渋茶さんのレビュー一覧

セキュリティ・ブランケット(下) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

鼎さん最強!! だが、しかし!?

下巻は2018年刊。
大抵の上巻って気になる所で終わるので、久々に気合いを出して一気に読んだ。

しかし、何で始終迷惑しかかけなかった花房に対して、最期まで"ちゃん"付けの呼称(人物描写)だったのだろうね。
帰ってきた宮が父・マリアーノを連れてきての鼎との初対面&腹を割った話し合いの場でも、ジェシーや国生まで同席するデリカシーの無さにはイラッときた。
(ま、そ…

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セキュリティ・ブランケット(上) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

つくづく、他人の恋の盲目さって痛いな

上巻、2017年刊。
やっと凪良さん作品を読んだ。
あとがき曰く、登場人物四人交互視点との事だが、ややこしさは感じずに各キャラの個性を掴み易かった、とは思う。
ただ、各章ごとの格言めいたサブタイトルにはピンとこなかったが。

メインの四人だけでなく全ての登場人物がおしゃれで、脳内ではトレンディドラマを彷彿とさせられるものがあった。
主人公・宮から見ての叔父さんの鼎(かなえ)もおじさん(…

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子供に内緒で 小説

いおかいつき  カズアキ 

頼もしい相談者

見た目ゴツい絵本専門出版社の営業×子供向け番組の司会者。
主人公・裕真の仕事は平日15分の子供向け番組一本ながらも、6歳以下の子供達に絶大な人気を得ているおにいさんなのだ。
大型書店の絵本コーナーで子供達に親しげに囲まれている裕真を偶然見かけた塩崎は、自身の営業が行き詰っている解決の糸口として彼に声をかけ、相談に乗ってもらうのを快諾してもらえた。
最初はパッとしない印象の塩崎だったが、裕真の…

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恋する若頭 小説

野原滋  陵クミコ 

あー、自分もフニちゃんグッズが欲しいかも(笑)

2015年刊。
ちなみにタイトルにある"若頭"とは、主人公・伊吹の代表作にちなんで付けられた愛称だったりする。
コメディ好きな人ならば「え~、ヤクザ攻めじゃないんだ~、ちぇっ…」となっても気を取り直して楽しめると思う。
小説ではあまり見かけない攻め視点で、おまけにヘタレときたもんだ。
普段なら、兄弟や好きな男の子をモデルにして自作のヒロインに仕立てたりとか、片想いの人を…

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仮装祝祭日の花嫁 砂楼の花嫁3 小説

遠野春日  円陣闇丸 

第2の当て馬登場!?

2016年刊。
もうじきこの物語の4巻が発売されるのでこの機会にと3巻も入手した。
それにしても『砂楼の花嫁』がシリーズ化するとは意外だったな。
結婚したその後も読める花嫁ものってのは貴重なのだが、主人公・秋成が抱えている性の秘密設定って大衆受けするものではないのでは?と感じていたので…

外見を切り替えると男性的にも女性的にも心情が切り替わる主人公ってのは興味深いが、いくら受けキャラの…

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狼皇子の片恋い積もりて 小説

楠田雅紀  金井桂 

鈍きは幸紀ばかりなり

2020年刊。
平安皇族ものらしく所々風流な部分はあるものの、たまーに妙な所で今時な言い回しもあって引っ掛かった点もあった。
まぁ時代ものは読み慣れていないし、逆に堅苦しい言い回しとかを心配していたので、読み易ければそれで良し!!って割り切ろうと思う。

狼の耳と尻尾を持つ以外は申し分のない凛々しさと知性・品格を併せ持つ皇子に育った敦誉(あつたか)は、比叡山で帝位とは無縁の生活をしていた。…

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飴と鞭も恋のうち~Thirdキス~ 小説

いおかいつき  國沢智 

多感な男子にも飴の慈悲…なーんてね

(*注・文中にモロなネタバレを入れました。これって多分いおかさん作品では初チャレンジだと思う。)

2021年刊。
リロードシリーズのスピンオフ、捜査一課班長と彼を慕う飴と鞭のわんこ刑事達の三つ巴ラブ。
おかげさまで刑事ドラマBLだというのに肌色が眩しすぎる表紙もこれで3冊目のお付き合いとなりました…(;´∀`)

しかし、秘密の関係の三人の筈なのに、冒頭から調子に乗ってバルコニーで3…

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ヘブンノウズ 足跡 小説

英田サキ  奈良千春 

ひとつ屋根の下の距離感

2012年刊、ヘブンノウズ2巻目。
渋澤の厚意を受け入れて彼の屋敷に同居する事にした旭、ミツル兄弟。
常に暖かく見守ってくれる大人達との交流もあり、ミツルも徐々に子供らしい表情を見せるようになった。
同居人達は皆小さい子供に接するのが上手くて感心させられる。
一方の旭もイラストを描くのに集中できて申し分のない環境の中で、渋澤に惹かれ始めて意識してしまうようになる。

そんな中、温泉旅行…

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狼たちと縁結び 小説

李丘那岐  駒城ミチヲ 

良縁、くされ縁、いにしえの縁

2016年刊。
この話は、登場する縁切りを御利益とする狛犬の愛介、幣介がかつて遣えていた神様の子孫である公比古(きみひこ)を慕って、彼の元に押し掛けてきての三つ巴ラブとなる。
神社の入口に向き合って設置されている狛犬ってのも、BLに係ると人外や擬人化キャラになるのだから侮れないものだ…

よくある3Pものと違ったのは、攻めキャラ二人(二匹?)の力関係が互角ではなく、愛介>幣介のような…

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壁際のキス 小説

椎崎夕  高星麻子 

萌えと残念な点が入り混じった感覚

2010年刊。
一冊読み終えた後は萌えと残念さが入り混じった感覚だなってのが率直な感想だった。

まず、裏表紙のあらすじに載っている"最悪な第一印象"よりも、受け・啓(さとる)の壊滅的な家事能力の無さと、攻め・羽島の世話焼きぶりに目がいった。
ここから二人のやり取りで共通している性格は、独自のこだわりの強さなのかな?と伺えたのだけど…
"合わない性格のようで…

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