麗音さんのレビュー一覧

12の月と、塔の上の約束 小説

六青みつみ  白砂順 

不幸の積み重ねの果てにある出会い

『光の螺旋』シリーズ第六弾とのことですが、他作品とリンクしているような描写はあまりないので世界観のみ共通ということで単独で読んでも問題ありません。

六青さんデフォルトの、理不尽にも不幸な目に合うかわいそうな受けとそこから救ってくれる攻め。
最後の甘々に至るまでの痛みや苦労を見守ることに萌えが感じられる私にはとても楽しめる作品でした。

幼いエリオンは王位継承者であるにも関わらず、父王の…

3

アンフォーゲタブル 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

思い続ければいつか夢はかなうと信じたくなる作品

明光新聞社シリーズ4冊をまとめて読みました。
話題だったし高評価なのでずっと読みたいと思っていました。
シリーズ4冊目は、新聞記者と製薬会社社員の恋物語です。

このシリーズは3冊目以外は出会いから成就までが長いです。
今回は別れから再会まで17年目かかります。
生まれた子が高校生になるくらいの時間です。
インターネットも携帯も誰もが当たり前に使えるわけではない時代の恋ですね。

3

is in you 小説

一穂ミチ  青石ももこ 

別れて再会してまた好きになる

明光新聞社シリーズ4冊をまとめて読みました。
話題だったし高評価なのでずっと読みたいと思っていました。
4冊の中でこの作品というかカップルが一番好きです。

高1で香港からの帰国子女の一束(いつか)は、日本にも学校にも馴染めず孤立していました。
3年の先輩圭輔は、使われなくなった旧校舎で授業をさぼっていた時に知りあいたびたびやってきては、何てことない会話をして帰っていくだけの存在でした。…

2

猫はいつでも甘やかされる 小説

榎田尤利  紺野けい子 

春彦の花咲く

やはり主役が好きになれると萌もアップするというものです。
なので、前作でちょっと不足していた萌をここで充填できた気がします。

前作で振られた春彦がここで新たな出会いがあります。
金髪で顔はいいけど正確に難ありな日米ハーフの青年が登場。
日本人だった父親が浮気で母を悲しませたことや、好きだった人に人種的な悪口というか差別的な発言を耳にしてしまい日本嫌いになったハーフの青年シュウが来日し、…

2

セカンド・セレナーデ CD

ヤなヤツばかりで心がささくれるけどまた聴きたくなるいい作品でした

個人的に木原音瀬さんがマイブームとなって何冊か続けて読みました。
この作品は立花慎之介さんが好きで以前から聞きたかったのですが、木原さん特有の痛みのある作品に手を出すのが怖くて聞いたことがありませんでした。
原作を時間をかけて読むのはハードルが高かったのでCDで聞いてみようと逃げ腰気味で聴きました。

一言で言うと聞いてよかったです。
話の展開は想像通り痛かったり聞いていて辛くなる場面も…

0

龍王の花嫁~青帝の華燭~ 小説

秋山みち花  石田惠美 

龍王さまの紫の上育成ストーリーでした

石田要さんの美麗な龍王さまと、愛らしい瑛鈴のイラストががとってもきれいでした。
モノクロの挿絵も多くて一層楽しめました。
いかにもな可愛い女の子みたいな瑛鈴のイラストやキャラ設定がだめという人には受け入れられないかもしれませんが、私は好きな方なのでとってもよかったです。

その昔、失った宝珠を探し求めていた青龍が漸く見つけたのは、極貧の中雪の森に捨てられた少年の姿だった。
幼く健気な瑛鈴…

0

お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

可愛い可愛いお嫁さん

高星麻子さんの絵が気に入ったので手に取りました。
もちろん黒崎あつしも大好きです。
こんなほんわかした溺愛系の話が読みたいなと思った時にはピッタリでした。

可愛い!可愛いです。

愛人だった母親が本妻に憎まれて、母亡きあと逃亡先まで追いかけてつかまって籠の鳥状態で育てられた少年 未希の初恋が叶うまでの物語。

けれど、母親が男の子でありながら男子だと相続関係で面倒に巻き込まれるこ…

3

いとし、いとしという心(2) 小説

かわい有美子  南田チュン 

狡いキツネと天然毒婦気味ウサギ

前半の『ユキウサギ』は高校生編で、荘一を密かに想う侑央と侑央を一途に恋する千秋の切ない心情が描かれていなす。
侑央が無邪気に荘一を見つめ続ける同じ時を、千秋は振り向いてもらえないことをわかっていても諦められないし告白もできない状態で見守っています。そして、追い詰められる気持ちが痛いほどに表れています。
荘一を好きだ好きだオーラを出しまくる侑央に勉強を教えたり、好物をあげたがったり、自分の気持ち…

5

いとし、いとしという心 小説

かわい有美子  南田チュン 

優しくて強い男×流され絆され受け

弱味につけこんで自分のものになれとは、どんだけ狡くて酷い男なのかと思って読みましたが、むしろ優しくて強い人だと思いました。
強引に体だけでも…とはいってもそうは鬼畜だったり痛いプレイはないので、長年の想いがついに溢れてしまったという愛情が感じられたので、私的には萌えプラスワンな評価です。

千秋は何の罪もないのに、ただ次男だというだけで家族中から蔑ろにされいないものとして育って来て、よくここ…

4

銀の雫の降る都 小説

かわい有美子  葛西リカコ 

静寂に流れる時の中で見つけた一つの愛

二人の始めての出会いが孫とお爺ちゃまの年齢差。。。
と言ってもそもそも寿命の違うで違う生物と言うから比較になりませんけどね 。

この二人、普通なら生涯交わることなく終わるはずでしたが、偶然に出会いお互いを支え慈しむために存在することになるのです。

****** ネタバレ過ぎるので以降は未読の方は読まないでくださいね。******

大国の名門家の生まれでありながら遺伝子の異常…

3
PAGE TOP