Krovopizzaさんのレビュー一覧

彼らの恋の行方をただひたすらに見守るCD「男子高校生、はじめての」 (第3弾  生徒会役員の密かな謀) CD

素晴らしい大人カプw

このシリーズは今回初聴きですが、
第1弾と第2弾も買っちゃおうかなーーー…
そんな風に心が揺らぐほどクオリティの高い一枚でした!

一番の収穫は、BLCDメインでは初聴きの竹内良太さん。
若干こもり気味ですが、低音美声がとても耳に心地よいです♪
余裕ありげな言葉攻めもカッコいいですが、何より、興奮してるときの声の上擦り感がド変態っぽくて絶妙です。
後輩というより歴戦のスーパー攻め様に…

14

愛する 小説

菅野彰  高久尚子 

「愛する」を貫く物語

タイトル通り、受けが攻めをひたすら「愛する」話。
その愛に対する見返りや大団円等、物語に大きなカタルシスを求めてはいけません。

美大1年生の由多(受け)は、絵画教室の講師・凌(攻め)のことが好き。
美大合格後、彼に想いを打ち明け、恋人のような関係になるも、凌は由多にキス以上のことはしてこない。
凌の母校でもある美大には、彼の過去を知る講師がいて……というような話。

「宗教画の天使…

8

悪癖でもしかたない 小説

中原一也  高緒拾 

男臭さMAX!

中原一也さんは昔から好きな作家さんですが、ここ最近、元々の持ち味だった男臭い作風がより洗練されているように思います。
性・金・暴力の世界に生きる男たちの絆や、男が惚れる男の魅力などが見事に表現されていて、その世界観にとても惹きつけられます。

まず受けの鬼島(経済ヤクザ・31歳)が魅力的。
工場経営に失敗し自殺した両親にかわり、ずっと弟の面倒を見てきた苦労人(そして超ブラコン)。
それで…

13

フィフティ 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

ファン必見のラブラブ掌編

『フィフス』の後日談(表題作)と、全キャラ登場の同時収録作が、半々くらいの構成。
表題作は、もとは新書版『フィフス』の後半に書く予定だったお話だそうです。

大きな展開はありませんが、このカプ好きには堪らない、甘くしっとりめな後日談となっています。

あらすじ:
巽と恋人になって約3ヶ月。
榎本は、多忙な巽となかなか会えずモヤモヤ。
おまけに、巽を尊敬する若い秘書・守田に、巽と別れ…

9

火曜日はもう待たない 小説

火崎勇  yoco 

あとがきに要注意!

あとがきを読むとオチが分かってしまいますのでご注意を。
本編だけ読んでも何となく予測のつく話ではありますが、ネタバレなしで読んだ方が新鮮な驚きを味わえると思います。

あらすじ:
ネット関係の会社を経営する長門(攻め・「俺」)は、行きつけのバーで加藤(受け)という美青年と一夜を共にする。
加藤を気に入る長門だが、加藤は連絡先を明かさず、会いたければ火曜の夜に同じバーに来るよう告げ…‥

13

麻酔科医の策略 小説

春原いずみ  明神翼 

本格医療BL

医療ものに定評ある春原いずみさん。
今回の新作も、医療現場で働く人々がリアルに描かれており興味深く読めました。
勉強になるのに小難しい感じはなく、スッと頭に入ってくる書き方をされているのが上手いなぁと思います。

あらすじ:
麻酔科医の浅香(攻め)は、 北海道で学会を終えた夜、心臓外科医の靑井(受け)と一夜を共にする。
後日、彼と同じ病院で働くこととなり…‥

物語の舞台は、心臓外…

7

デンパ男とオトメ野郎 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

改名して臨む新境地か

B-PRINCE文庫の新人賞受賞作。
作者は井上ハルヲ(オハル)さん。
改名後初めての作品だから新人扱いなのか?
何にせよ、持ち前のキャラクター造形とお仕事描写の見事さは健在でした。

刑事部鑑識課の柏木(受け)は、映画館で出会った行きずりの男と寝る。後日、その男が公安部の管理官・西村(攻め)と判明し…というお話。

デンパ男とオトメ野郎なんて一体どんな珍味なのか、興味津々で読み始め…

19

よしはら心中 帝都万華鏡秘話 小説

鳩かなこ  今市子 

年下攻めの水面下の成長にグッとくる

シリーズ五作目の舞台は、大正デモクラシー以前の吉原。
既刊とリンクしていますが、本書単独でも読むことができます。

吉原遊郭の跡取り・夏洋(攻め)と、四歳年上の奉公人・久助(受け)。
久助に密かな欲望を抱く夏洋は、ある夜思い余って久助を犯してしまう。
それから数年後。夏洋が楼主となり、何事もなかったかのように見世を切り盛りする二人だが…。

第一章は青年期の夏洋視点、
第二章は数年…

3

帝都万華鏡―たゆたう光の涯に 小説

鳩かなこ  今市子 

堅実なシリーズ集大成

シリーズ四作目は、第一作目の京介×琢馬の続編。

スランプと亡き妻への罪悪感に苦しむ琢馬(受け)。
京介(攻め)に縁談が来たことも手伝って、何となく京介と疎遠になってしまう。
すれ違いつつも、互いのため覚悟を決める二人の姿が感動的です。

縁談関係ですれ違うというパターンは、すでに二作目と三作目で使われているため、ややマンネリ感があります。
しかし、大正時代を舞台に男同士の恋を描くと…

2

帝都万華鏡―桜の頃を過ぎても 小説

鳩かなこ  今市子 

日本語の美しさにうっとり

大正時代の東京。
苦学生の琢馬(受け)は、進学先の学校で繊維問屋の次男・京介(攻め) と出会う。
琢馬の詩を京介が偶々読んだことで、交友関係が始まるが…。

鳩かなこさんのデビュー作。
攻めの受けへの10年越の片想いが、やや古風な文体で情感豊かに綴られます。
冒頭の学生時代から一気に10年後に飛ぶ大胆な構成も物語にドラマ性を持たせています。

学生時代から10年、琢馬を想い続ける京…

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