渋茶さんのレビュー一覧

やりすぎです、委員長! 小説

楠田雅紀  夏乃あゆみ 

真面目すぎるのも良し悪し

2014年刊。
さくっと言っちゃうと初恋の同級生と再会後、間もなく拗れたけれども誤解を解いて上手く行った流れの話。

そりゃ、小学生のクラス内でいじめを律する宮沢みたいな子はヒーローみたいに格好いいよなー。
小学校の頃の思い出って甘酸っぱいものね…
晴樹が26歳になってもカレシが見つからないのは理想が高いからじゃなく、いつまでも初恋の委員長・宮沢にこだわっているから。
そんな二人が偶然…

0

義弟の好きな人 小説

藍生有  花緒ト綸 

"義兄弟ものは攻め目線が萌える"という発見

2020年刊。
…ん?どうもイマドキの激しさが抑え目だなと感じていたら、後書きより2011年発売の小説ショコラ掲載からの加筆修正を経ていると知って納得。
色々と乱読してきて、どうも最近のものは一線を越える瞬間の激情とか濡れ場の激しさとか、読者を煽る為のものを盛り込まれている?気がしたので。
両親の再婚で義兄弟となった関係だと血の繋がりがないので禁忌度はぐっと下がるとはいえ、想像していたよりも…

0

蜜を喰らう獣たち 小説

宮緒葵  笠井あゆみ 

攻め二人の存在感が半端ない表紙(^_^;)

2014年刊。
犬の執着心に特殊設定を混ぜ込んで、紆余曲折な流れを作って一冊で上手くまとめている宮緒さんの力量はさすがだ。
それにしても、表紙からして攻め二人の存在感が半端ないね~、恰好いい!!

でも主人公は真ん中の子・ナギですよ!!
挿絵の笠井さんが遊んでいる気がしてならない(笑)

この子を巡って"エクス"という超能力特殊部隊VS闘犬・シナトと猟犬・イービス…

1

囁きは甘い蜜に満ちて 小説

かのえなぎさ  ライトグラフII 

音楽ものではなく復讐騒動ね

2006年刊。
かのえさん作品は初読み。
電子書籍で購入するのに気になるのは挿絵の有無だが、無事挿絵も付いていてほっとした。
アルルノベルズかぁ…
当時は買う機会がなかったけれど、ラインナップを眺めていると、現在は電子書籍で読めるか一部は別レーベルの新装版で読めるものもあるよね。

主人公・真郷はメールソプラノという高い音域の声が出せるオペラ歌手だが、物語のメインは音楽ものではなく攻め…

0

秘虐の花嫁 小説

遠野春日  サマミヤアカザ 

前半の被虐描写にはご注意を…

2014年刊。
ちるちる内での評価が低いのは承知だったが、どんな話なのか自分の目で読んで確かめてみたかった一冊。
遠野さんの話には時々『受けが可哀想な目に遇う』って話が出てくるんだよね。
この話では前半、受け・アイシスが可哀想どころか散々いたぶられていて、"痛い系"を彷彿とさせる被虐描写の壁がそびえているので、多少はこの手のシチュエーションに免疫がついていたほうがいいかも…

3

鬼の王と契れ 小説

高尾理一  石田惠美 

どう特化していくか見当が付かない

2014年刊。
う~ん、当然ながらこの一冊目だけではこの物語がどう特化していくか見当が付かないと思う。
バトルファンタジーとはちょっと違うな、誰と闘うってのが明確じゃない。
まぁバトルものにしろオカルトものにしろ、この手の物語上でコンビを組める間柄って大好きな設定のはずなのに、どうも萌え心に火が付かない感がある。

矢背家は平安時代より鬼を使役できる契約を結べる能力を持つ一族で、今は限ら…

1

ベッドルームキス 小説

いおかいつき  國沢智 

神宮、これでもノロケてます

2020年刊。
既に安定した感のある2時間ドラマBL、リロードシリーズ16冊目。
スピンオフを含めるとこの本がちょうど20冊目になるのだそうな。

さて、今巻より河東一馬刑事は多摩川西署から品川署に異動となったとさ。
まぁどこに移ってもワンマン捜査ぶりは変わる事ないだろうけれどね。
引っ越して新たな住まいに移る際に、一馬の部屋なら神宮もエッチ道具を下準備に仕込む事が出来ないはず…なのに…

5

陵辱! 潜入捜査官 コミック

柊柾葵 

兄ちゃん、あんたホンマに公安なんかいっ!?

2019年刊。
…はい、ワタシがこの漫画をポチったのはエロ目当てです…
あと刑事、公安ものにエロエロを掛け合わせると大抵トンチキに転ぶのではという期待も下心にありました…
その点では大満足でしたとも。
ええ、確かに先に挙がっているレビューの通りでしたがね。
それでも突っ込まずにいられないんですよ…

兄ちゃん、あんたホンマに公安なんかいっ!?…てね…

なんで毎回容易く捕まって陵…

5

嫁さんの飯がマズい!! 小説

日向唯稀  石田惠美 

激マズ飯の悶絶、再び(;´Д`)

2016年刊。
激マズ飯なるものに驚愕した『姐さんの飯がマズい!!』の続編。
前作も読んでおくのを推奨する。
まぁこれ一冊で済ますより二冊読んで、気の毒すぎる二組のヤクザ衆にじっくり付き合ってやろうや(笑)
あまりのドタバタコメディ調には好き嫌いがくっきりと分かれるだろうが、自分はこの手の笑わせてくれる話が大好きなクチだ。

今回は宿城組の若き組長・乘兒(じょうし)と建設会社下請けを切…

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姐さんの飯がマズい!! 小説

日向唯稀  石田惠美 

マズい飯から無我の境地へ!?

2016年刊。
日向さんの小説は、過去に『極・嫁』シリーズを数冊読んだ事があるので作風(ノリ)は分かっているつもりだ。
アットホーム色が高くコメディとして大いに笑わせてもらった。

記憶喪失になって川辺に倒れていた穂純は、助けてもらった吉崇と縁あって夫婦となる。
惚れた吉崇と暖かい極楽院組のヤクザ達に恩返ししようと家事一般に奮闘する穂純だが、彼が張り切って作る料理が悶絶する程ヤバい代物で…

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