出。
桐島は芸妓の母を持つ、陸軍将校の妾腹の息子。
その自出と母譲りの美貌の上、成績優秀な為、嫉…

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