渋茶さんのレビュー一覧

キス×キル 小説

いおかいつき  國沢智 

一馬のルーツを垣間見るひととき…な~んてね

2022年刊、リロードシリーズ18巻目。
今回は一馬にとって『高校時代に教えてもらった接点は無かったものの、顔だけは覚えていた』という教師が不審死を遂げた事に引っ掛かりを感じ、真相を探るといった次第だ。

一馬が出身校に戻ってみるといった成り行きから、当時の恩師や同級生も登場する辺り、"一馬のルーツを垣間見るひととき"とも言える内容だった。
やたらと一馬を慕う後輩くんが…

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小夜時雨の宿 小説

水原とほる  夏珂 

弟の心情が丸わかりなのだが…

2008年刊。
生涯添い遂げようと思っていた相手からの一方的な別れを受け入れてしまい、くよくよした日々を過ごしている佳史。
しかしその相手、修司が余命幾ばくもないのを隠して別れを切り出したという真相を知ったのは、既に彼が亡くなってからとなる。
真実を知り悲しむ佳史に、佳史から勝手に別れたと誤解している弟・雄司は彼を責め立てた末に強引に組み敷くのだった。

今回の話は攻めキャラとなる佳史の…

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上司の愛奴隷 ~怜悧な秘書はドS専務に溺愛される~ 小説

千条瞳子  タカツキノボル 

あらやだオフィスラブじゃないの!?

2016年、電子専用レーベルで発売された小説(中編位の長さ)で挿絵なしのオフィスラブもの。

大手流通総合商社・次期社長予定の専務・鷹城と、入社二年目の秘書・玲一の関係は本来甘々な部類にも入りそうな感じなのだが、話としてはエロ推しで見せているっぽい。
タイトルからして相当に盛り過ぎ。
その為、鷹城の完璧なルックスに人格者で周囲の信頼も厚いキャラ像と、玲一の健気な頑張り屋な一面が霞んでしまっ…

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影鷹の創痕 小説

水原とほる  立石涼 

謎の多いワル二人

2008年刊。
電子書籍で一応挿絵付きとはなっていたけれど、旧式?XMDFの形式で起こされていてサムネイル並みに小さく、引き伸ばせずに挿絵が楽しめなかった。

さて、水原さんの初期作品にはもれなく攻めDVってのにぶち当たる訳だが、今回は初っぱなからブッチ切りの痛さだ。
ヤバイ現場を目撃してしまった千紘をさらって丸裸+首輪+両乳首ピアスでペット扱いする非道さに、どこから愛が芽生えるんだ!?と…

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和カフェ瑠璃庵の妖しな日常 小説

牧山とも  Den(den) 

ライト感覚な除霊もの

2016年刊。
ライト感覚で読める除霊もので怖くない。
鎮清者(しずめもの)なる、悪霊を浄化できる能力を持っているが、本業は和カフェ+パワーストーンアクセ販売の店を経営している店長・壮輔。
バキューム級に雑霊を引き寄せまくる真秀(まほろ)に引き合わされて除霊したついでに、和カフェのバイトに雇う事になる。

といった展開で話が進んでいく訳だが…
壮輔のほうは人気の出るスイーツやアクセを作…

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お婿さんにしてあげる 小説

黒崎あつし  高星麻子 

そこはちゃんと怒らないと!!

2011年刊、『お嫁さん~』シリーズ4冊目。
この巻は前作の登場キャラとの繋がりが薄いので、シリー全部読むのはちょっとしんどい、でもどれか一冊試しに読んでみたいって場合に勧められるかな。
ちなみに受けキャラが30歳近いせいか、6作中で一番ベッドシーンが多かったかも。
無理矢理抱くに至る攻めキャラの動機が何かヘンなものだったが。

幸哉側に事情があったとはいえ、弟のように可愛がっていた秀人…

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花嫁いりませんか? 小説

黒崎あつし  高星麻子 

『花婿要りませんか?』のほうがしっくりくる

2010年刊、『お嫁さん~』シリーズ3冊目。
前巻『旦那さまなんていらない』に登場した鷹取家の最年少の使用人・高橋くんが攻めに昇格するよー。
ちなみに彼は年下攻め。
聡一も脇役に回って話に絡んでくるので、そちらも読んでおいたほうがいいと思う。
聡一って随分とクセ者だったのね。
印象が変わってどう理解していいのやら。

大学生時代に流生(るい)は、恩人にあたる聡一に指示されるがまま若き…

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お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

きっと早婚の巡り逢わせ

2008年刊、『お嫁さん~』シリーズ1冊目。
自分は高星さんの挿絵が好きで買い集めたけれど、確かに表紙を見る限り髪の長い美少女=TLと勘違いしそうなのも無理はない。
内容は、意地悪な身内の差し金で強引にお嫁さんとして押し付けられたのを承知のうえでありながら、初恋の人に見守られながら男の娘から男の子へ戻っていく…といった話なのだ。
そんな未希が初恋の人でもある秀冶の懐へ飛び込む経緯が相当トンデ…

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極道はスイーツの虜 小説

諏訪山ミチル  高倉知子 

昭和ドラマ風のベタなまったり感

…とレビュータイトルに付けたものの、実は2008年刊。
一応パティスリー・パティシエ呼びで、男性も甘いものが好きって主張も大アリながっつり現代ものなのに、何だか昭和ドラマ風のベタなまったり感だった。
片やケーキを敬愛するヤクザ、もう片方は共同経営していた男に体よく店を追い出された元パティシエ。
そんな二人の状況から、周囲から厄介事が舞い込んでくる割りには話の展開に波風が立ったようには感じなか…

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狗神の花嫁 小説

樋口美沙緒  高星麻子 

満身創痍の狗神さま

2012年刊。
攻めが狗神だというのにモフモフを愛でるには程遠い一冊。
何せ、おばあちゃんが急に具合が悪くなったのに、20歳になったからといきなり異世界に連れ去られ、意志疎通もないうちに狗神に襲われる状態では比呂に心を開く余裕はない。
乱入してくる八咫鴉の神と連れ合いの鈴弥も比呂を利用できるズルさがあって、ほっこりを味わうどころではない。
前半は結構ヘビーかも、な展開だった。

狗神は…

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