麗音さんのレビュー一覧

愛にふるえる小説家 小説

橘かおる  タカツキノボル 

飼い主に溺愛される人馴れしない臆病な子猫ちゃん

怪我で療養中のカメラマンが、家事能力のない有名小説家の担当編集である友人に頼まれて家政婦をすることになるというのがことの始まりです。

家政婦と小説家というキーワードで菱沢九月さんの「小説家は懺悔する』のシリーズと崎谷はるひさんの『きみと手をつないで』を思い出しました。
ストーリーは全く 違いますがこの組み合わせ結構好きだと気がつきました。
それに、榎田尤利さんの『きみがいなけりゃ〜』のよ…

2

理不尽な求愛者 小説

火崎勇  駒城ミチヲ 

探偵役の教授と男前な若手刑事が事件を解決していく推理ドラマ

好きな作家さんなのでつい評価が甘くなってしまうかもしれません。
男前受けも大好きです。

清白(すずしろ)が大学教授殺人事件の捜査のため訪れた事件現場の大学で出会った細菌学の一色教授は、頭がよくてかっこいいというのが清白の第一印象なのですが、もちろんそのことは本人には言いません。
何かと個人的なことを聞きたがる教授に閉口はしても、的確なヒントを与えてくれることから邪険にも扱えない。
だか…

2

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

明るく前向きなロミジュリ

いいですねもふもふ。もふもふシリーズではないんですが…
人外やもふもふ系は得意分野ではないので真っ先に手を出すものではないのですが、好きな作家さんで表紙絵が素敵だったので手に取りました。

タヌキ族の当主の次男佳寿が、郷の水不足解消のために仇であるキツネの一族の当主の家に忍び込んでこっそり無断で水を呼ぶアイテムを借りてくるというミッション。
なんですが、化けるにもイマイチな能力の佳寿がなん…

0

恋色ミュージアム 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

かわいい変態さん

尻フェチ征哉が惚れ込んだ柚原の美尻をみずかねさんのイラストでぜひお目にかかりたかったのですが、なかったのは残念です。自分の妄想で補完するにはちょっと想像力がたりなくて…

担当していた展示会が「美尻並木に囲まれて至福の時を過ごしたい」がための個人的趣味を実現するものだとは誰も気がつかないでしょうね。名付けて『我が夢の美尻展』とは、思わずうまい!と手をたたきました。

好きな人にもらったお菓…

5

呪文をかけるレシピ 小説

義月粧子  サクラサクヤ 

野良猫はアヒルの子でシンデレラだった

義月さんにしては珍しいスイートなシンデレララブストーリーなのではないかなと思いました。

誰もが見とれてしまうような美貌が人生を躓かせる原因となり社会の底辺でようやく生きてきた悠斗が、レストランオーナーの貴嶋に出会い幸せなっていくお話です。

悠斗は騙されてヤクザが関わる最低な労働条件で働かされていたが、証拠を集め弁護士に相談し摘発されたことで恨みを買いリンチにあっていたところを貴嶋に助け…

1

シナリオにない恋情 小説

  香坂あきほ 

セクシーでちょっと意地悪な憧れの元俳優と新人俳優の恋

芸能界ものは好きなジャンルで中でも役者のとくれば読まずにいられないです。
特に下っ端から成り上がる『ガラスの〜』みたいなのとかシンデレラストーリー系は好きです。

スクリーン上の演技に惹かれた映画俳優の五十嵐に憧れ役者の道を志した陸斗。
五十嵐が俳優から映画監督に転向し、次に彼が撮る映画のオーディションに参加することになるのですが、初対面からぼーっと見惚れてしまうような天然というか一直線な…

0

美・MENSパーティ この美メン、取扱注意につき 小説

牧山とも  高峰顕 

早く枯れてしまいたい美形変人の画家の転機

牧山ともさん、初よみです。
せりふや造語が面白いですね。
クスッと笑ってしまう場面が多くて楽しめました。

生活能力のない受けと面倒見のいい攻めの組み合わせは好物です。
『きみがいなけりゃ〜』の東海林さんとかね

面倒見のいい穏やかなスタイリストとゲイでもない変人の画家が、どうまとまって行くのか見ものでした。
ちょっとずつ近づいて、野生の仔猫を餌付けしてインプリンティングしていくみ…

1

京恋路上ル下ル 小説

夕映月子  まさお三月 

愛すべき大型犬×気まぐれできれいな猫

年下攻めは好きなほうではないのですが、この作品はとてもよかったです。
年下くんが一生懸命で一途に思い続け若者らしい元気さが好ましかったです。

作者は京都が好きで移り住んだそうで、京都の生活や古都に残る行事の様子がよく描かれていてなんだか懐かしいような不思議な空気感が伝わります。

小学生の颯馬が一目惚れしたきれいな大学生が伊織。
おませさんだね~とおもったら、伊織のほうも小学生の時に…

2

バカンスはキスから始まる~豪華客船EX 小説

水上ルイ  蓮川愛 

カラー扉絵のエンツォ&ジブラルが素敵

同人誌収録の短編がいくつかと描き下ろしの中編が読めてうれしかったです。
『恋の予感』湊との見合い前夜のエンツォ。父親に強要される良家の女性との見合いにうんざりし2度と見合いはしないというたエンツォに、この写真を見てもしも運命を感じたら見合いを設定するがもし感じなければ2度と見合いは勧めないから見るだけ見ろという。そして見た写真の湊にふと目惚れし…と第1巻に続く話がよかった。

『聖域の休暇』…

1

新人捜査官の受難 ~夜は別任務 小説

義月粧子  海老原由里 

静音が健気で男前でかっこよかった

静音は捨て子で、犯罪集団組織で特殊な教育を受け育ち、その後少年院で再教育され非公式の捜査官になったことから、無感情でマニュアル通りの言動や天然ぽいところが一生懸命で健気でかわいく見ました。

過去に潜入捜査中身元がばれ拷問され死にかけたところを別に捜査していた九條に助けられ恩人であるだけでなくひと目惚れしたという経緯があったせいで、特命である捜査局内のスパイ捜査の結果、九條のかつての相棒であっ…

1
PAGE TOP